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政治そのほか速

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命の誕生捉えた64点 高島で写真家・松永さん個展

2015-03-16 12:59:24 | 地域

 命の誕生捉えた64点 高島で写真家・松永さん個展


 


  • 誕生の瞬間を捉えた作品と松永さん(高島市で)

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      生まれたばかりのわが子を抱いた若い母親が、レンズを見据えて語る。「この命を護(まも)る。あなたが生まれて私は戦士になった」――。


      命が誕生する瞬間を撮り続けている写真家、松永知恵美さん(49)の写真展「誕生」が、高島市安曇川町の藤樹の里文化芸術会館で開かれている。展示された64点には、写された人が初めてわが子を抱いたときの気持ちが綴られており、見る人の共感を呼ぶ。22日まで。16日は休館。


      妊娠や子育てについて考える機会を提供しようと、市と地元のNPO法人が開いた。


      松永さんは岐阜県瑞穂市在住で、2児の母。ブライダル写真のスタジオを手伝うちに写真に目覚め、30歳代前半で「いのちの誕生」をテーマに撮り始めた。赤ん坊や妊婦ばかりにカメラを向けたのは、「私の心がいつも新鮮になり、勇気づけられるから」という。


      これまで写した相手は約500人。「初めて撮った赤ちゃんが今月、中学を卒業しました」と笑う。会場には懐かしい童謡がBGMとして流れており、「ホッとする空間と時間を楽しんでほしい」と話している。入場無料。(宮明敬)



ブルーインパルス 小牧基地で44年ぶり飛行

2015-03-16 12:40:48 | 地域

 ブルーインパルス 小牧基地で44年ぶり飛行


 東日本大震災で被災した宮城県の航空自衛隊松島基地に所属する曲技飛行隊「ブルーインパルス」が15日、空自小牧基地(愛知県小牧市)の航空祭で編隊飛行を披露し、約7万3000人の観客を魅了した。


  小牧基地での飛行は1971年以来。周辺自治体が事故を懸念して中止を申し入れていたためアクロバット飛行は行わず、水平旋回などに限定した。騒音に配慮し、高度も通常の倍の上空約600メートルを飛行した。


  空自はブルーインパルスの飛行が「震災復興の象徴」と説明。愛知県刈谷市の会社員福沢英則さん(53)は「アクロバット飛行を期待していたので、少し残念。でも安全に配慮したのならやむを得ない」と話した。



FC岐阜 ホーム初戦勝利 歓喜に沸く

2015-03-16 12:39:17 | 地域

 FC岐阜 ホーム初戦勝利 歓喜に沸く


 サッカーJ2・FC岐阜は15日、岐阜市の長良川競技場でカマタマーレ讃岐(高松市)とホーム開幕戦を行い、1―0で勝利した。開幕戦はアウェーで完敗したものの、地元での今季初勝利にスタジアムに駆けつけたサポーターが歓喜に沸いた。観衆は8332人。(古和康行、宮地語)


 ◆猛攻しのぎ無失点


  試合は10分、MF高地系治選手が放ったシュートがゴールポストを直撃。FW難波宏明選手が右足で押し込んだ。対する讃岐も、FWアンドレア選手を中心にサイドから攻め、16分にゴール前で激しく競り合ったが、GK川口能活選手の好セーブでしのいだ。


  後半に入ってからも試合は讃岐ペースで進むが、守備力強化に力を入れてきたFC岐阜が、DF益山司、高木和道両選手らを中心に相手の猛攻をしのいだ。


  2年目のラモス瑠偉監督は、試合中もベンチ前に立ち、大きなアクションを交えて選手を鼓舞し、「もう1点」「攻め続けろ」と選手に指示を送り続けた。試合後の会見で、ラモス監督は「試合内容に物足りなさはあったものの、ホーム開幕戦を勝利で飾れたのは大きい」とした上で、「必勝祈願に行った伊奈波神社の神様にお礼を言わないと」と満足そうに試合を振り返った。


