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政治そのほか速

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キャリアななめ斬り! (48) 切羽詰まるチカラ

2015-03-05 23:30:15 | キャリア・教育

 キャリアななめ斬り! (48) 切羽詰まるチカラ


 

 私はどちらかというと心配性なので、何ごとも準備を入念にしないと、実行できないタイプである。


 というか、正確にいうと、そういうタイプであった。


切羽詰れば、何とかなる

 ところが、最近は以前よりも少し”ええ加減”になってきたのだろうか。たいていのことはそこまで準備を入念にしなくても、切羽詰れば、何とかなることがわかってきた。


 すると、どういうことが起こるか。例えば、これまでは何らかの発表やプレゼンテーションの際には、事前に人が驚くような時間をかけて調べ物をしたり、資料を作りこんだりしていた。しかし、最近はあえて本番直前までこうした作業を行わなくなった。


 最も、最後まで何も行わないままだと仕事にならない。


 もうこれは、最後の、最後の締め切りギリギリのタイミングになり、自分でも追い込まれてきたな~とわかるほどになると、集中して一気に用事を済ませてしまう。


 傍から見ていると、何でわざわざギリギリになるまで手をつけないのだろうと不思議に思われるかもしれない。長いこと、ずいぶんと時間をかけた作業を行っていると、自分が本当に集中した時に、だいたいどの程度の最大限瞬発力を発揮できるのかが経験的に分かってくる。


 だから、日ごろ余裕を持って仕事を終えている時は、本当はまだまだ余裕があるのだ。余裕があるうちに終えてしまうと、次の仕事を前倒して初めてしまう。そして次の仕事も余裕をもって前倒して完了してしまう。「早く完了する」という意味ではそれに越したことはないが、いつまでも「切羽詰らなく」なるのである。


 ところが、切羽詰ったからこそ、結果的に良いできになることもよくある。そういうことが実際にあるからこそ「甘いささやき」に乗ってしまうのだ。余裕をもって完成させた仕事よりも、切羽詰ってその場で考えて、土壇場の集中力で達成した仕事の方が、結果的に「切れ味」が良いことがある。


 こうして、最近では時間の「ある・なし」に関わらず、何にもしない待ちの時間を、あえて設けたりする。その間、何かまったく別のことに没頭する。


 そういえば、戦国時代のどこかの武将が、合戦の際、本来ならば攻め込んでくる敵の部隊を極限まで引き寄せた上で、鉄砲隊が正面から一斉発砲する手はずのところ、自軍の数名の兵士が焦って早く発砲を開始したせいで、戦力が分散して勝利のタイミングを逸し、大混乱に陥ったという話を聞いたことがある。


 もっとも、今は戦国時代ではない。私は戦国武将でも鉄砲隊でもない。なぜこんなギリギリの綱渡り戦法をするのか、少し言い訳っぽくもある。あまり人にお勧めはしない。


 
 


 <著者プロフィール>
 片岡英彦
 1970年9月6日 東京生まれ神奈川育ち。京都大学卒業後、日本テレビ入社。報道記者、宣伝プロデューサーを経て、2001年アップルコンピュータ株式会社のコミュニケーションマネージャーに。後に、MTVジャパン広報部長、日本マクドナルドマーケティングPR部長、株式会社ミクシィのエグゼクティブプロデューサーを経て、2011年「片岡英彦事務所」を設立。(現 株式会社東京片岡英彦事務所 代表取締役)主に企業の戦略PR、マーケティング支援の他「日本を明るくする」プロジェクトに参加。2011年から国際NGO「世界の医療団」の広報責任者を務める。2013年、一般社団法人日本アドボカシー協会を設立代表理事就任。




スマートウォッチは“チラ見”デバイスであるべきだ

2015-03-05 01:14:10 | キャリア・教育

 スマートウォッチは“チラ見”デバイスであるべきだ


 

 [写真]スマートウオッチのPebble


  アップルウオッチの発売を間近に控え、(まだ一部だが)世間の関心も高まってきている。スマートウオッチが私たちの生活をどう変えるかを考えようとしていたが、少し疲れてきた。スマートウオッチが高機能化してきているせいだ。


  OSとして「Android Wear」を初めて搭載した「LG G Watch」が発売された2014年7月以来、同じスマートウオッチであるPebbleと並行して使ってきた。はじめのうちは、表示色が豊かでタッチスクリーンを搭載したG Watchを気に入って身に付けていたが、いまでは白黒ディスプレイのPebbleがメインのパートナーになっている。
 
  G WatchもPebbleも、高級時計のような装飾性はないものの、スマートフォンの電話やメールの着信を振動で教えてくれ、サイレントモードにしているときや周囲が騒がしいときでも着信を逃すことはなく、間違いなく便利に使える。
 
  操作をハードボタンで行うPebbleに対し、G Watchは操作を画面のスワイプで行う。最初のうちは、G Watchはシンプルで良かった。しかし、ランチャーアプリや乗り換え案内、ニュース、といったスマートフォンアプリがウエアラブルに対応し、アップデートを重ねてくると、このシンプルさが明らかに損なわれてきた。
 
