これ、ダイナースクラブ発行の雑誌「Signature 12月号」に同梱されていたものです。
会員の方はほぼ毎月なにがしかの広告が入っているのでもういいと思っている方も大勢いる事でしょう。
今回記事にしたのは、幸い五大陸ホルダーを経験したのでできた比較です。
届く広告を見てみると
JCB:
特に無し
Amex:
保険(電話含)+会員紹介+ショッピング
Diners:
ショッピング+イベント+ホテル+食事+保険+募金
VISA(三井住友カード・UFJカード):
特に無し
MasterCard(Life・三井住友カード・UC):
特に無し
こうしてみると、老舗のアメックスやダイナースは営業熱心ですね。
届く案内の商品はなかなか私には高額なものばかりで、とても購入できませんが
購買欲をそそります。
パンフレットの構成などもかなり目を惹くようにできていると思いますし。
それに引き換えJCBは何事だ
消費して欲しいのか欲しくないのか疑問に思ってしまいます。
控えめなところが良い点でもありますが、銀行系の特徴でしょうか。
いえ、細かい話をすれば利用明細を発行してもらうと多少なりとも同封されていますが
せいぜいキャンペーンのお知らせ止まりです。
というわけで
たまたま自分が加入していたところがこういう結果だっただけで、
妻のカードであるイオンやOMCなどは、自店でのイベント案内を送付してきます。
正直VISAとMasterCardは分派しすぎてよくわかりませんな。
カードで決済をして欲しいならダイナースやアメックスのように熱心に営業しないといけませんね。
自分の仕事で見ても同様で、何度も足を運んでくるところの方が良く見えるものです。
客観的に見なおすと営業熱心なダイナース株が少々アップしてきた今日この頃です。
マーケティングの話はいわゆるCRMというものですね。
私も以前少しだけ触った事がありますので理解できます。
でもおっしゃるように実行している企業は今のところ
パソコンの「DELL」くらいしか見かけません。
職業柄その業界しか見ていないという事もありますが。
JCBもプレミアム会員以上はそういったセグメントベースの戦略があってもよさそうですね。
AMEXやダイナースは、そこそこの購買力がある、と思えるので、このような広告が入りやすい、広告を出すほうからすると、出しやすい、ということになります。
逆に、三井住友やJCBになると、見ている人の幅が広すぎるので非効率的、という見方をされます。
また、同封の場合は、印刷費などが広告主もちになるので、部数が多いものだと、そのコストも大きくなるので、小部数のAMEXやダイナースは、コストをかけても同封で、部数が多いVISAやJCBは会報誌に広告掲載で、という選択をされます。
(同封のほうが、コストは高いが注目は上がる、といわれます)
ターゲットがセグメントされて効率的かどうか、が重要ポイントです。
また、アメリカ系の場合は、マーケティング的に、このようなものを体系化してますので、会員から、さらに細かい属性や、購入履歴などからセグメントして、それによって、見込み客に対してだけ同封する、といったこともやっていそうです。(amazonで、お勧めの本がピックアップされて表示されるのと同じマーケティングです)
日本の会社は、アメリカほど意識してそういうことはやらないですね。
ツタヤのTカードも、結局単なるポイントカードになってしまいましたし。
でも不精なので、店頭で見て廻るのはつらいです。
で、パンフをもらってきてゆっくり見るわけです。
よさそうな物があれば、その品を買いに行きます。
しばらく持ちますよ、これらのパンフ。
JCBも冊子のほとんどは、広告ですしね。
でも、確かに、別にした方が目にはつくし、営業熱心という考え方もありますね。
ある意味、情報源にもなりますし。