しばらく間が空いてしまいましたが残りの数日を書き上げたいと思います
私が旅行を調べるときに以前に行かれた方のブログがとても役立ちました
このブログも自由旅行を考えてらっしゃる方への参考になればとの思い、そして
自分の記録への思いの両方から書いています~(*^_^*)
ハワースは前回もも書いたように英文学作家で有名なブロンテ姉妹が育った町
生まれて住んでいた牧師館は今ではブロンテミュージアムになっています
父親が牧師をしていた教会もすぐそばにあり家族のお墓もそこにあります
かつて読んだ本の舞台を訪ねることは去年も今年も旅の目的です!!
ムーアの中に残るエミリー・ブロンテの「嵐が丘」の舞台になった場所 トップ・ウィズンズTop Withins
この小説を読んだら必ず印象に残るこの場所のイメージ
そこまで行くのが今日の目的~♪
B&Bハワース・オブ・ウィルソンでもらった地図を持って朝9時ごろにハワースの町を出発
今日の行程は10~11km、徒歩5、6時間の予定です
全部歩けるか心配しながらも絶対に行く!という強い決心で歩き始めます
始めは車も通る広い道で緑の向こうには家々が見えています
先になると荒涼たるムーア(荒野)が広がっています
黒く見えるのはヒース(ヘザー)で8月終わりごろには花が咲きムーアが紫一色なるそうです
道にはこんな道標が建てられてこれを確認していくことになります
右はペニストンヒルを経てハワースへ
左はブロンテ道を指して トップウィズンズとブロンテ滝までの距離がマイルで書かれています
やっとフットパスに到達しました
どうやらもっと早くフットパスに入れたようで遠回りをしたようです(^^ゞ
羊の放牧場の中にフットパスが作られ誰でもが先ほどのような木戸を開けて中に入れます
木戸は羊が逃げないためでこの石造りの塀は他の人の放牧場との境界線です
この平坦な道から一気に沢へ降りることになって
わぁ~、向こうに見えるのが橋だよねと主人と確認!
やっとここまで来たね~と感動しました
近づいてみると
ここはブロンテ姉妹(エミリー、シャーロット、アン)が幼いころからここへ来て遊んだお気に入りの場所
この小さい石造りの橋がブロンテ橋!
ここまで約4km、2時間ほどかかりました
ブロンテ滝と名付けられた小さい滝も上方に見えました
ここでゆっくり休憩~~♪
ここからかなりの上りになると聞いて疲れたから戻るという主人に
私は最後まで歩くと決心して1人で歩くことにしました
かなり急な道を息を切らしながら上って行くとだいぶ平坦な道へ出ました
この道標に歩道という字が見えますか?
誰が刻んだんでしょうね、あちこちの道標にこの日本語があります
歩いている日本人は誰もいなかったしハワースでも日本人は見かけなかったんですけどね・・・
ここにTOP WITHINSまで1mile1/4とありますね、約2kmです
前方を見ると丘の頂に何やら見えてきましたよ!!
あの小さくまるく見えるのがTop Withinsです!!
近いようでなかなか到達できずそれでもだんだん大きくなる目標に励まされて!
やっと目的の場所に来ました!!
気持の中では万歳を叫んでました~♪
大きな木と廃墟のトップ・ウィズンズ、まさに「嵐が丘」の世界です
この煉瓦造りの廃墟は嵐が丘のあの建物ではもちろんなく
昔の農家の放置された跡で塀しかなく中は草が茂っています
エミリー・ブロンテがこの場所へ来て「嵐が丘」を思いついたということですが
周りの風景からもあの小説の中でヒースクリッフが
キャサリンを求めて聞いた風音がまさに聞こえそうです
周りは
一面にヒースが育ち荒涼としたムーアが広がっています
見渡す限りの景色は壮大だというほかありません
この日は風はほどほどだったのですが
風の強い日は吹き飛ばされそうで歩けないのもわかります
ここまで来られた体力に感謝
きっとエクセターで毎日坂道を歩いて学校に通ったことが役立だったのでしょうね~♪
少し休憩してからの帰り道ですが
ブロンテ橋の方まで戻るのをやめて違う道からStanburyスタンベリーの村を通って行くことにしました
また木戸を通って
羊さんのいる横を通り抜けて
わぁ、狭い! 通れるかなってぎりぎりで通過!!
振り返ってみると羊が他の放牧場へ出ないぎりぎりのオープンになっているんだと納得!
お~、また木戸だわ!
ここへ出ると道がなくてどこまでも広い放牧場!
どちらに行くのか心配になって少し歩いてみると
見覚えのある梯子が目に入ってホッ!
これは旅に出る前に他の方のブログでここを越えて~って書いてあった場所
私も安心してこの梯子を越えて他の方の放牧場へ!
こんな風に人の放牧場にフットパスがつながっていて
ずっと歩けるようになっているんですよね
ここからは広い道に出てあとはテクテクと歩くだけ
右に見えるダム湖の方にスタンベリーの村があります
村のパブでしばし休憩してからハワースまで!
