絵を描こう 旅に出よう

死ぬまでわくわくしていたい。
73歳、自分の記憶のためのかなり個人的な日々の備忘録。

大晦日のひとりごと 菊地凛子にあやかろう

2010年12月31日 08時19分57秒 | 日記
きのうの菊地凛子の件で
ガーベラさんからコメントをいただき、
なるほどと思って、
あまり彼女のこと知らないのでいろいろ検索してみたら

彼女の積極的な売り込み活動は
それはそれでなかなか見習うべきだと思いました。

日本人にはまったくうけないけど
海外ではもてる。

アカデミー賞にノミネートされた日本人女優は
今生きている人ではたったひとりらしいから。


松山ケンイチとはカムイ外伝で共演することになっていたが
撮影中にけがをして出られなくなり
かわりに小雪が出たそうな・・・
(そのほうがよかったと思うよ!)

いまは日本とニューヨークに家があるとか・・・

ブサイクだし年取ってるし、直子役は無理だと思われるに決まってるのに
それをやってしまうずうずうしさは
かえってうらやましいよ・・・
彼女こそチャンレジャーだ。



人になんとたたかれようと批判されようと

自分のこと自信もって売り込むことのできる人になりたいもんだ・・・





さてさて
きょうは窓ふきしよっと。

それから買い物してきて(おもちくらいは買っておかなきゃ)
上野に行く。
去年と同じ
ベートーヴェンの弦楽四重奏を聴く。

たぶん今年もだれもいない年越し。
いいかんじ。



みなさま今年もありがとうございました、ブログを読んでくださって。
何かのお役にたっていたらうれしいです。
では良いお年を!

映画「ノルウェイの森」を観た、がっかりした

2010年12月30日 07時26分58秒 | 日記
こんなの絶対見ないぞと思っていた映画
「ノルウェイの森」を
友だちに誘われて観にいってしまった。

後悔。

最悪。

だいたい
キャストがひどい。
松山ケンイチは銭ゲバかなんか、気持ち悪い役があまりにはまっていたので
そのイメージがぬぐえない。
菊地凛子は
・・
こういう美しいはずの人を演じるのは無理じゃないですか?
はじめは19歳だし。無理。
画面いっぱいに彼女の顔が映ったら
だめだ~
声だけ変にかよわくしてたけど・・・

ミドリ役の若い子も
縁起がへたでかつぜつが悪く
目つきが悪く
ただハーフのようにかわいいだけ。
ちがうちがうちがう!!

もう!
あのベトナム人の監督は
村上さんをほんとうに理解してるのか~~

性的な描写も、
村上さんの文章で読むのと
映像で露骨に描かれるのとではまったく違うものになっちゃうし。
何度もでてくるベッドシーンは興ざめ。

あーあ、こんなに観なきゃよかったと思う映画もはじめてだ。


村上作品の中でもあまり好きではない小説を
きらいな俳優が演じているわけで・・・

あ~あ、誘われたからって見たくないって言えばよかったんだ・・・

誘ってくれた人は村上作品を一つも読んだことのない人で
映像がきれいだそうだよ、ノルウェイだしね、などと言ってたから
ノルウェイの風景が出てくると思ってたらしい。
観たあと、
小説とはまったく違うんだというと
もう読む気しないとのこと。
村上バージンにはこの映画は彼を誤解させるものだ。

でも当の春樹さんはこれを前もって観てオーケーを出したのかな・・・・
どうせなら彼に監督をやってもらいたかったです。


きょうは久しぶりに雲がいっぱいの空。
今年もあと2日だ。

今年で経済的試練が終わったのだ・・・ろうか

2010年12月29日 05時27分59秒 | 日記
きのうご夫婦できてくださった友人は
3枚、絵を注文してくださった。

1月27日のお誕生日の人へおくるための「空と花の和音」



それから「君と見た虹」



(この絵をおじいさんではなくて男の子にしてくれとの注文)

