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政治そのほか速

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県の誘客第3弾「山の幸」

2015-03-11 07:51:10 | 地域

 県の誘客第3弾「山の幸」


 北陸新幹線開業を前に、県は今月から、富山の「食」の魅力を生かした観光誘客戦略として、「富山湾鮨(ずし)」「とやまのおいしい朝ごはん」に続く第3弾の「とやまの山幸(やまさち)」キャンペーンを始めた。山菜や川魚、狩猟で捕獲された野生鳥獣の肉を使った「ジビエ」などの料理で富山の新たな魅力をPRする。


  キャンペーンには、富山市や南砺市などの県内のフランス料理店や和食店など8店舗が参加。料理のメニューは各店ごとに異なり、仕入れた食材や季節によっても変わる。2月に開かれた試食会では、南砺市の干し柿、富山市大山地区のイノシシ肉を使ったフランス料理などが披露された。


  キャンペーンでは、参加店の共通ルールとして、〈1〉県内の山の幸を使った1万円以上のコース料理〈2〉煮物や炊き込みご飯など「多喜(たき)込み」(炊き込み)料理を1品含める〈3〉山の幸の産地をお品書きに記す〈4〉各店独自のおもてなしをする――などの条件を設けた。「各店独自のおもてなし」では、タケノコ掘りやカモ猟の見学、温泉の無料利用など各店が趣向を凝らしたサービスを提供する。


  県観光課は「海の幸だけでなく、山の幸も豊富な県内の食の魅力を広めたい」としている。



食べて東北応援しよう ちこり村のコーナー人気

2015-03-11 07:51:09 | 地域

 食べて東北応援しよう ちこり村のコーナー人気


 東日本大震災の被災地の食品を食べて復興を応援しようと、中津川市千旦林の観光施設「ちこり村」に東北の名産を集めた「東北グルメを食べて応援しよう!」コーナーが設けられ、観光客らの人気を集めている。


  農林水産省の「食べて応援しよう」事業の一環で行われた商談会にちこり村担当者が出席。商談会で会った岩手、宮城、福島県の生産者らと話し合い、売り場を設置することになった。


  ビーフシチュー(宮城県、税込み860円)やヤマブドウのジュース(岩手県、同2600円)、ラーメン(福島県、同700円)など40種以上の食品を販売。5月には、東北の農園に実際に足を運んで現地を体験する企画も計画している。


  同コーナーは5月の大型連休まで開催予定。ネットショップ「楽天市場」とタイアップし全国への発送も可能で、ちこり村では「東北の復興支援を行うと同時に、東北の魅力を中津川から発信していきたい」と話している。


  問い合わせは、ちこり村(0573・62・1545、午前8時半~午後5時)。



ピンク鮮やかしだれ梅満開…まんのうの民家

2015-03-10 12:38:08 | 地域

 ピンク鮮やかしだれ梅満開…まんのうの民家


 まんのう町買田の松本三津治さん(60)方で、樹齢約50年のしだれ梅が満開となり、多くの見物客が訪れている。見頃は15日頃まで。


  高さ5メートルで、太い幹から垂れた細長い枝を無数のピンクの花が彩っている。昨年に亡くなった松本さんの父が大切に育て、毎年庭を一般開放してきた。松本さんは父の日誌を参考に世話を続けている。


  坂出市林田町から訪れた男性会社員(33)は「美しいと聞いて訪れたが、想像以上に立派で、風情がありますね」と話していた。


  見物者の路上駐車が目立つといい、松本さんは「周囲に配慮して観賞してほしい」と呼びかけている。



岡山後楽園 高校生以下 無料開放

2015-03-10 12:37:07 | 地域

 岡山後楽園 高校生以下 無料開放


 ◇5~8月限定


  ◇郷土愛育てリピーターに


  県は5月1日から、岡山後楽園(岡山市北区)の入園料を高校生以下に限り、8月末まで無料にする。日本三大名園の一つと称されながら、入園者数はピーク時の3分の1に減少。子どもの頃から園に親しんでもらい、リピーターを育成することで集客につなげたい考えだ。(中村申平)


  県によると、山陽新幹線の新大阪―岡山間が開通した1972年度は209万人が入園。しかし、それをピークに減少へと転じ、瀬戸大橋が開通した88年度は150万人、築庭300周年の記念イベントが開催された2000年度は92万人だった。


