竹清勇の囲碁の宝石箱

普段何気なく囲碁に接している時間。
愛好家の方には上達の宝庫だと思い紹介していこうと思いました。

囲碁未来5月号のコラム

2012-12-23 00:30:59 | 囲碁未来

こんばんは。竹清です。

最近は囲碁サロンのほうでも入門の方がたくさん増えてきました。

自信を持って打てる棋力になるまで、スタッフのほうでしっかりとサポートしていきたいと思います。

 

ひき続き日本棋院出版の月刊誌、囲碁未来シリーズです。

以下、囲碁未来5月号の挨拶文より

 

囲碁ファンの方に囲碁の考え方を分かりやすく説明をする方法を以前より考えるようになりました。これは私にとっても囲碁の本質を見直すよい勉強になっています。

先日お風呂につかりながら、これは良い題材になると思いつき、お風呂上りにすぐメモした事がありました。

良い説明が思い浮かんだ後に碁盤を見ると不思議なことに前よりも状況判断がクリアになっているのです。

このシリーズを通じて皆さんと一緒に私も学んでいきたいと思います。

 

自分が囲碁を覚えたときの事を振り返ってみたいと思います。

ルールを覚えたのは小学4年生の時です。父はアマ高段の打ち手で、私にルールから教えてくれました。ただこのときは外で遊びたいさかりなので、父から囲碁に誘われても逃げてばかりいました。

囲碁に打ち込むようになった転機は小学五年生の時に母が病気で亡くなったことでした。家に帰っても迎えてくれるはずの母がいないのが子供心にとても寂しくて・・・。

そんなこともあり、学校帰りには鎌倉駅前の碁会所に通うようになっていきました。碁会所に行くとやさしい方ばかりで、ジュースをごちそうしてくれたり、夕飯につれていってくれたり。

碁ももちろん楽しかったのですが、そういう優しさにすごく助けられた時期でもあります。

今もその当時お世話になった方達と交流があります。

囲碁は一生かけても極められない奥深い魅力があります。そしてその奥深さが人との縁を長く繋いでくれていることも大きな魅力なのだと思います。

私も現在は横浜で碁会所を開いています。

棋士として技術指導はもちろんのことですが、サロンへお越しくださった方達の気分転換になったり、励みになるような場所にしたいと思っています。そうして出来た繋がりが何十年立っても同じものになれば素敵ですよね。

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