もう一枚は「旅に出よう」。

ありがとうございます・・・

きょうはそのほか娘が小さいころお友だちだったお母さんとか
パン教室の生徒さんたちがたくさんきてくださった。

あるご婦人はガラス絵教室ができたら参加したいとのこと。

誘えばこれで4名くらいは参加してくれるかもしれない。


これから年末年始のお休みになるので
いったん絵をかたづけて倉庫に入れて帰る。

相棒のまなこさんと「来年もここでやろうね」と相談。

年をまたがって展覧会をするっていうの、なかなか気に入りました。


さぁ、きょうからお休みだ。6日間。


今月は27日をなんなくクリアした。
シュトーレンの収入があったからだけど
2日前にあせらず家賃を用意できたなんて
引っ越して以来のことだ。

試練は終わったのか?


この日記には、だれも知っている人読んでいないからという安心感で
厳しい経済状態を書いてきてしまったけど
この半年はほんとうにがけっぷち状態だったのだ。
笑えるほど。
一見豊かそうな暮らしなので
きっと回りのだれにも気付かれなかったとは思うけど。
買わなくてもすむものは何も買わなかった。
あればあるだけ使ってしまうわたし。
今まで、いかに自分が無駄使いをしていたか、しみじみわかった。
神様がわからせてくれたのかなぁ・・・

「ほしい」と思ってはならない。
「ほしい」ということは欠乏していると宣言することだから。
欲しがるのではなく、感謝すること。

この一見矛盾したような思考を癖にしなければならない。


やっぱり「ありがとう」と言い続けるしかないのだ。

東の空が白んできた。
これからだんだん朝がはやくなってくるのが楽しみ。


きょうはひすいこたろうさんの

「名言セラピー 幕末スペシャル The Revolution」を買ってきて読もうと思う。
とても楽しみにしていたんだ。


展覧会2010年の部はきょうまで

2010年12月28日 09時10分25秒 | 日記
展覧会もきょうで2010年の部はおわります。


なつかしい友だちがきてくれることになってます。


もっと新作をがんばっておくんだったと反省しきり。


きのうのお休みも
なんとなくすごしてしまった。もしかして怠け者??


では行ってきます。



今年もあと5日  ブレイクはやってくるか

2010年12月27日 06時39分53秒 | 日記
きのうはまずまずちらほらとお客様。
友人のさくこさんとせいこさんが朝からきて
ずっとお茶のみながらおしゃべりしてたので
ガラスとペンをわたして絵をかいてもらった。
泉屋のクッキーの包装紙にあるランプと旗の絵を写して、
色をつけて金箔を貼ったらすごい豪華な作品になる。
ふたりとも大喜び。

絵画ともいえないものだけど楽しいんだから
それでいいよね。
わたしはガラス絵はもっと気楽におもちゃのように考えていいのかもしれないと思う。

終わるころ相棒のまなこさんの友人が2人きてくれて
忘年会となる。
お寿司やお酒をかってきてくれて楽しかった。
そのうちのひとりはこんど漫画家デビューの予定。
楽しみ。
わたしが「占い師に60歳でブレイクすると言われた」というと
みんなでそのブレイクする方法を考えてくれた。
絵本コンクールに出す、
出版社にもっていく、
いろいろ。
イラストレーターになるには
人間をどんな姿勢でも上手にかくことができなければならないとか・・・

ブレイクする方法など考えても思いつかない。
流れに任せるのがわたしの流儀。
でも
やはりガラス絵でブレイクするなら
毎日毎日無心に制作するほか方法はないんだよね。


さてときょうはお休み。
あしたやったら、また年末年始のお休みが6日ある。
こんなふうにお休みが入る展覧会もはじめて。


きょうは街シリーズをもっと描いて、あしたもっていこう。


1月のパンの買い物もすること。

酵母を起こしておくこと。


絵とパン。

これが絵と旅になれば
私の人生は完成なんだけど。


日の出だ。

楽しい展覧会と、少しきがかりなこと

2010年12月26日 08時06分53秒 | 日記
23日から始まった展覧会。
24日は隣のホールでコンサートがあり、それも娘の出るものだったので
けっこうたくさんのみなさんが寄ってくださった。

