日曜日のことになりますがのんびりと起きてのんびりとして
11時前に出てエドワード・エルガーの生誕地美術館へ行って来ました
駅からタクシーで15分と近いのです
昨年来た時には閉まっていて公開されてなくて
今年は期待して来ました
エルガーは18世紀の音楽作曲家でイギリスのウスター近郊で生まれ
そこに2歳まで住んだそうですがそのコッテージがそのまま残っています
実は私はエルガーの名前を去年来る前まで知らなかったのですが
音楽を聞いて直ぐにわかりました
「威風堂々」「愛の挨拶」っていうと知ってる方も多いのではと思います
玄関入って直ぐの部屋は調理から風呂まで、食事もなんでもした部屋だと
ガイドさんの説明
小さな部屋ですが普段の生活の必要なものは何でもこの部屋におかれていたそうです
隣の部屋に残ってる机や椅子も昔のままのもの
このピアノも親が営んでいたピアノ店からのもので
多分エルガーも弾いただろう説明がありました
彼の使っていたバイオリン
この家に残ってるものは全て当時の本物だそうで
ここもナショナルトラストが管理しています
エルガーも録音して聞いたという蓄音機 gramophone
His Master's Voiceの商標が入った英国グラモフォン社のもの
私 の幼い頃家にあって父が大事にしていた確かビクターの蓄音機にも
このマークが入っていて
父がよくこの話をしていたことを懐かしく思い出しました!
ゆっくりコッテージを見てから庭へ
ナショナルトラストがきちんと管理していて素敵なお庭です
アーチのハニーサックルが良い香りでした
う
ベンチにはエルガーが座りその視線の先にあるのは
マルバーンヒルの山並み
なんだかとっても素敵なシーンだなって思いました
バラの手入れをしていた若い女性に名前を聞くと
ごめんなさい、名前は知らないけど可愛いバラでしょう?って
こちら側に来てごらんなさい、ここが素敵よ!
そして向こうの白いピオニーが良い香りよって!
とてもフレンドリーで笑顔の素敵な女性でした
フットパスが庭から先へ続いてたのでどこへ行くのかなと
歩いてみました
先は果てしないようなグリーンの中に伸びる小道
3年前に主人と歩いた
トーマス・ハーディの過ごしたドーチェスターを思い出しました
庭から出るとそこにも素敵な風景が広がっています
私の大好きなカントリーサイドの風景です
ベンチに座ってゆっくりとここにいることを楽しみました
あっちに座ったりまた違う方へ歩いたりと3時間ぐらいはいたかしら?
私には貴重な心洗われる時間でした
素敵な場所で過ごせて本当に良い日になりました〜♪
ウスターのハイストリートの大聖堂の向かいに立つエルガーの像
ここでは誰もが知る町の誇りなんでしょうね!