「派遣社員などの非正規社員」って言葉・・・よく耳にします。
この場合、印象としては、非正規社員の代表格が派遣社員であるかのように
聞こえますよね。普通の耳ならば。
ところで、いわゆる「非正規社員」とは、
パート・アルバイト・契約(嘱託)社員・派遣社員・その他・・・を指すのですが、
この「非正規社員」の中で、派遣社員の占める割合ってどれくらいなのか、
という問題です。
総務省の労働力調査によると、
(Ⅱ-A-第1表 参照)
平成24年平均の雇用者数(役員を除く)は、5154万人
うち、正社員は3340万人
非正規社員は1813万人 となっており、
非正規社員の割合は35.2%(過去最高)になっています。
この、「非正規社員が過去最高だ!」っていうことは事実なので、
ここを問題視するというのは分かります。
でもその内訳をみると、
この「非正規社員」のうち
パート 888万人
アルバイト 353万人
派遣社員 90万人
契約(嘱託)社員 354万人
その他 128万人
派遣社員は、非正規社員のうちの5%足らずです。
雇用者全体からみれば1.7%。
しかも、年々、派遣社員数は減少しています。
追記・・・平成25年に入ってからは、
1月、121万人、
2月、131万人、
3月、120万人、
4月、105万人、
5月、116万人・・・
この調子だと平成25年平均は増えるのかも・・。
選挙戦が始まって、雇用問題も良く取り上げられていますけど、
「派遣社員などの非正規社員」って言ってる方(国会議員もコメンテーターも)、
その言い方、なんとかなりませんか~~~!?
リーマンショック時に生まれた「派遣切り」とか「派遣村」という実態を表していないフレーズが
今もなお、使われ続けていることも残念ですが、
一般に誤解を与える言い回しには気をつけてもらいたいものです。
この場合、印象としては、非正規社員の代表格が派遣社員であるかのように
聞こえますよね。普通の耳ならば。
ところで、いわゆる「非正規社員」とは、
パート・アルバイト・契約(嘱託)社員・派遣社員・その他・・・を指すのですが、
この「非正規社員」の中で、派遣社員の占める割合ってどれくらいなのか、
という問題です。
総務省の労働力調査によると、
(Ⅱ-A-第1表 参照)
平成24年平均の雇用者数(役員を除く)は、5154万人
うち、正社員は3340万人
非正規社員は1813万人 となっており、
非正規社員の割合は35.2%(過去最高)になっています。
この、「非正規社員が過去最高だ!」っていうことは事実なので、
ここを問題視するというのは分かります。
でもその内訳をみると、
この「非正規社員」のうち
パート 888万人
アルバイト 353万人
派遣社員 90万人
契約(嘱託)社員 354万人
その他 128万人
派遣社員は、非正規社員のうちの5%足らずです。
雇用者全体からみれば1.7%。
しかも、年々、派遣社員数は減少しています。
追記・・・平成25年に入ってからは、
1月、121万人、
2月、131万人、
3月、120万人、
4月、105万人、
5月、116万人・・・
この調子だと平成25年平均は増えるのかも・・。
選挙戦が始まって、雇用問題も良く取り上げられていますけど、
「派遣社員などの非正規社員」って言ってる方(国会議員もコメンテーターも)、
その言い方、なんとかなりませんか~~~!?
リーマンショック時に生まれた「派遣切り」とか「派遣村」という実態を表していないフレーズが
今もなお、使われ続けていることも残念ですが、
一般に誤解を与える言い回しには気をつけてもらいたいものです。