絵を描こう 旅に出よう

死ぬまでわくわくしていたい。
73歳、自分の記憶のためのかなり個人的な日々の備忘録。

心辺整理

2012年07月26日 06時42分03秒 | 日記
友人お兄様が突然亡くなられた。心筋梗塞。
57歳、お一人暮らし。
職場のかたが無断欠勤を不思議に思って家を尋ねて発見された。
ご冥福をお祈りします。

ただ一人の肉親であるその友人が、すべての後始末をすることになり
何がなんだかまったくわからず、途方にくれている。

そういうことを見るにつけ
身辺整理はいつもしておかなければいけないなぁ・・と思う。
世界の終わりが
いつきてもいいように。

身辺整理も
心辺整理も・・・

(それにしても暑いなぁ、この場所・・)




きょうは娘が一時帰国してくる日。3週間滞在するらしい。


そろそろ梅干を干そう。

「トスカーナの休日」

2012年07月23日 07時06分22秒 | 日記
新しい一週間の始まり。
また電車が通勤の人たちをたくさん詰め込んで走っている。
あれに毎日乗らなくていいのはしあわせだなぁ。。

夏休みまであと今週2回のクラスを残すのみ。

夕べは2つも映画を見てしまった。
(ツタヤは、60歳以上の人に毎日1本限定で無料でDVDを貸してくれる!)
「トスカーナの休日」と「マーサの幸せレシピ」

マーサ・・のほうはドイツの映画だったみたいだけど
これはテレビから録画したもので日本語の吹き替えのみだった。

幸せのレシピは存在しない。
それぞれの人たちが、自分でみつけるしかない。

でも、自分の気持ちを素直に表現すること、
それはとっても大事だと思います。


「トスカーナの休日」は
夫に捨てられて、家もなくしたアメリカ人の女性が、
イタリア、トスカーナを旅行の途中
衝動的に築300年の家を買ってしまい
そこで新しい人生を始める、というお話。

直感を大切に、無謀で非常識なこともえいやっとやってしまうって
すてき。
周りの人はびっくりするけどね・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2,3日、涼しい日が続いたが
きょうは夏に戻りそう。

きょうはパン教室の生徒さんやそのお子さんたちとブルーベリー摘みに行く。
このままうっすらと雲がかかっていてほしい。
ブルーベリーだけほしいというかたに
たくさん頼まれてしまって、がんばって収穫してこよう。



ライプツィヒ 心の旅

2012年07月22日 04時56分11秒 | 日記
きのうの記事には
ブログ「エルミタージュ図書館」のかたから
トラックバックをいただいて、
シベリア鉄道の旅行記「いつかモイカ河の橋の上で」をご紹介していただいた。
こんどその本を探してぜひ読んでみよう・・・

夢がコツコツと足音をたてて近づいてくるのを感じる。



今朝は娘のブログを読んで感動してしまった。
ニュルンベルクとライプツィヒに旅をしてきたときの日記。

ちょっと引用させてもらおう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(ニュルンベルクで)
乗り換えて再び、山を越え谷を越え、森の中を走る。

あらゆる物語にでてくる「森」について、小さい頃から精一杯想像してきた。
でもどんなに映像や写真を見ても、やっぱり本物とは違った。
日本の森とは全然種類が違うもん。
深くて大きくて果てしない。
あそこなら、フェアリーも小人も魔女も住んでいるし、魔力のある泉も勇者の洞窟もどこかにあるって気がする。
少し感激です。


・・・・・・・・・・・・・・

着きました。
8時間の列車の旅の末に、

ライプツィヒ / Leipzig


18世紀にはテレマンやバッハが暮らし、世界最古のオーケストラ、ケヴァントハウス管弦楽団が創設されたり・・
19世紀にはメンデルスゾーン、シューマンが暮らしたり・・
ウィーン・パリと並んで音楽の都として名を馳せた。
音楽の歴史深いところです。
(ウィキ博士より)


バッハが毎日オルガンを弾いていた教会。



バッハ先生、ここに眠っておられました。
すごく不思議。
今までどこか遠い世界の、神様のような人だと思っていたから。
頭でわかっていても、本当に実在した場所を目の当たりにして、同じ空気を感じると色んなものが変わる。