  今季からキャプテンに就任したDF深谷友基選手は「開幕戦は残念な形で負けてしまったので、勝ててホッとしている」と話した。開幕前に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症を公表した恩田聖敬(さとし)社長に関して、「今日の勝利だけでなく、シーズンを通して社長に恩返しできるように勝利を積み重ねていきたい」と意気込んだ。


  また恩田社長も「サポーターに勝利で恩返しできてうれしい。次の試合以降も、大勢の方にスタジアムに足を運んでもらい、大きな声援で後押しをしていただきたい」と笑顔で語った。


  次戦は21日、アウェーで徳島ヴォルティスと対戦する。



統一選 投票用紙仕分け きょう各市町へ

2015-03-16 12:39:02 | 地域

 統一選 投票用紙仕分け きょう各市町へ


 4月12日に投開票される知事選と県議選に向け、各市町へ配布する投票用紙の仕分けと箱詰め作業が15日、津市の県庁講堂で行われた。16日に各市町選挙管理委員会へ発送される。


  市町へ発送するのは、知事選と県議選用の投票用紙各155万枚、点字投票用紙各5000枚、船員不在者投票用紙各1500枚など。


  作業は15日朝から始まり、県選管の職員ら約30人が投票用紙などを段ボール箱に次々と詰め込んでいった。段ボール箱計約220個は16日朝、トラックに積み込まれ、各市町選管へ配送される。



鳥羽アカモク スーパー販売 16~18日

2015-03-16 12:37:36 | 地域

 鳥羽アカモク スーパー販売 16~18日


 鳥羽市浦村町の若手漁業者グループが商品化した海藻のアカモクが16~18日、県内の食品スーパー「ぎゅーとら」(本社・伊勢市)の全26店舗で販売される。昨年春の商品化以来、地元の朝市などでは販売されていたが、スーパーに並ぶのは初めて。スーパーの担当者は「アカモクは今、健康食材としても注目されており、何より若手漁業者たちの心意気をくんだ」と話し、若手漁業者らは「アカモクを鳥羽の新ブランドに育てていきたい」と意気込んでいる。


  アカモクはコンブやヒジキなどと同じ褐藻類の海藻。一年生で、春先には最大約7メートルにまで成長する。


  カルシウムや鉄分、コレステロール低下に効果のある食物繊維「フコイダン」などが豊富だが、漁船のスクリューや養殖網に絡まることなどから、県内では長年、漁業者たちに“邪魔者”扱いされ、「じゃま藻」と呼ばれてきた。利用法としては、乾燥させて畑の肥料に使うくらいだった。


  若手漁業者4人でつくるグループ「浦村の若い衆」が商品化に乗り出したのは2011年春、アカモクが東北地方で食用として販売されていることを知ったのがきっかけ。実際、湯がいて細かく刻み、ポン酢をかけたり、みそ汁に入れたりして食べてみると、粘りとシャキシャキとした食感があって、おいしかった。


  早速、商品化に取り組み、13年4月には粉砕器などの機械を導入。昨年、「浦村アカモク」として朝市などで販売を始めると、市内の他地域から問い合わせが相次いだ。


  昨春以降、離島・菅島の若手漁業者約10人でつくる「風の島」や、同市安楽島町の主婦グループ「あらしま新鮮組」にも収穫や加工法を指導。それを機に、商品名を「鳥羽アカモク」に変更し、生産・加工を市内全域に広げることにした。


  商品は、ゆでて刻んだアカモクをそのままパックにした。「ぎゅーとら」での価格は、1パック(100グラム)298円(税別)で全店舗で、計1000パックを販売する予定。


  「浦村の若い衆」代表の浅尾大輔さん(35)は、「今後は漁協支所の枠を越えて『鳥羽アカモク協議会』を設立し、ブランド化を図っていきたい」と話している。