  左から右へのスワイプで済んでいたものが、上から下へのスワイプが加わり、次は左上から右へ、右下から左へと操作が複雑になってきたのだ。さらには、通知やカレンダー表示といった基本的な機能だけでなく、ウェブページや地図の閲覧、ニュースといった調べ物や読み物系のアプリがどんどん対応してくると、長文を読んだり、見出しや概要を読んだりと、目はスマートウオッチに釘付けになる。しかも、小さすぎる画面のなかで文字を読むという苦痛も伴う。
 
  「歩きスマホ」は危険だという意識は高まってきているが、「歩きスマートウオッチ」はさらに危険だ。スマホの場合はまだ前方が視野に入っているが、スマートウオッチの場合、目は完全に下を向いている。だから時計は人の目を奪い続けてはならない。


  デバイスにポテンシャルがあると、使えないと分かっていながら使いたくなるし、そのこと自体がストレスを招く。そんなアプリは消したり、設定でウエアラブルに非対応にすればいいだけかもしれない。その作業をいちいちしなければならないのも面倒だった。結果、常に手首に身につけるデバイスは、Android Wearではなく、Pebbleになっていった。
 
  Pebbleは実にシンプルだ。良くも悪くも、通知以外に常用している機能はほとんどない。簡単なゲームも提供されているが、それはスマートフォンでやったほうが楽しい。スマートフォンのカメラシャッターを手元で操作できるという便利そうなアプリもあるが、ついぞ使ったことがない。
 
  ウオッチフェイスに日時と天気、そして2週間表示のカレンダーが表示されていれば個人的には十分すぎる。時間や天気、そして通知を確認するには、ほんの“チラ見”をするだけでいい。
 
  Pebbleは数日にわたってバッテリーが持つし、日中の明るい場所でも画面が確認しやすい。玉に瑕は、日本語表示に対応していないことだ。それでも有志が提供しているファームウエアを簡単な作業で導入すれば、まあ実用に耐える。
 
  スマートウオッチは、そんなに賢くなくていい。時計よりちょっと便利なくらいの低機能でちょうど良い。アップルウオッチが覆してくれない限り、スマートウオッチの一番の便利さは、スマートフォンからの通知にあると今は考えている。


 本記事は「THE PAGE」から提供を受けております。
 著作権は提供各社に帰属します。



転職ノウハウ本、8割が「買ったことがない」

2015-03-05 01:13:47 | キャリア・教育

 転職ノウハウ本、8割が「買ったことがない」


 

 ワークポートは2日、転職希望者の意識調査の結果を発表した。調査期間は2月16日~21日、対象は期間中同社に訪れた20~40代の男女384名。


買った本の内容は「履歴書の書き方」「面接対策」など

 「転職のために転職ノウハウ本を購入したことがあるか」という問いに対し、「購入したことがない」という人が83%を占め、「購入したことがある」と回答した人は17%にとどまった。


 「転職のために転職ノウハウ本を購入したことがあるか」


 「購入した本の内容」については「履歴書・職務経歴書の書き方」「面接対策」「SPI対策」などが多く上がった。また、現時点では購入していないが、これから購入したいと考える人も数名見受けられた。



高卒内定率90% 20年で最高

2015-02-09 18:55:34 | キャリア・教育
 茨城労働局は、3月に卒業予定の高校生の就職内定率(昨年12月末現在)が90・1%だったと発表した。同時期として、過去20年間で最高となった。

  男子が前年同月比3・4ポイント増の91・9%、女子は8・2ポイント増の87・7%。内定者数は、男子が同250人増の2617人、女子が同175人増の1797人だった。求人倍率は、0・27ポイント増の1・60倍だった。

  製造業や卸売業、小売業での上昇が目立っており、同局は「景気の回復傾向を受け、抑制していた採用を再開する企業が増えた」としている。


女性自衛官、本格増員へ…NATO視察し参考に

2015-02-09 18:55:34 | キャリア・教育
 

  防衛省は、安倍内閣が掲げる「女性の活躍推進」の方針を踏まえ、女性自衛官を増やす取り組みを本格化させる。自衛隊よりも女性登用が進んだ海外の事例を視察し、働き方の見直しなどの参考にする。

  具体的には、昨年12月に女性自衛官を派遣した北大西洋条約機構(NATO)の取り組みを視察し、女性登用の担当者らと意見交換する予定だ。

  自衛隊では、「母性の保護」や「男女間のプライバシー確保」などを理由に、潜水艦や戦闘機、戦車中隊などへの女性の配置を制限している。制度上の制限がなくても、女性の幹部登用が少ない職域もあるとされ、視察では、こうした点の見直しについても研究する見通しだ。

  これに先立ち、防衛省は今月28日、女性自衛官らの活躍とワークライフバランスの推進を狙いとした取り組み計画も策定した。計画では、駐屯地などの庁内託児施設の増設や、出産・子育て前後に研修の機会を与えるなどの柔軟な人事管理を行うこととしている。