心をこめてお祈りしてきました。

「あんなアコードでごめんなさい。
 もう少しの間、時間をください。
 あたたかく見守っていてください。」



そしてここはゲーテが学生時代を過ごした街でもあります。
「ファウスト」に登場する酒場は、1525年創業の「アウアーバッハス・ケラー」という老舗レストランが舞台。
彼と同じくライプツィヒ大学に留学した森鴎外もここへ通ったらしい。

また、偉人たちの実在の痕跡の不思議と感動。




そんな芸術の歴史深いライプツィヒ。
でもやっぱり、最近の歴史の爪痕が、なんともいえない空気が、いちばん強く残っていた。

二次大戦後、東側としてはベルリンの次に大きな都市だったここは、西側世界との重要な窓口になった。
最終的にベルリンの壁を崩壊させるまで大きくなった民主化運動のそもそもの始まりは、この街の教会で行われていた集会だったんだって。
20年前は決して昔ではない。

廃墟となったビルがたくさんあって、
いたるところに反ナチを叫ぶ落書きがあった。
空気も重く多くの人達の色んな意志が残っているようで、
あらゆる資料、映画で観てきたあの悲しい過去をはじめて肌で感じた。リアルにあった。

すべて繋がっていく。
ショスタコの弦楽四重奏8番まで、すべて。
・・・・・・・・

(中略)


・・・・・・

すごい旅でした。

ぜったい忘れない。

色んな点から猛烈に感覚的アプローチを受けて、
きっと人生が、人生が、、動いたのではないでしょうか。

教会に響くバッハ、忘れない。
今でも鮮明に思い出せる。
思っていたよりもずっとずっと高い場所で混ざる音。
ずっとずっと長いこと消えないでそこに在る。
本当の意味での分散和音。
祈りの空間。
皆が祈っていたし、救われていたのでしょう。
その涙でしょう。
わたしにはまだ出来ない、意志を持った音の繋がり。
すごいね。

もっとちゃんと弾きたいと心から思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな記事でした。


ヨーロッパの音楽を学ぶものとして
かの地で暮らすということは
ほんとうに価値のあることなのですね・・・

彼女は夏に一時帰国して、小さなコンサートでバッハを弾くようです。
日本を離れて3ヶ月。ウィーンの空気をもってきてくれるのが楽しみ。


さてとわたしは


夏・・・立山の山荘でアルバイトをする
     そこで絵本を描く
秋・・・シベリア鉄道に乗ってウィーンまで行く
     旅行記を書く
冬・・・ガラス絵展
    石釜を作る
春・・・?




人生3冊目のパスポート

2012年07月21日 06時48分13秒 | 日記
梅雨もあけて真夏日もやってきたと思ったら
一転きのうは涼しかった。
今朝も涼しい。曇り空。

11年8ヶ月ぶりの円高ユーロ安だそうで
ウィーンの娘は少し助かっているのだろうか・・・
来週、一時帰国とのこと。

こないだパスポートの申請をしてきた。
写真の顔の丸いこと。太ったなぁ・・

10年前にとったパスポートには
10年前のわたしの写真。
それだってあまり好きな写真じゃなかったけど
今回のに比べると、う~ん、悔しいけど若い。
あたりまえだけど・・・

これはとうとう1回しか使わなかった・・
こんどは毎年使おう!!
旅が好きといいながら
いつも何かに縛られてきたけど
もう縛られてると感じて生きていくのはやめた。
夫、子ども、仕事、猫、家賃の支払い・・・
いろいろわたしを拘束するものがあったけど
実はいちばん自分に制限をもうけていたのは自分なのだよ。

でも若いころに比べると外国を旅したいとう思いはずいぶん減ってしまった。
顔だけじゃなくて気持ちまで10年分年取ったとしたら問題だ・・・
昔は沢木耕太郎の「深夜特急」を読んで、こんな旅をしたいなぁ、などと思ったのに・・・
ユーラシア大陸をバスだけで横断?
疲れる~~
そういえば
シベリア鉄道に乗る夢はどうしたっけ・・・