絵の値段を8000円と表示していたら
2人のかたが買ってくださった。
小人さんシリーズの「レインスティックと踊ろう」と「大地の恵み」


ありがとうございます。


そして夕方、ともだちがやってきて
その値段はだめ、神戸で買った人が怒るよ、と忠告される。

また迷うわたし・・・


中心軸の定まらないわたし・・・


きのう25日は
ひっそりとしてた。
留守番もわたしだけ。
制作がはかどった。
たのまれてた猫の絵を描いた。


さてきょうは相棒も来る日。
絵の先生もいらっしゃる。

楽しみましょ。



楽しみきれないきがかりがあります。
友人、大親友の息子さんが大腸の憩室炎の手術をしたところ
腸の裏におおきな腫瘍があったとかで
摘出はされたものの、悪性か良性か検査してみないとわからないとのこと。
もし悪性(がん)ならば、この大きさなら転移も考えられるとのこと。

どうかどうか良性でありますように。
まだ30歳。そんな若さで大腸がんになるのがあまり例がないそうなので
大丈夫!きっと大丈夫。

子どもを亡くす経験はわたしだけで十分。

絵の値段

2010年12月24日 07時38分48秒 | 日記
きのうは一日ギャラリーにいた。
11時のオープン時間きっかりに
パン教室の生徒さんがお一人きてくださった!
そのあとはぼつぼつと。
となりのホールでは小学生のゴスペルの発表会。
にぎやかだった。


わたしは音楽をいつも流していたい人。
もうひとりは無音がいいという人。

きょうは1人で当番なので音楽つきにしよう。


ダイレクトメールが間に合わない。
パンの生徒さんたち、昔のかたたちにも出すと200枚以上になる。


絵の値段がなかなか決められないけど
ここでまたいっぱい余っても悲しいので
8000円くらいにしようか。
神戸では2万円だったので、買ってくださったかたには申し訳ないけど
あまりものということで許してもらおう。
たしかに
時間と手間のかからなかった作品が残っているように思うし。


ガラス絵というのは、純粋絵画ではないのかもしれない。

その昔、東欧の国々で、
ガラス絵イコンを村から村に売っていたイコン売りがいたそうだけど
村人が買うにふさわしい値段で制作されていたに違いない。

わたしはそういう気持ちでガラス絵を作ろう。


なんか
パン教室の月謝
絵の値段
下宿人の家賃

そんなことでいつも頭を悩ませている気がする。

感情を流す方法も教えてもらったことだし
そろそろそういうことから解放されたい。

一緒に展覧会してるまなこさんは
絵をあげてしまうことにしてるらしい。
残っても困るでしょうって。
お金持ち?
いや、そいういう執着心がないからこを
お金に困らない状況にいるのかもしれない。
学ぶところの多いかただ。

きょうから展覧会   徹夜あけの搬入

2010年12月23日 02時12分40秒 | 日記
DMを印刷したり宛名がきをしたりしてて
前の晩寝てないまま
きのうは午前中はハーブのお店で働いて
午後、搬入。

すごく重たいボードを移動したり
脚立に上がってライトを動かしたり、
やっぱり搬入って力仕事!

師匠の絵を9枚掛けたら
すっかり品格のあるギャラリーになった。
これだけでみごたえあり。

だんだ頭が働かなくなり
ついに自分の絵を掛けるためにトンカチをとりに戻る気力もなく
仕事を残したまま帰って寝ることに。

お昼ごはんも食べてなくて
もうおなかがもぺこぺこ。
残り物のシチューにご飯を入れてさっと食べて寝た。

それでさっき2時ごろ起きて
お風呂に入り
さて
これからタイトルカードとポスターを作ろう。


::::::::::::::::::::::::::::::

23日朝7じ。
今朝もいいお天気。
きれいな日の出。

展覧会のオープンには最高のお天気。
よい一日になりますように。



展覧会まであと3日・・・頭が完全に切り替わる  

2010年12月21日 08時02分37秒 | 日記
きのうの朝は寝過ごした!