  その後も歯止めはかからず、07年度は78万人、10年度は66万人とピーク時の3割強に。県政総合指針「晴れの国おかやま生き活(い)きプラン」では16年度までに75万人に回復すると掲げるものの、打開策は見い出せてなかった。


  後楽園と周辺地域の活性策を考える魅力向上委員会は昨年3月、県に対して対策を要望。10年以上訪れてない子どもが多いと指摘した上で、「子どもたちの郷土愛を育て、将来的な観光施策につなげる必要がある」と提言した。


  13年度に来園した小中学・高校生は5万7000人で、全体の8・7%。割合を増やせば入園者の底上げになると、県はゴールデンウィークや夏休みの来園を促そうと、期間限定で小中学生140円、高校生400円を無料にすることを決めた。


  園内を散策していた岡山市東区、主婦今野咲子さん(41)は「無料だったら、小学生の子どもを連れてまた来ようという気になる」と歓迎する。


  県都市計画課の河本泰輔・総括参事は「一度でも訪れて魅力を感じてもらい、大人になってから、恋人や県外の友人、家族らを連れて再び訪れてほしい」と期待を寄せ、「効果があれば、16年度から通年での無料化も検討したい」とする。


 


  • 設置された案内板(岡山市北区で)

      ◇日中英韓 案内板を設置


      ◇まちづくりグループなど


      岡山後楽園やその周辺を活性化させようと活動しているまちづくりグループ「さんどう会」(佐野宜夫代表)などは、岡山後楽園などの位置を示す案内板を、300メートル離れた県立美術館(岡山市北区天神町)の向かい側の県有地(同区出石町)に設置した。


      案内板は8日に設置され、縦2・1メートル、横1・45メートルの鉄骨製。日本語のほか、英語や中国語、韓国語で岡山後楽園や県立博物館までの道のりを案内している。


      これまで、岡山後楽園などを具体的に示す案内板がなく、観光客が住民に道順を尋ねることが多かったという。そのため、同会が2012年秋頃から看板の設置を計画、市民からの寄付や岡山丸の内ロータリークラブの協力を得て実現した。


      佐野代表は「多くの人が案内板を見て、岡山後楽園などを訪れ、魅力を堪能してほしい」と期待を寄せる。



金沢駅構内に頼れる「交番」

2015-03-10 05:37:31 | 地域

 金沢駅構内に頼れる「交番」


 北陸新幹線金沢開業を前にし、県警鉄道警察隊が9日、JR金沢駅構内に移転した新しい事務所で任務を開始した。


  旧事務所は高架下の目立たない場所にあったが、新事務所は人通りが多い商業施設「あんと」の入り口近くに開設。移転に伴い、道案内、落とし物の届け出受け付けなどの交番機能も兼ね備えたとしている。隊員数は今月から2人増員し、専従の隊長(警部)以下7人態勢で、新幹線に乗って警戒する「列車警乗」や駅構内のパトロールなどの任務にあたる。事務所前には、65インチの広報モニターを設置し、架空請求詐欺や置き引きへの注意も呼びかけていく。


  開所に合わせて谷本知事が事務所を訪れ、「いよいよ開業まであと5日に迫った。治安維持に最善を尽くしてほしい」と隊員を激励した。村田和生隊長は「事務所が移転し、『駅の中の交番』になった。利用者に気軽に立ち寄ってもらいたい」と話した。


  外国語を話せる隊員も配置され、新幹線開業後に増加が見込まれる外国人観光客に対応する。ロシア語や英語などが堪能な池田寿美子巡査部長は、「観光客の皆さんにも安全安心を感じてもらえるよう、おもてなしの心を持って任務にあたりたい」と意気込んだ。


  県警本部ではこの日、幹部ら約50人が集まり、開業日の金沢駅周辺の雑踏警備について話し合う会議が開かれた。会議の冒頭、小島裕史本部長は「開業日当日は様々な祝賀行事が予定され、多くの人が県内を訪れる。緊張感を持つ一方で、立ち振る舞いが石川県の第一印象となるので、懇切丁寧に対応してもらいたい」と呼びかけた。


  県警は12~15日の4日間にわたり、各部や新幹線沿線の警察署に特別警備本部を設置し、360人態勢で式典の警戒や交通整理などを行う。