じゃぁ、シベリア鉄道に乗ってウィーンへ行ってこようかね・・・

またまた無謀なことを言い出す母でありました・・・

70歳のわたしは・・・

2012年07月16日 09時48分13秒 | 日記
海の日。
九州のほうではまだ雨がふっているらしい。
お見舞い申し上げます・・・

こちらは今朝はかんかん照りです。
風が吹いています。
ここしばらくずっと風が強い。
蒸し暑いみたいだけど
ここは風通しがいいのでさわやか。

ベランダにはいつのまにか花がふえてる
エンゼルイヤリング
ベコニア
ゼラニウム
ブルーサルビア
ポーチュラカ・・・

花の苗を買ってくるゆとりができてるんだなぁ・・・しみじみ・・・


お布団を干しました。


そうそう!
柱サボテンに花が咲きました。


一輪目の花。


一夜限りの花で、2つのつぼみが
一つずつ2晩続けて咲きました。

去年の11月に咲いたばかりなのに・・・きまぐれに咲くようです。

サボテンがお祝いしてくれたのでしょうか・・・
息子は無事国家公務員総合職の試験にうかり、
何回もの面接を通過して、希望の官庁への就職が決まりました。
成績が悪くて落第した子がねぇ・・よくがんばったんですね、知らない間に。

これで来春からは家を出て地方勤務。
家にいると、つい世話を焼いてしまうので
よかったと思います。

二人のこどもが社会人として巣立つのですね・・・

そうすると・・・

えっと
このマンションの家賃は?

もうケセラセラの心境であります。


そういうことで、これまで以上に仕事をがんばらなければなりません、
(61歳だけどさ・・・友だちは次々に定年退職して悠々自適生活だというのに)


最近はまっているのは
犬飼ターボさんのビジネスで幸せに成功するための本です。
「星の商人」
「オレンジレッスン」
あとはメルマガとホームページのコラム・・
(はまっているわりにはそんな程度)

犬飼さんは繰り返し言います。
成功するにはだれかの成功に貢献すること

誰の成功を助ければいいのか
その人の成功とは何なのか
自分さえ成功者ではないのに、わたしに何ができるというのか・・・


メルマガの最後のまとめ
★大商人の秘法を知って成功するポイント

1.自分と周りの人の成功を知ること

2.自分の才能を生かすこと

3.報酬の条件を話しておくこと

4.お金のトラウマを取るということ

5.対等の関係を築くということ

・・・・・・・・・・・・・
ここにつらつらと去年の反省を書いたのですが削除。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


きょうはずいぶん長い記事をかいたなぁ・・・
頭の整理がついてきました。


そうだ、きょうは石釜の作り方の本でも探してみよう。
レンガを何個買いだめすれはいいのだろう・・・

70歳になったわたしは
海が見える丘の上、林のそばの小さなかわいい美術館に住んでいて、
庭に作った石釜で
毎朝10個だけ
最高においしいパンを焼いている・・
疲れた人が一口食べると
もりもり元気になってしまうパンで・・・
石釜の煙突から煙が出るのが営業中のしるし。

では美しい地球の住人のみなさま
きょうもよい一日を!






イメージがだいじ。とにかくみさかいなく引き寄せるから。

2012年07月09日 23時19分59秒 | 日記
6日間連続のパンの仕込みから、きょうは解放される。
さすがに夜中の2時に起きるつもりが
最後のほうは3時とか4時になってしまった。

きょうは教室が終わってから、急におもいたって、
さいたま市に住む親友に誕生日のプレゼントをわたしに行った。
ステンドグラスで作られた四葉のクローバー。
息子さんが元気になりますように。彼女自身も元気でいますように。(息子さんの病気がストレスになったのか、血糖値が下がらず、ついにインシュリンの注射を始めたそうだ)いつも明るく凹まない彼女だが、やはり息子の闘病はわがことよりも辛いにちがいない。
心配はしないことにしている。
そのかわりに、彼が元気に仕事を始めて、にこにこ笑っているところをイメージするようにしている。

最近、引き寄せの法則をようやく理解できてきたようなきがする。否定も肯定も他人のことでも自分のことでも、とにかく思念をみさかいなく現実にしてしまうのが潜在意識なのだ。
病気だとか、貧乏だとか、そういううわべの姿にまどわされてはならない。
まどわされないでいるためには力がいる。何が何でも感謝だけがあるのだ。


