派遣にまつわるエトセトラ

人材派遣コーディネーターより、
派遣のお仕事についてお知らせします。

歓迎できない特別扱い

2010年11月26日 | その他
ハローワークにこんな冊子がありました。


どんなことが書いてあるのかな~って気になったので
お持ち帰り

「派遣労働者のための こころの健康 気づきのヒント集」
もくじ
・ストレスに気づこう
・職業性ストレス簡易調査票
・ストレスとうまくつきあう
・困った時は「社会」の手を借りよう
・連絡先一覧

表紙には「派遣労働者のための」ってタイトルが
ふってあるんだけど、中の文章のどっこにも
「派遣」の「派」の字もなかった・・・。

たとえば、ストレス簡易調査票の質問項目
「あなたが困ったとき、次の人たちはどのくらい頼りになりますか?」
  ・上司、
  ・職場の同僚、
  ・配偶者・家族・友人等
って・・・、派遣元担当者という項目はナイわけですね。
あてにされてないのかな~とガッカリしたり。

こうして派遣の派の字もない内容であれば
「派遣労働者のための」って限定する必要ないのでは?
なんか、派遣労働者だけがストレス多くて大変っていう
先入観を植え付けそうです。
仕事のストレスとの付き合い方という視点では
ちゃんと構成されている冊子だと思いました。

なんか、残念



目的が無茶苦茶です

2010年11月17日 | 人材派遣について
「派遣法改正案 審議入りへ調整」(NHKニュース 11月16日)http://www.nhk.or.jp/news/html/20101116/t10015270161000.html

以下、コピーです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
民主党は、ねじれ国会の中で、今後の国会運営では社民党との協力関係の強化が不可欠だとして、社民党が速やかな成立を求めている労働者派遣法の改正案について、今の国会で審議を行う方向で調整に入りました。

製造業への派遣を、原則、禁止することなどを盛り込んだ労働者派遣法の改正案は、去年の政権交代を受けて、当時、連立政権に加わっていた社民党が強く成立を求め、ことし4月に政府が国会に提出しました。その後、改正案は、衆議院本会議などで審議は行われたものの、5月に社民党が連立政権を離脱したことなどもあって、継続審議となっています。こうしたなかで、民主党は、今後の国会運営を考えると、与党が過半数を下回る参議院で重要法案が否決された場合に、衆議院で再可決できる勢力を確保するためには、社民党との協力関係の強化が不可欠だとして、今の国会で改正案の審議を行う方向で調整に入りました。社民党は、今年度の補正予算案に賛成したほか、衆議院本会議で仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣に対する不信任決議案にも反対しており、こうしたことも背景にあるものとみられます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

派遣法改正する目的って何でしょうか。
社民党との連携強化のために使われるなんて

でも、本当に審議入りするの?
「成立困難」っていうニュースもあったりして、
もう~わけわからん


ところで昨日の「はやぶさ」のニュースもJAXAだったんですね。
(小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った微粒子が
小惑星「イトカワ」のものだったことが判明!)
日常生活とかけ離れすぎて、個人的には特に嬉しいわけでも
楽しいわけでもないニュースでしたが、
喜びをあらわにされている会見の様子を見ると
「良かったな~」とホッコリしました

「こうのとり」が宇宙へ

2010年11月15日 | その他
10月31日、放鳥コウノトリの2世が鹿児島県南さつま市で発見されました。
豊岡市からは直線距離でも620キロメートルも離れていて、
これまでで最も南での確認例だそうです。
今年6月に城崎町戸島から巣立ったコウノトリですが、
9月には和歌山県御坊市でも確認されているとのこと。
とっても旅好きなコウノトリですね~。

また、特急「北近畿」(新大阪ー城崎温泉)は
平成23年春のダイヤ改正と新型車両287系の導入にあわせて
「こうのとり」に名称が変わります。
豊岡市が以前から要望していたようで、
これはまたスピード感あるこうのとりの誕生!

そしてそして~
11月11日、宇宙航空研究開発機構(JAXA:ジャクサ)は、
国際宇宙ステーション(ISS)へ補給物資を運ぶ宇宙ステーション補給機(HTV)の
愛称を「こうのとり」に決定したと発表しました
とうとう「こうのとり」が宇宙にまで進出
こちらはさすがに豊岡市の働きかけとは関係ないのかな~と思ったら、
豊岡市のHPにも情報はアップされていました。
(関係はないのかもしれませんが)
JAXAといえば事業仕分けのイメージしかなかったんですが、
少しだけ身近に感じられました

行動範囲の広い『コウノトリ』のニュースが続いています

法改正は進まず、26業務は厳しく・・・

2010年11月11日 | 人材派遣について
「労働者派遣法:改正、今国会断念 政府・与党、審議時間確保できず」だそうです。
来年の通常国会へ持ち越しとなりそう・・・って、
さて来年は来年でどうなることやら、です。
(11月11日 毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101111ddm005010009000c.html

でも、この春からの26業務適正化プランの影響は大きく、
例えば医療事務派遣大手の「日本医療事務センター」でも、
これまで26業務としてきたものを、
自由化業務へ切り替えたり請負に切り替えたりという対応を
していくとの発表があったようです。
(日本医療事務センター 11月9日プレスリリース)
http://www.nicjp.co.jp/corp/file/h22_11_9haken.pdf

厚生労働省が今年5月に発表した
「専門26業務に関する疑義応答集」の内容については、
昨日もある派遣先様で説明をさせていただきましたが、
非常に厳しいとしか言いようがありません。
でも、これまでの経緯や流れをご理解いただくしかありません。

法改正はされていないんですが、
派遣先様からも「法律が変わったの?」と尋ねられるほど、
この「疑義応答集」の拘束を受けています。
コンプライアンスを重視すればするほど、
がんじがらめになっていく派遣業界。

直接雇用を望まず、派遣で仕事をしたいスタッフさんも多いですし、
派遣先様にも人材派遣をご利用になるメリットを
感じていただきたいのですが、
非常に難しい時期に来ているなぁと痛感します・・・。