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政治そのほか速

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空き店舗にうだつの街並み壁画 丸倫徳さん作

2015-03-18 12:43:22 | 地域

 空き店舗にうだつの街並み壁画 丸倫徳さん作


 ◇芸術でにぎわいを 三好市


  壁画などを手掛ける神奈川県在住のアーティスト丸倫徳さん(37)が三好市池田町の空き店舗内に、かつてたばこ産業で栄えた街をイメージした作品「Room」を完成させた。室内には閉店した地元スーパーの看板も掲げられ、レトロな雰囲気が漂う。気に入った人が店を開くことも想定しており、丸さんは「地域のにぎわい作りに役立てば」と話している。(田村勇雄)


  JR阿波池田駅近くの数年前まで店舗兼住宅だった店舗部分(約15平方メートル)が舞台で、壁は漆喰(しっくい)をイメージして全体を白色のペンキで塗装。黒色のペンキや墨などで池田町内に立ち並ぶ「うだつの家」や、明治期に販売された刻みたばこのパッケージなどを描いた。


  作品は、市嘱託職員で地域おこし協力隊員の空間芸術アーティスト、合田幸代さん(39)が企画した同市の事業「アーティスト・イン・レジデンス」によるもの。同市内に芸術家を招き、創作の場を提供する取り組みで、丸さんは2月10日から同市内に滞在し、うだつの家が立ち並ぶ本町通り一帯を散策したり、地元住民に昔の街の様子を聞いたりしながらイメージを膨らませて作品を完成させた。


  「住民の記憶の中にある街の風景を表現した」という作品は、同21日に周辺で開かれたイベントに合わせて公開。見学者から「ここで店を開きたい」との声が上がったという。


  「Room」は、普段は公開していないが、事前に連絡すれば見学できる。問い合わせは市地域振興課(0883・72・7649)の合田さん。



「姫路城観光に」Wi‐Fi整備

2015-03-18 05:44:22 | 地域

 「姫路城観光に」Wi‐Fi整備


 姫路市は、姫路城を訪れる外国人観光客向けに、城周辺でスマートフォンなどが無料でインターネットに接続できる公衆無線LAN「Wi‐Fi(ワイファイ)」のサービスを開始した。27日から大天守の一般公開が再開されるのに合わせたもので、市は「外国人観光客に対する『おもてなし』として非常に重要」としている。


  観光庁が2011年に実施した調査によると、日本を旅行中の外国人が「困ったこと」として答えた中で、最も多かったのが「無料公衆無線LAN環境」だった。36・7%に上り、2位の「コミュニケーション」(24%)を大きく上回った。


  訪日外国人はスマートフォンやタブレット型端末で情報を得ることが多いが、日本は街中で自由にネット接続できる環境が少ないという。このため、各地の観光地などでは誘致策の一つとして、無料Wi‐Fiの導入を図っている。


  平成の大修理が終わり、今後、外国人観光客の増加が見込まれる姫路市も、新たに無料Wi‐Fiスポットを設置して対応。「HIMEJI Wi‐Fi」の文字と姫路城をデザインしたシンボルマークを作成し、城内などに掲示してサービス開始をPRする。


  今月下旬には、市中心部の商店街や、グランフェスタなどでも利用できるようにする予定といい、市は「京都や大阪などでは整備が進んでいる。姫路も遅れをとるわけにはいかない」としている。



携帯110番 遭難位置 山岳地図上に

2015-03-18 05:44:13 | 地域

 携帯110番 遭難位置 山岳地図上に


 ◆県警 来年3月 GPS情報で自動表示


  県警は、北陸新幹線開業で県内の北アルプスを訪れる観光客が増えると予想されるため、山岳遭難者の救助要請に迅速に対応できるよう、携帯電話からの110番通報者の位置を、コンピューター画面の山岳地図上に自動表示できるよう通信指令システムを更新することを決めた。2016年3月からの運用を目指す。


  県内の110番を受理する県警通信指令課によると、全地球測位システム(GPS)機能付きの携帯電話から110番を受理した場合、これまでもモニター画面の地図上に、通報者の位置を表示する仕組みはあった。ただ、現行のシステムは住宅地図を使用しているため、山の中では目印となるものがほとんど表示されず、どこに通報者がいるのか、にわかには特定しづらかった。


  新システムでは、110番を受理する職員のモニター画面に、山岳地図や航空写真も表示できるようになる。山岳地図では、等高線や山荘の位置、登山ルートなども表示されるようになり、通報者の位置を特定しやすくなる。航空写真も導入することで、通報者の近くにある建物の屋根の色や周辺の地形なども、位置を判別する材料として使えるようになる。