きょうは珍しく夜書きました。
奇跡の星に住むみなさま、おやすみなさい。


「星の商人」

2012年07月06日 02時18分17秒 | 日記
梅雨らしいお天気。

今朝は、
図書館で「星の商人」(犬飼ターボ著、サンマーク出版)という本を借りて読む。
物語風でおもしろかった。これから事業を起こしたい若者が読むといい本。
無一文の、漁師の息子レキが、
大商人になりたくて、湾岸都市にでかけ、
そこで会った元大商人の賢者から不思議な巻物を買い、
それに記された非常識とも見える言葉を信じ、行動し、学び、
ついに無限に富をつむぎだすシステムを作り上げるお話。

カーネギーみたいな人のお話ですね。


成功してお金持ちになる人には2種類ある。

人を蹴落として競争してお金持ちになる人。
それから、他者の成功を助け、ともに成功を分かち合い、お金持ちになる人。
前者は、世界の富には限度があると思っている人。
後者は、世界の富は無限に生み出していけると思っている人。


競争社会から
そろそろ世界も共存社会になってゆくといいだろうなぁ・・・


これを書いている間に
きょうの教室の生徒さんから
次々にキャンセルのお電話。
結局、教室はなしに!
準備したパン、これから一人で作って
だれかに配ってこようか・・・


「星の商人」の物語が
わたしにはどうあてはめられるのか
時間ができたから考えてみよう。


忙しいということは人気者だということ

2012年07月02日 09時18分48秒 | 日記
週末は忙しかった!

金曜日
夜のお客様もあって
またそのかたが夜中の12時までくつろいでおられて
その上、というかなんというか、
ワインをもってきてくださったのでお酒代もいただくことはできず
なんかただお友だちとおしゃべり会をしているだけ、という図式。
そうえいば先週のお客様も八海山を持ってきてくださったのだった・・・
楽しくないというのではなくて楽しいことは楽しいのだが・・・
これはちょっとよく考え直したほうがいいらしい・・・
持ち込みされるとバーはもうからない。あたりまえなのにそれを「いいよ」と言ってしまうわたしはなんだろう・・・

土曜日は教室。そのあと少し昼寝。

それから注文の絵(ノアの箱舟の絵とバベルの塔の絵)の仕上げ。
アスファルト関係の方からの注文なので
箱舟を黒くした。朝日のぶぶんには光る雲母を使った。



これは40日40夜の雨のやんだ朝の絵。
アスファルトでしっかり防水された舟は無事にノアと動物たちを守った。

きりがないのでこのあたりで切り上げる。
ありがたいことにもうこの画代はいただいた。


それから日曜日の教室の仕込み。もうそのころは眠くて限界が・・・

でも少し寝たらまた楽しげな夢を見て、元気に朝がきて

日曜日、あんぱんの教室、そのあと友だちのパーティー用にたのまれたパンの配達。

そのあと
あんパン用のけしの実がないことを思い出して買いに行く。
デパートの閉まる時間ぎりぎり。

それから
夕食のしたく・・
少し寝てまた仕込み・・・

やっとの思いで月曜クラスが今終わった。
あんぱんをみんな上手に包んでくれた。
いっぱいお土産を差し上げた。

あすはハーブのお店。
ということは今夜はゆっくりできる。
今のわたしにはハーブのお店で働く日だけが休日。
あさってからは6日連続で教室。

ええっと
なんでこんなに働いてるんだっけ??
こんな暮らしがわたしの理想だっけ?
10年後、どうなっていたいんだっけ?
(まぁ、10年後は死者たちのパーティで遊んでいるかもしれないけど)

ここまで書いて
突然ベランダのサボテンに目が行く。
また柱サボテンから花の蕾が出てきている!
それも二個も!
去年は一個だった。でもすばらしい花だった。
うれしいなぁ・・


なんか
サボテンの蕾を見つけたら
「なんでこんなに働いてるの?」なんて疑問は
どうでもよくなったわたしでありました。
やっぱり、ライフイズビューティフルです。