Haruのイギリスでの日々

イギリスでのホームステイと語学学校への留学、旅行体験など
7週間のイギリスの日々を記録に残します

湖水地方  ビアトリクス・ポターのニア・ソーリー村、そしてオークスヘッドへ   6・25

2016-09-04 | イギリス・ステイ


あと数日で終了というところでまた日が空いてしまいました・・・
勢いで片付けましょう!


湖水地方での3日目、主人はけさ早くに見たいものがあるからとコベントリーへ移動
私1人の気楽な旅の1日です!(笑)

今日はビアトリクス・ポターで有名なニア・ソーリー村のヒル・トップへ



ヒルトップはポターが最後まで住んでいた家で、中に原画が一枚飾られていました
これはネズミですが、そうなんですね、あの有名なピーターラビットの作者です

実を言うとピーターラビットはキャラクターとしては有名ですが
私自身は読んだこともなくあまり興味はなかったのですが
やはりここまで来たから行かないとね、というぐらいの気持ちでした・・・(^^ゞ


先ずはボウネス・オン・ウィンダミアから船に乗ってウィンドミア湖の対岸に渡ります
その船の中でスコットランドの1人旅の女性と知り合って
ずっとおしゃべりしながらの旅になりました~♪

地元の方とのおしゃべりほど楽しくまた英語の勉強になるものはなく
コッツウォルズでのおしゃべりに続いて楽しい時間でしたよ~♪


船を下りてバスに乗り替えてニア・ソーリー村へ



ニア・ソーリー村は100年前と変わらない雰囲気の村とか
さっそくヒル・トップに入ります



ガーデンとアプローチ
アルケミラ・モリスがいっぱい植えられていて黄色の花が満開!
彼女がレイディ―・マントルというのを聞いてこの名を言うと彼女もそうも言うわねと~

彼女もガーデニングが好きで広い庭のある家に住んでるとかで
お互いに花のことが話題になって楽しかったですよ~(*^_^*)



大きな暖炉のあるダイニングルーム
家の中は昔のままになっていてナショナルトラストによって管理されています



窓からはガーデンが望まれて素敵な雰囲気に思わずため息が出ます~



そして遠くにはニア・ソーリ―村が静かな雰囲気のままに見えています

ヒルトップでは話に夢中になり写真を撮るのを忘れるほどで
建物の全体の姿も撮ってなく残念!

雨が降り出して村のあちこちにある本の挿絵そのままの場所を見なかったのが心残りでした・・・

雨宿りのお茶をしながらいろいろと話しそれも楽しい時間で
早めに帰るという彼女と別れ私はさらにホークスヘッドへ向かいました


ホークスヘッドにもビアトリクス・ポターのギャラリーはあって見てきましたが
私の目的はワーズワースの通ったグラマー・スクール



1階の教室は1500年代のまま残っているとかすごいですね!

中へ入ると私一人
係の方が丁寧に説明してくれました



壁側の机は500年も前からの物だそうでビックリ!



この机の上の囲いのある部分には



読めますか? W. WORDSWORTH と切り刻まれているのです!!
ワーズワースが通っていた幼い日に自分で刻んだそうです
「彼はやんちゃだったのですね?」と係の方に言うと
「他にもやんちゃな子はいっぱいいるよ!」と~~

よく見ると机の上は刻まれた名前がびっしりでした~♪

ここは6歳ごろから子供たちが通い寄宿舎生活で朝の6時半ごろから勉強が始まり夕方まで

この教室は小学校の生徒が通っていて先生は1人
学年ごとに何人かのグループになって先生が教え
2階にいるそれより上の学年の生徒たちが教えるのを手伝ったそうです

始まったころは石版で書いては覚え消しては次を書くという日々
ワーズワースの頃にはノートがあったそうですが
授業ではギリシャ語、ラテン語、算術のみ
聞いては覚える、それが中心だったそうで皆賢い子ばかりだったのですね
ほとんどがオックスフォード、ケンブリッジの大学に進学したとのこと
今の時代とは全く違った学校にしばし想像にふけりました~♪

とっても興味深いグラマースクールを見て楽しかった一日も終わります

実は去年の学校で知り合った日本の友人が今年の旅で
偶然にチェルトナムも湖水地方も日程が同じで
この日は私も1人なので夕食を一緒にして旅の話をいっぱいしました~(*^_^*)

こんな偶然なんてあるのね、びっくりでした!!



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ところでポター夫人の本で旅イギリスで買いたかった本が見つからず
帰宅後に買い求めました




「グロースターの仕立て屋」The Tailor of Groucester

可愛いネズミが出てくるのですが
実はこのお話は今回グロースターに行った折に見てきた仕立て屋の家が舞台



この道に張り出している2階の家なのですが



この挿し絵に描かれているのですよ

ここは現在はポターの紹介の展示室
ピーターラビットにもいっぱい会ってきましたよ

そこに飾られていたこの市長さんのベスト



ガラスが光ってちょっと見にくいのですが
このベストがこの本の仕立て屋さんが作る想定になっていて
実はネズミたちが仕上げるのですが
ちょっと挿絵を見てくださいね



ほらね、同じベストなんですよね~



実際のベストが挿絵とお話で使われて物語ができて~~
楽しいですね~~♪

帰宅後にこの本を買えてワクワクしています~♪



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