絵を描こう 旅に出よう

死ぬまでわくわくしていたい。
73歳、自分の記憶のためのかなり個人的な日々の備忘録。

スペイン・熱い食卓

2011年07月30日 07時48分51秒 | 日記
「スペイン・熱い食卓」という料理本をアマゾンで買った。
ずっと前に図書館で借りて、パエリアを作って、すっかりお気に入りになった本なんだけど、なかなか買う決心もつかず、何年もたってしまった。
基調をなす色あいが赤やオレンジで、情熱の国スペインの雰囲気満載。

こんどパン教室の生徒さんとパエリアとスペイン料理の講座をすることになっているので
思い切って買った。
思い切ってというわりには安いんだけど・・・


10年前にスペインを一人旅したとき
パエリアは高価な食べ物だったので、食べられなかった。

日本で作るのも材料費はけこうかかる。
とくにサフランがお高い。赤い金である。


あのときのパスポートが切れてしまっている。
とうとう一度しか使わなかったわけだ。


シベリア鉄道に乗る夢も
チベット鉄道に乗る夢も

いつか叶うかな・・・

チャレンジ心に灯がつくか?

2011年07月27日 08時32分02秒 | 日記
まなこさんったら
わたしを行動に導くエキスパート。
さりげなくメールに
「札幌は実現しますか?」と・・
そうするとわたしは、行かなきゃならないような気分になってくる・・・
札幌の貸しギャラリーはまだ一か所あいている。4万円。
高速道路も、ガソリンも、カード払いで支払えば、それはつまり借金してということだが、
それなら可能なのだが・・・




行っちゃう??

子どもの夢が叶うのは親はもっとうれしいのです 娘のヴァイオリンコンツェルト

2011年07月26日 14時06分21秒 | 日記

7月23日、娘の初コンツェルトが無事終わった。
オーケストラの真ん中で、ドレスを着てヴァイオリンを弾くお姉さんになりたい、という3歳のころからの夢が叶った日。
彼女が3歳のとき、諏訪内明子さんがチャイコフスキーコンクールで一位になった。
その、赤いドレスでオーケストラをバックに演奏するビデオを繰り返し見ていた娘。
そのときにきっと潜在意識に植え付けられたんだろうね・・・
途中ですっかり練習しなくなってしまった時期が長くあったのに
21年後、とうとう叶ってしまった。
わたしは、全然娘が演奏家になることなど期待はしていなかった。
まったく平凡なレベルでしかなかったし・・・

不思議なものだね、夢が叶うまでの道のりは・・・
あまり努力とは関係ないところで
まるでエスカレーターに乗っているように
するすると登っている。
もしかしたら死んだお姉ちゃんが応援してくれているのかもしれない。

たくさんいただいたお花を少しお墓に持っていった。
カサブランカは大きくてお墓にはよく映えた。



母のほうはまだまだ梯子を苦労して登ろうとしている感じがする。
もっと脱力!


絵と旅

2011年07月22日 06時32分56秒 | 日記
久しぶりに書いている。
3つのブログのどれもしばらく更新していなかった。


展覧会が終わって
おせおせになったパン教室を毎日のようにこなしてきて
それだけでせいいっぱいだった。

今後の予定もどんどんたてて準備していかないといつもぎりぎりの仕事になってしまうのに・・・


台風6号のおかげでここしばらく涼しい毎日。
火曜日はすみれさんの引っ越しを手伝った。
いままでのレオパレスが7万円に値上がりするので
4万3000円のところに引っ越したのだ。
こんどは職場に近い。
彼女の職場はカツサンドで有名な食品工場で、夜中、働いている。
彼女とは立山でアルバイトをした9年前に知り合った。
住み込みの仕事を求めて、各地を転々としてきて
今は川崎市の今の工場に落ち着いている。

レオパレスには洗濯機も冷蔵庫もテレビもついていたので
今回の引っ越しはわたしの小さな車で2回運んで終了。
彼女の荷物の少なさに比べると
わたしの持ち物の多いこと・・・
反省する。

