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政治そのほか速

政治そのほか速

旧日新小 思い出話に花

2015-03-16 12:27:00 | 地域

 旧日新小 思い出話に花


 ◇校舎取り壊し前 アルバムなど展示


  新年度に校舎が取り壊される高松市瀬戸内町の旧日新小学校で15日、地元住民が主催する綱引き大会に合わせ、卒業アルバムや航空写真などが展示された。


  1908年創立の同校は、2010年3月に閉校。ポンプ場の建設に伴い、築約50年の校舎が今年度で解体されるため、卒業生や元教職員に別れを惜しんでもらおうと、スポーツ大会のトロフィーや盾を含む約100点を教室に飾った。


  訪れた人たちは、自分が卒業したときのアルバムをめくって懐かしがったり、昔話に花を咲かせたりしていた。同市植松町の会社員女性(47)は「給食を時間内に食べ終われず、昼休み中にも食べたこともあったが、全てはいい思い出です」と話していた。



児童の“船出”住民ら祝福 松江・天神川

2015-03-16 12:25:16 | 地域

 児童の“船出”住民ら祝福 松江・天神川


 松江市立中央、雑賀の両小学校を間もなく卒業する6年生100人が15日、天神川を遊覧船で巡った。地域に愛着を持ってもらおうと、地元住民や商店街などでつくる実行委員会が、卒業式を前に6年前から続ける記念のイベント。大勢の大人たちが橋の上などから「おめでとう」と声をかけ、子供たちを祝福した。


  この日、子供たちは同市天神町の白潟天満宮で、学業成就を祈願した。天満宮前のロータリーでは、4月から通うことになる市立第三中の吹奏楽部が演奏を披露、後輩たちを歓迎した。


  その後、子供たちは近くの天神橋付近から遊覧船2隻に交代で乗船。数百メートルを往復する間、大人たちの祝福に手を振って応じるなどし、船上からの眺めを楽しんだ。


  中央小6年井戸本悠月(ゆづき)君(12)は「地域の皆さんに祝ってもらえてうれしかった。中学では色々な事に挑戦し、ボランティア活動を通して地域にも貢献できれば」と話していた。(宮地恭平)



名古屋も祈りの日 追悼式

2015-03-12 07:57:40 | 地域

 名古屋も祈りの日 追悼式


 東日本大震災の被災地や被災者を支援する団体による合同追悼式が11日、名古屋市中区の久屋大通公園もちの木広場で行われた。地震が発生した午後2時46分、参加者全員が黙とうし、実行委員長の石井弘子・東海岩手県人会会長(57)が「これからも被災者と被災地に心を寄せていきます」と宣言を読み上げた。


  会場では1万本以上のキャンドルに明かりがともされ、「追悼 3・11 東日本」の文字が浮かび上がった。参加者は献花台に白のカーネーションを供えるなどして犠牲者を悼んだ。


  福島県相馬市から子ども4人と避難している愛知県豊橋市、介護士堀内光子さん(56)は「津波で亡くなった近所の友人らの姿を今でも毎日思い出す。犠牲者の皆さんを忘れることはありませんとの思いを込めて手を合わせた」と話した。



反原発住民、差し止め期待

2015-03-12 07:56:27 | 地域

 反原発住民、差し止め期待


 ◇仮処分審尋終結 関電、裁判官忌避申し立て



  • 記者会見で仮処分の早期決定に期待を示す住民側の女性(福井市内で)

  •   関西電力高浜原子力発電所3、4号機について、再稼働差し止めの仮処分申請の審尋が地裁で終結した11日、住民側は福井市内で記者会見を開き、3月中に差し止めの仮処分決定が出ることに期待を寄せた。審理を尽くすよう主張していた関電側は審尋の終了を受け、担当の裁判官3人の忌避(交代)を申し立てた。


      住民側によると、樋口英明裁判長はこの日の第2回審尋で、事故時の対応拠点となる免震重要棟を高浜原発3、4号機に建設する予定があるかを確認。その後、高浜、大飯の両原発で審理を分けることを説明したという。


     ◇


      高浜町の的場輝夫町議会議長は11日、高浜3、4号機の再稼働について最終判断する20日の全員協議会までに、地裁が差し止めの仮処分や却下を決定した場合、「全協で示す議長判断の一つの検討材料になる」と報道各社の取材に答えた。



犠牲者に祈り 県職員ら追悼式

2015-03-12 07:56:15 | 地域

 犠牲者に祈り 県職員ら追悼式


 東日本大震災から4年を迎えた11日、県内でも犠牲者の冥福を祈る式典や、将来の地震に備えた住民の避難訓練などが行われた。


  県庁講堂では、県主催の「東日本大震災4周年追悼式」が行われ、県職員ら約300人のほか、宮城県石巻市から伊勢市に避難してきている阿部千香子さん(60)、克信さん(16)親子が参列した。


  阿部さんは津波で自宅を失い、震災直後から、夫が勤める海運会社の本社がある伊勢市で避難生活を送る。縁もゆかりもない土地だったが、周囲の支えで次第に元気に過ごせるようになったという。


  会場では、東京・国立劇場で行われた政府主催の追悼式に合わせ、地震が発生した午後2時46分から1分間、出席者全員が黙とう。その後、阿部さん親子や鈴木英敬知事らが献花した。


  鈴木知事は、県内には今も465人が避難していることに触れ、「復興はまだ道半ばで、被災者は平穏な日々を取り戻していない。被災者と交流し、復興を応援し、共に歩んでいく行動が必要だ」とあいさつした。


 

      ◇ロウソク200本 黙とう 尾鷲◇


  尾鷲市北浦町にある町づくりの活動拠点「キタガワノホトリ」では、追悼イベント「忘れていないよ」が開かれた。


  震災直後から、岩手県山田町にスタッフを派遣するなど、被災地支援を行っているまちづくり団体「東紀州コミュニティデザイン」が初めて企画。チャリティーコンサートや被災地で撮影された写真の展示などが行われた。夜はロウソク約200本がともされ、集まった人たちが黙とうをささげた=写真=。


  災害ボランティアとして、宮城県石巻市や気仙沼市でがれきの撤去作業などをした経験のある同団体の横田直也さん(24)は「東北ではまだ復興していない所もある。このイベントが被災地の人たちに思いをはせるきっかけになれば」と話していた。