私の作品を紹介します。

羊の毛を染色、手紡ぎ、織り作品を制作。

からむしの里

2005-07-25 13:02:32 | 作品
来ました、からむしの里福島県昭和村。
畑から取ったからむしの茎を水に浸し皮をはぎそれを写真のように引くと繊維がとれます。それを裂いて繋ぎ縒りかけしてから糸になるのです。手間のかかる作業です。

藍の生葉染め

2005-07-15 17:06:04 | 作品

生葉染めの講習会に参加しました。
空色のシルクショール。
肌にしたら涼やかな風が感じられるような色です。
この季節にしか染まらない生葉の色合いです。

藍の生葉

2005-07-15 16:58:32 | 作品
今日は久しぶりの良い天気、梅雨の終わりを思わせる日。
藍はゴールデンウィークに種を蒔いたそうです。成長した藍の葉です。
この葉を取ってミキサーで砕きシルクのショールを染めました。


お気に入り

2005-07-14 23:36:54 | その他
誰にでも、お気に入りはあるもの。
ジャッキーが好きなのはミスター・ドーナツでもらったクッションみたい。
お邪魔はいたしません。

レップ織り・花瓶敷き

2005-07-14 23:28:52 | 織り
レップ織りの花瓶敷きです。
縦糸は綿糸、横糸には裂いた布や、太い綿糸を入れました。
縦糸の本数が多いので、綜絖通し、筬通しに時間がかかりますが、幾何学的な模様を組み合わせて厚地のものができます。

苧(からむし)

2005-07-06 10:54:26 | その他
この夏は苧の里を訪ねるつもりです。
からむしは木綿が入ってくる以前に使われていた繊維です。上布という布になる繊細な繊維ですが、育てるのも糸にするのも手間のかかる作業です。福島の昭和村という、冬は雪で閉ざされてしまう小さな村で今でも生産されています。
先日そこでからむし織りの作家として、また昭和村の生活者でいらっしゃる酒井美智代さんの出版を記念した個展に行きました。そこで初めてからむし織りを見たのです。いざり機で織られる張りはあるが暖かみのある織物でした。
ご自身の村での生活を「手織り通信」という手書き新聞に十年間書き続けたものを一冊にまとめた本を出版されたばかりでした。
雪のない季節の農作業、苧、麻の生産、雪の季節には、績む(糸紡ぎのこと)、機織り、これらの作業に村での年中行事などが面々と書かれています。こんな生活がまだ日本にはあるのですね。嬉しくなりました。今、彼女の本を毎晩楽しみに読んでいます。からむし