新しい住まいも6畳とロフトの小さなアパート。
学生がすむようなところ。
バスとトイレもビジネスホテルのように一体化している。
体を洗うところはない。

でもすみれさんは満足している。


住まい・・・わたしもそろそろ終の住みかを探しておかなければ・・・



ちょっとショックなこともあった。
でもそれはわたしのエゴがもたらす感情だ。
嫉妬に似たいやな感情だ。

自分より幸せに見える人をうらやましがる、ってぜんぜんすてきじゃない。

清らかで、みんなの幸せを心から喜べる天使のような心になれないものかなぁ・・・


60歳になっても
人ってかわらないものだな。かわれないものだな。


夏、車に絵を積んで
東北を通って
札幌で展覧会をしてこようかと思ったり・・・

絵と旅。
これがわたしの人生のテーマだ、と思ったのはもう何年も前のこと。
そんな暮らしができるようになってるんだ・・・

まだ健康がある。いまのうちだ。

展覧会終了

2011年07月05日 06時11分04秒 | 日記
展覧会は終わった。

お客様の数がとても少なくてひとりで静かにいろんなことを考える時間があった。

すっきりと明るくきれいな空間だったので、
こころの洗濯ができた、と思う。

最終日のお客様は
Kさんとすみれさん。
それから通りがかりの方お2人。

最後に師匠が搬出を手伝ってくださる。

画廊のオーナー女史には「実りのある展覧会でしたね」と言っていただけた。
そうだと思いたい。
実りに結びつく種まきだったかもしれないけど。


さてきょうは
頭切り替えてあすからのパン教室の準備だ!!





展覧会初日の読書

2011年07月01日 06時44分41秒 | 日記

きのうは早朝から芳名カードを作ったり、名刺を作ったり
額にいれてなかった版画を入れたり・・・
ギャラリーの外まで行って、サイズを見てからポスターをつくったり。

開店にはまだ時間があったので近くのベローチェで朝食。
駅のそばのカフェでモーニングを食べていると、旅人になった気分。
これから5日間の旅が始まるのだよ。

だれと会うか、何が起きるか、そういうことがわからない暮らしって
わくわくです。

それで、
初日のお客様は二人だけ。

ひとりは親友のFさん。
むすこさんの大腸がんは、抗がん剤をあと1ヵ月飲めばとりあえず終わるとか。
今のところ転移も再発も見られないとかで、少しほっとしているところだったので、
わたしも気持ちを楽にして来てもらえた。
いみじくもきのうは彼女のお誕生日。
ほかにお客もなかったのでゆっくりお話ができた。

生きているって何の意味があるのだろうね・・・
そんなことを考えるほどつらい半年だったのだね・・・
子どもが病気になるより、自分が病気になるほうがなんぼかいい。


Aさんもお忙しい中を
初日に来てくださってうれしかった!


二人とも帰ってしまったら
暇だったので道路でビラ配り。
受け取ってくれない人も多い。
でもあまり人が通らないのでやめた。

それで読書。
ゆっくり読書ができるなんて久しぶり。
上大岡トメさんの「スッキリ!」と再読。
ブレークした「キッパリ!」の続編。

開いたページに成功曲線の話がでていた。
15.結果が出なくてもすぐにあきらめない。
時間と成果のグラフは
Y=Xの2乗。
つまり最初はのびない。ある地点からぐんぐん伸びる。
その「ある地点」にいるときが一番苦しい。

「曲線が伸び上がるまでもう少し続けよう」


37.起きたことはすべて必然と思う。

神様がその人が本気かどうか
試練を与えて試すのだと思う、とトメさんは言う。

「何かを決断して始めたときに、障碍が起こったら、うまくいくチャンスと思おう」

少し元気がでてきた。


大丈夫。
なんとかなる。
感謝を忘れなければ。


夕立が降り、雷も鳴り、雨のあとはすっきり晴れて涼しくなった。
初日のお天気としてはドラマチック。

稲光は夜まで続いていた。

7時に閉めてから、わたしは残った何百枚ものDMを、ご近所にポスティング。
すごい高級住宅街で、大きなおうちが並んでいる。
パンプスの靴音をかつかついわせながら。
あらたな出会いがここからうまれるといいなぁ・・・と思いつつ・・・
超有名ケーキ屋さんがある。
パティシエはウィーンでお菓子作りを勉強された方。
こんなお店に師匠の絵はぴったり。
マンションはなかなか効率がいいけど
いまどきのセキュリティのよいマンションは
ポストに簡単にたどりつけないしくみになっている。

2時間近く歩いて帰宅。
営業でくたくたになったお父さんの気持ち。
これでおうちでおいしい食事が待っているとうれしいだろうなぁ・・・

ざんねんながらうちには何もなし。
娘はカップラーメンを食べたとか・・・ああそう・・
自分で買い物をしてきて何か作ろうなんて思わないらしい。

すわると突然眠くなる。そのまま寝てしまった・・・


さてさてきょうはどんな一日になるでしょうか?


夜には姪っ子が引っ越してきます!
とうとう4人家族になりました。


33万5000世帯がデジタル放送に対応していないそうだ。
うちもそのうちの一軒だ。
ああ、でもマンションとしては対応してるから
端末がアナログだけど、数には入ってないか。
25日の0時から何も映らなくなるとか・・・
どうしようかな~~