9時からシュトーレンを焼くのでそれまでに二次発酵をすませていく予定だったのに・・
あわてて成形。まず第一弾の8こだけでも。
パソコンを開く間もなかった。

その前の晩に60こ分の仕込みをしながら
20こ、焼いておいたので
きのうマンションのパーティールームでみんなで焼いたのは60こ。
合計80こ、今年はいままでで最高に多かった。

10こくらいは手伝ってもらったかかたちへのお礼。
一個800円だから56000円の売り上げ。

そのうち材料費は30%くらいで17000円。

利益は4万円くらいね。

みんなわずかのお礼でわいわい手伝ってくれるのがありがたい。
いろいろ差し入れもあって焼けるのを待つ間はパーティー。
きのうは肉まん、巻き寿司、サンドイッチ、お菓子たくさん・・・
いれかわりたちかわり、買いに来る人たちがいて
年末の楽しい行事だ。
12月の第三または第四月曜日にやることになっている。

何年続いているのかなぁ・・・

7年前のときは
50この注文を全てキャンセルしなければならなかった。
前日の夜中、仕込みをそろそろしようかな、というときに
府中警察から電話。
娘さんが交通事故で都立病院に運ばれたと。
いまのところ意識不明だと。

そうか、とうとう事故ってしまったか・・・

そんな感じで、別居中の夫に電話していっしょに病院へいったのだった。


だからシュトーレンを焼く日は
ほんとうは悲しい記念日なんだ・・・

でも今年も無事でその日を楽しめたということは
ほんとうに感謝すべきことなんだ・・・


すべて終わって
あとは何人かに届けるだけ。

これで今年のパンの仕事が終わったと思ったとたん、
帰り道、頭がカチッと切り替わる。
荷物も車に積んだままアトリエに直行。

さぁ、「ゆめかなガラス絵展」だ。
去年とは違う、新しいわたしの境地を表す作品を創りたい。

太く黒い輪郭線で、街の絵を描く。



赤い車はわたしの『夢叶』の象徴。

あとここに少女と猫を描く。
それから手前の家をパン屋さんにする。


黒々とした輪郭線は師匠が好まないタイプの絵だ。

でもいいんだ!

いつまでも師匠の好みを考えていては自分の世界が創れない!

断捨離!!

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ガネーシャ



あれっ、本がない。

だれか持ってって読んでるのかな・・・


展覧会まであと4日

2010年12月19日 07時59分13秒 | 日記
きのうはアトリエに展示作品を並べてみた。
ほとんどが去年の残り物。
ちょっと恥ずかしくて、神戸に来てくれた方たちにはお知らせできない感じ。

いっそ去年の神戸の個展のあとにすぐにやればこんなに恥ずかしくなかったのに・・・

ああ、でもそのころにはまだあのギャラリーはなかったんだよね。

あんなにがんばってテンションも上がって制作していたのに
神戸の個展のあとは燃え尽き症候群みたいになってたのかな・・・
注文の作品を描いて

1月から3月は大学を受験して(なんか、今となっては笑ってしまう。でも楽しかった!)

それから4月と5月は1000人のチェロコンサートにチャレンジして広島へ行って

その直後にこの家賃のバカ高いマンションに引っ越し
同時に夫の扶養をはずされたので年金とか健康保険とかもかかってきて
そういう出費や家賃に押しつぶされそうになりながらも
なんとか半年もちこたえてきた。

貧乏物語はそろそろおしまいです、
と宣言したいところです。

精神的には息も絶え絶えで、制作どころじゃなかった

いや、怠けていたのかも・・・

8月だけはパン教室のかわりにペットの肖像画を描いて
でもそれは自分の描きたいものとは違うから
完全にお金のための仕事だった・・・

おまえはほんとに何がしたいんだ!!
絞れよ!
と、だれかの声がする。



たったいま
「あこがれの君」からメール。
ニューヨークからだ。

ニューヨークはマイナス10度の寒さらしい。

今回ウィーンへ行って思いましたが
ようこさんはやっぱりウィーンへ行くべきです、

と書かれていた。

ふむ。
わたしもそうは思うのですが・・・

ルーマニアと
チェコとグルジアと
それからウィーン。

行きます、来年こそ。

神様よろしく!