  現在、山岳遭難の通報は、110番だけでなく、山岳警備隊が待機する登山口の派出所などにも寄せられる。ただ、県外から訪れた客は、県内客に比べて110番に通報する人が多いことなどから、新幹線開業を機に新システムを導入することにした。


  県警は、16日に県議会で成立した2015年度県予算で、システム更新などの費用として1億3800万円を盛り込んだ。通信指令課の担当者は、「位置を特定しやすくなることで、110番を受理してから担当部署へ指令を出すまでの時間が短縮され、救助活動にも役立つはず」と話している。



チョーク 電子化に泣く

2015-03-17 05:43:36 | 地域

 チョーク 電子化に泣く


 今月20日で廃業するチョーク業界2位の「羽衣(はごろも)文具」(春日井市)は、独自に考案したチョークの自動製造機を取引先の韓国の代理店に譲渡する。韓国では安価な欧州製が売り上げを伸ばしているが、高品質の日本製は高くても売れるためという。(西村公秀)


 「滑らか」と好評米から大量注文 羽衣文具は1932年に名古屋市中区に「日本チョーク製造所」として創業し、47年に現社名にした。白い粉が手に付かない「被膜付き」のチョークが人気で、学校向けに売り上げを伸ばした。


  現在の渡部(わたなべ)隆康社長(71)は、創業の祖父から数えて3代目。渡部社長によると、最盛期の80年代から90年代には年間製造量が9000万本、市場占有率(シェア)も約40%あったという。だが、教育の電子化で平成に入って学校で黒板を使わない授業が増えると、年間生産量は4000万本までに落ちた。この影響で、2012、13年度の税引き後利益は連続赤字で、14年度も赤字の見込みとなっている。こうした中、渡部社長は自らの病気と後継者がいないことから、自主廃業を決めた。


  今回、韓国の代理店に譲渡するのは、原料に炭酸カルシウムを使う「白墨自動製造機」の3ライン。渡部社長が叔父と一緒に考案したものだ。原料をプラスチック製の箱に入れると、あとは機械が自動的に円柱形の形に押し出して成形し、ピアノ線で長さ7・5センチに切断する。「1本1秒の生産速度」が自慢だ。


  昨年10月にホームページで廃業を告知した後、米国の数学教授らの団体からインターネットで大量の注文が入った。渡部社長は「今月11日に60カートン(約1トン)を船便で送った。黒板に方程式を書くのに滑らかで書きやすいと愛用してくれていた」と感謝する。


  全国7社が加盟する日本白墨工業組合(名古屋市)によると、一昨年には名古屋市内のメーカー1社が自主廃業しており、国内のチョーク業界は厳しい時代を迎えている。



防災炊き出し「千人鍋」

2015-03-16 13:00:34 | 地域

 防災炊き出し「千人鍋」


 ◇山崎高が姫路工業高に製作依頼


  山崎断層帯の近くにあり、地域と一体で防災活動に取り組む県立山崎高校(宍粟市)が炊き出しで使う大鍋「千人鍋」と専用のかまどが完成した。溶接科を持つ県立姫路工業高校(姫路市)に製作を依頼していた。今後、防災体験活動のほか、地元中学校とのスポーツ交流などで活用することにしている。(田村創)



  • 完成した千人鍋を囲む山崎高校の生徒ら(姫路工業高で)

  •   姫路工高では、10年以上前に溶接科の教諭が作った千人鍋を野球部が今も使用しており、冬の練習の際、豚汁や寄せ鍋を作るなどしているという。かつて同校で野球部のコーチをしていた山崎高野球部の上杉祝久監督が「防災訓練用に同じ鍋を作ってもらおう」と提案し、同校が依頼したところ、姫路工高が快諾した。


      できあがった千人鍋は、鉄製で直径約90センチ、深さ約50センチ、厚さ0・6センチ。かまどは煙突を含め高さ2・5メートルで、移動しやすいように台車に乗せた。同校溶接科の吉盛慎吾実習助手が今年に入り、授業の合間に約1か月半かけて作った。費用は材料費のみで、山崎高校の同窓会が負担した。


      同校は毎年12月、防災体験活動を実施。昨年は全校生徒約760人とPTA、地元自治会の計約60人が参加し、炊き出しや体育館での避難所づくり、心肺蘇生法講習を行っている。森林環境科学科では、防災学習の一環で木で簡易ベッドの枠組みを作るほか、炊き出しに使う薪を校内に常備している。


      姫路工高には10日、山崎高の西川茂樹校長と上杉監督らが軽トラックで受け取りに訪れた。野球部の4人は鍋の大きさに絶句。数人ががりでトラックの荷台に積み上げた。主将の春名輝(ひかる)君(17)(2年)は「暖も取れ、鍋も味わえ、助かります」と話し、西川校長は「立派な物を作っていただき、感謝している。防災活動で有効に活用したい」と顔をほころばせていた。