結局この日は11kmを5,6時間かかって歩きとおしました
足の裏が痛くなってきましたが無事に戻れた時にはホッとしました
この後主人と号流してハワースを見るのですがそれは長くなるので次の回へ
長い記事を読んでくださってありがとうございました~! To be continued
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ロンドンにはあまり興味が無いけど(行ったこともないくせに、笑)
こういう場所には興味津々!!
「嵐が丘」、大好きで何度も何度も読んだ本だわ~
そのまさにそこ!に行けるなんてHaruさんは幸せね~
こういう旅行が出来るって素晴らしいね。
画面から不思議な風が流れてくるようでしたよ~
私もロンドンは帰りに寄るけど興味はあまりなくてカントリーサイドが好きなんですよ~♪
イギリスの田舎ってホントにきれいで羊さんも可愛いのよ~!
ここは絶対に行きたかった場所で感動でした~~
milkyさんだって行けるわ、歩くのも慣れているようだしね~!
英語は大して話せなくても勇気だわ、向こうの人はフレンドリーだからね~!
>画面から不思議な風が流れてくるようでしたよ~
ここの風を感じてくれてうれしいです~♪
Haruさんはもうすっかりフットパスを歩くことが身に付いて思い切り楽しんでいる感じね。
フットパスといえどもここは見渡す限り広大なムーア!
そこを5,6時間も歩き通すって凄すぎるわ。
途中でご主人様は戻ってしまったのね。
たったひとりでも絶対に行く~ってやっぱりHaruさんだな~って思ったけど
ここまで来たら目的地トップ・ウィズンズまでは行かなくっちゃね~!
言うのは簡単だけどね(笑)
ヒース(ヘザー)ってどんな花なんだろう?
今調べたらエリカみたいね。
紫一色のムーア、見てみたいな~!
ふーぷの会の通信にかかりきりで今日出しましたよ~♪
こちらを見てくださってありがとう~!
今回の旅のハイライトはやはりここだったわ!!
ムーアってどんな感じかなって思ったけど草深いわけでもなくここは羊の放牧地が広がっていてね
羊さんこんにちは!って感じでたのしかったわ~~
この嵐が丘を卒論にした友人が12月に歩いたんですって!
執念だったような~~?
彼女が絶対歩いてきてね、って応援してくれて、だから私も最後まで~って思ったわ!
やはりトップ・ウィズンズまで歩いてホントに良かったわ~~♪
ヒースの花は8月末頃、辺り紫一色で見応えあるようだから私も見てみたいわ~♪
高校生の頃からでしょうか、40年以上もの間憧れた風景が広がっています。
誰がどう見てもイギリス「らしさ」、どこまでも果てしなく広がっていますよね。
こんな道をとぼとぼと(急ぎ足も必要かもしれませんが…)歩いてみたいとよく思いました。
うらやましい限りです。
イギリスの憧れの中の光景に、私の場合は2種類+1種類あるんですよね。
一つがまさにご紹介されているような壮大な景色、牧草地であったり、一転して荒野だったり…。
まるで雲間を縫うような風の音まで聞こえて来そうです。
石積みの様子がワイルドで、これまた印象的ですね。
もう一つは都市の光景、ずっとあとになって心惹かれるようになりました。
たとえば、テレビドラマの「名探偵ポワロ」に現れてくる、ロンドンや南イングランドの街の風景です。
この頃は、CATVで「オックスフォード・ミステリー」などを見て、あの大学を中心とした古都の情景にも惹かれます。
そして10年前くらいから、バラを育て始めた頃から気になり始めたのが、もちろんイングリッシュガーデンです。
いずれのイギリスも、今の私にとっては憧れの世界ばかりです。
ウィーンのようなドイツ語圏で1週間くらい、ボーッとしたまま身を置いてみたいとよく思います。
それにも増して、行かないといけない憧れの場所がまだ残っている、そんな気持ちが強くなってきました。
しかも丁寧にコメントまで残してくださって恐縮です・・・
ありがとうございます!
イギリスの風景は私的にはカントリーサイドが好きなんですよね~♪
こういうところを歩くとワクワクしてきてホントに楽しいですね!
見るだけではわからないことも歩くことで体験出来て理解する、それが私的には好きな訪れ方なんですよ~♪
ここは山道もあって体力要りましたが歩いて良かったです!
とにかく嵐が丘の世界が周りに広がって風の音が聞こえて何とも言えない場所でした~(*^_^*)
都市は今回行ったヨークなど古い街がとっても素敵でやはり2日かけて街歩き!
ホントによく歩きました~~!
バースもすてきでした!
イギリスはどこも歩くのが一番って感じでしたね。
そしてバラ!
イングリッシュローズなどの咲き誇るガーデンへ行くのはワクワクで町でも見ると近寄って何のバラかなって見てました!
私のイギリスの楽しみ方は折節さんと同じだと思います~(*^_^*)
是非素敵な場所にお出かけくださいね~♪
見てくださってありがとうございました。
本当に失礼の段、お詫びします。ごめんなさい🙇♀️
今でもこの日のことは昨日のように蘇り歩いて良かったなって思っています。
気に入ってくださって嬉しいです!
いつもUPされてる場所、懐かしい思いで見させていただいています。
最後に、本当に失礼しました。