Haruのイギリスでの日々

イギリスでのホームステイと語学学校への留学、旅行体験など
7週間のイギリスの日々を記録に残します

Elgar's Birthplace エルガーの誕生地美術館を訪ねて

2018-06-12 | イギリス・ステイ


日曜日のことになりますがのんびりと起きてのんびりとして
11時前に出てエドワード・エルガーの生誕地美術館へ行って来ました
駅からタクシーで15分と近いのです

昨年来た時には閉まっていて公開されてなくて
今年は期待して来ました



エルガーは18世紀の音楽作曲家でイギリスのウスター近郊で生まれ
そこに2歳まで住んだそうですがそのコッテージがそのまま残っています

実は私はエルガーの名前を去年来る前まで知らなかったのですが
音楽を聞いて直ぐにわかりました
「威風堂々」「愛の挨拶」っていうと知ってる方も多いのではと思います



玄関入って直ぐの部屋は調理から風呂まで、食事もなんでもした部屋だと
ガイドさんの説明



小さな部屋ですが普段の生活の必要なものは何でもこの部屋におかれていたそうです



隣の部屋に残ってる机や椅子も昔のままのもの



このピアノも親が営んでいたピアノ店からのもので
多分エルガーも弾いただろう説明がありました



彼の使っていたバイオリン

この家に残ってるものは全て当時の本物だそうで
ここもナショナルトラストが管理しています




エルガーも録音して聞いたという蓄音機 gramophone
His Master's Voiceの商標が入った英国グラモフォン社のもの

私 の幼い頃家にあって父が大事にしていた確かビクターの蓄音機にも
このマークが入っていて
父がよくこの話をしていたことを懐かしく思い出しました!


ゆっくりコッテージを見てから庭へ



ナショナルトラストがきちんと管理していて素敵なお庭です











アーチのハニーサックルが良い香りでした



ベンチにはエルガーが座りその視線の先にあるのは
マルバーンヒルの山並み
なんだかとっても素敵なシーンだなって思いました




バラの手入れをしていた若い女性に名前を聞くと
ごめんなさい、名前は知らないけど可愛いバラでしょう?って
こちら側に来てごらんなさい、ここが素敵よ!



そして向こうの白いピオニーが良い香りよって!
とてもフレンドリーで笑顔の素敵な女性でした




フットパスが庭から先へ続いてたのでどこへ行くのかなと
歩いてみました

先は果てしないようなグリーンの中に伸びる小道
3年前に主人と歩いた
トーマス・ハーディの過ごしたドーチェスターを思い出しました


庭から出るとそこにも素敵な風景が広がっています



私の大好きなカントリーサイドの風景です
ベンチに座ってゆっくりとここにいることを楽しみました
あっちに座ったりまた違う方へ歩いたりと3時間ぐらいはいたかしら?
私には貴重な心洗われる時間でした

素敵な場所で過ごせて本当に良い日になりました〜♪



ウスターのハイストリートの大聖堂の向かいに立つエルガーの像
ここでは誰もが知る町の誇りなんでしょうね!



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4 コメント

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エルガーゆかりの地 (折節)
2018-06-14 22:20:15
Haruさん、こんばんは。

今日はこちらは気温に関しては予報が外れて、20度そこそこでした。
半袖では若干涼しすぎるので、薄手のジャンパーを羽織りました。

ウスターはエルガーの生誕の地なんですね。
うわー、いいなあって、私もそちらに行ってみたい感じがしましした。
イギリス人が大好きな音楽家ゆかりの思い出の品々が詰まっていますね。
ビクターのワンちゃんのマークも、とても懐かしいです。
「愛の挨拶」は、以前NHKの名曲アルバムで見た記憶があります。
確か、ウスターの街、川面とかが映像でも流れていたような…。
この曲は娘の結婚式でも流れていましたっけ、これはひとり言です。

それから、エルガーの代表作の一つにチェロ協奏曲というのがあるんです。
それをジャクリーヌ・デュプレの演奏で何度か聴いたことを思い出しました。
庭でこの天才チェリストの名前のバラが咲きますと、必ず思い出すんですよ。

それから、それから、庭の様子が素敵ですね。
当然ながら、ひと言で「素敵」なんて言ってられないようなレベルです。
赤いバラも白いバラも、目の当りにしたら鳥肌が立ちそうです。
カントリーサイドの光景も思い描いているのとぴったりです。
そんな印象的な場所に身を置いて、しばしボーッとしていたいものです。

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♪折節さんへ (Haru )
2018-06-15 02:16:03
こんばんは!
いつも丁寧に見てくださってありがとうございます😊

そうなんですよ、私が名前を知ったのはNHKの名曲アルバムでウスターの景色と曲を聞いて
この有名な曲はエルガーに作曲され、しかもウスター、是非行かなくちゃと思ったものでした。
同じ番組を見ていたのですね!
その時の風景が頭に残っっていて昨年実際に見た時には感激したものです。
今年も行って来たのでその時の写真を次回にでも載せますね。

生誕地美術館はどこを訪ねても感動的ですよね。
同じ空間に自分が今いることに感動して身震いがしそうです。
しかも、庭が大体において綺麗に保たれていて感動的なんですよね!
ここも本当に素晴らしくて立ち去りがたい思いでした。
折節さんも是非イギリスやドイツへ個人で行って見てくださいね、ツアーではいけない素晴らしい場所がいっぱいですよー!

折節さんの大事にされてるジャクリーヌ・デュブレのバラ、、チェリストからだったんですね、知りませんでした。
エルガーと重なって素敵な思い出ですね。
昨日はバーミンガム交響楽団のコンサートへ学校から。
ブラームスを聴いてきましたが、素敵でした!
その演奏でエルガーですか、素敵でしょうね!
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🌹の香り (ran)
2018-06-17 08:53:54
Haruさん
素敵な風景に心地好い文で、まるで私もそこに居るような錯覚までしました。
エルガーの🎵威風堂々は私も好きです。
蓄音機の音、聴いてみたいですね。
煉瓦の建物と庭の🌹、どれも写真集みたいです。
こちらは、昨日4月の様な肌寒さで、暖房つけたと近所の方が話してました。
残りの旅も楽しんでくださいね。
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♪ranさんへ (Haru )
2018-06-18 04:37:14
こんばんは!
コメントありがとうございます。そして、ranさんとははじめまして、なのかしら?

私の拙い文でそう感じてもらえて嬉しいです。
ここは本当に素敵で、エルガーの大ファンの方なら鳥肌が立つほどだと思います。
中もお庭も素敵で、こういう風に管理してるナショナルトラストはすごいなと思いましたよ。
日本は天気が不安定なのですね、ロンドンも今日は朝雨が降っていて少し寒かったです!
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