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総帥 ラボ

総帥(何の総帥かは、秘密)の自己満足ブログ;宗教をベースに世界を騙ります♪

暗号;暴風

2006年10月17日 | 国際問題(主にアジア東北部)
お昼ごはんを買いに行ったところで1号につかまってしまいました。

しばらくお話。
内容は2号のことなんですけど、コンビニで見つけて嬉々として買った
ホームランバー(チョコチップ)が溶けてしまわないかと気になって気になって。

「プレッシャー感じてると(2号が)言ってたけど、そんなん、簡単にできないから
最初は練習してやっていったらいいんやで、って言ったら『へ?そうなんですか?』
ってキョトンとして言ってたわ、アイツ」と1号様が言うけれど。
そりゃ、こっちも「はぁ?」ですわ。

いきなり期限切って本番やらせたの、どこの誰よ?!

と、喉まで出掛かかりました。
まぁ見方を変えれば、2号が1号からそういう言質をとったんなら後々楽かな、と。
それでなくても、所詮大学の研究なんだから気楽にやりゃいいんです。
不真面目でいいってことではないけれど。


ニュースを見ていると。
核実験程度で騒ぐな、中国もインドの時もそんなに騒いでなかったじゃないか、
制裁なんてやりすぎだ!
って論調の人がちらほらいるみたいなんですけど。

いつから核容認になったのかな、この人達。
日本がやったらどういう反応するんでしょうね?
核実験程度に(^^

「日本が核実験?!軍国主義に向かうのかっ!!容認できるわけないだろっ」
と一喝されそうです。
「では、北朝鮮は?」
と聞いたらどう答えてくれるんでしょうかね。

ダブルスタンダードとも言える言動を繰り返す政治家、節操無いかといえば
そうでもない。票田が…と推測すれば、一応彼等の言い分に筋は通ってる…わけないか。


朝鮮半島が南北に分かれたのは第二次大戦後で、ソ連が推す金日成とアメリカが
推す(そうでもないかな)李承晩がそれぞれ建国を宣言したことになっています。

米ソ対立の影響が大きいとはいえ、建国者の露骨なエゴが見えるのは私だけでは
ないはず。成立過程を見ればわかります。

1950年に米国務長官アチソンが宣言したアメリカの防衛ラインは
「フィリピンから沖縄を経由して日本列島を縦断し、アリューシャン列島に抜けるエリア」
で朝鮮半島を含めなかったため(いわゆるアチソンライン)、
これに気を強くした金日成がスターリン、毛沢東の承諾を得て南へ奇襲攻撃を
かけたのが朝鮮戦争の始まり。

スターリンが当初渋っていたように、アメリカもよもや半島で戦争になるなんて
考えてもいなかった。それは韓国の軍備を制限したことや戦争初期の国連軍てか
米軍の展開の遅さからも窺えます。

アメリカ、とりわけトルーマン大統領としてはこれを東西の戦争としたく
なかったようで「内乱」で済ませたかったようですが、日本から現地へ赴いて
指揮をしていたマッカーサーは全くそんな気はありませんでした。
朝鮮外から赤い軍団が加勢に来てて、赤の意志を感じ取ったからです。

チャイナとソ連からの半島・日本への輸送ルートとなる満州に大規模な爆撃、
さらには原爆を落とそうとしたのがその証拠です。

満州を緩衝地帯にする。
これ、奇しくも戦前に日本が一生懸命やってたことなんですよね。
アメリカが儲けのネタ(満州)を独り占めしていると怒って経済的に日本を
圧迫したのが日米戦争の遠因なんですが、ここにきてやっと日本が満州を
押さえたがっていたかを身をもって理解したんです。
特にマッカーサーは。
それが、帰国後の演説(過去ログ参照)に繋がるんですが、それはまぁいいでしょう。
日米戦争云々に至った流れってものも、追々お話しします、きっと。
学校で習ったりニュース漠然と見るだけでは決して見えない背景ってのをね。

閑話休題。

結果的に38度線にて休戦協定が結ばれ、戦闘は終わったものの戦争はまだ終わっていません。
それよりも戦争に至ったきっかけが、金日成の独りよがりってのが重要です。
アチソンラインは、太平洋を絶対守るぞ!って言っていて半島を無視している
ように見えるかも知れませんが、当時大戦が終わった直後ですから、
半分はソ連の息がかかっている半島については「防衛ライン」なんて気をつかって
言えなかったってのが本音じゃないでしょうかね。

それを、スターリンや毛沢東を口説いて口説いて戦争おっぱじめた金日成は危険です。
その子供である将軍様も…

当時は、バックアップもするけれど大局的にみて抑えこむ役割も果たしていた
親分がいたんですけど、今は親分いなくなって兄貴分だけで抑えが利かない。
ついでに南の元首がまるで北のスパイのように振舞っているし。

つまり益々、状況としては危うい。

もちろん、北の核実験を非難する理由が上記のことだとは言いません。
見方によっちゃ色々と浮かび上がってくるものがある、って言いたいだけです。

票田か献金ルートの影響かは知らないけど、「よそも核実験やった、
だから北朝鮮がやってもいいやん」って発言はどうかな?
そもそも、国益を考えての発言なんでしょうかね。
気になります。

それと、ひょっとしたら
「核実験」≠「核保有」
って単純に考えているんでしょうか。

「私ゃ文系だから分からん」では国政を与る身としては勉強不足だと思いますが、如何に。

kickback

2006年10月13日 | 国際問題(主にアジア東北部)
あんまり詳しく知らないんですけど、風営法(風俗営業等の規制及び業務の
適正化等に関する法律)ってのがちょっと前に変わって、スロットで博打性の
高い台ってのを店に置けなくなってるみたいですね。

あ、パチスロの話ね。

パチンコ・スロットやる人以外にゃ何のことかよく分からないでしょうけど、
要するにハイリターンなスロットってのが無くなるらしい。

で、客足が徐々に遠のいて大分業界の収益が落ちているとか。

気分転換にやるぶんには一向に構わないんですけど、度を過ぎてサラ金とかに
手を出して二進も三進もいかんくなる人が結構多いみたいですから、
それを考慮した法改正なんでしょうかね。

当然、パチンコ業界は大打撃なんでしょうけど、外野からしたらそれはそれで
結構なことです。
なぜなら、余興の分はまぁ良いとして、皆さんがパチンコやスロットに
注ぎ込んだお金の大半が北朝鮮に流れて彼等の軍事力増強に一役買っているからです。

過去に、これを問題にする人は問題にしていて、石原慎太郎東京都知事は
パチンコに取って代わるべくカジノを推進させようとしました。

TBSが、わざわざ捏造報道してまで石原知事に嫌がらせというかイメージダウンを
図ったような報道をしていましたが、その番組の製作会社がなんとパチンコ業界
の関連企業だった!ってのはあんまり知られていない事実。

色々と裏があるんですなぁ…と感心している場合じゃない。

3年ほど前の世田谷における一家殺害事件、あれも半島の裏組織っぽいのが
絡んでいるっていうじゃありませんか。

# どうも話が繋がらない部分があって、私としてはそれを信じるのが難しいんです
# けどね、浅生幾もこれを信じてそうな節があるし、意外とそうなんかも…
# と思ってます。

あれは北ではなくて南って話もありますけど。

生き残る為に必死、形振り構っていられないのは偽札・覚せい剤・偽タバコを
造っていることからも窺えます。

これを封じ込められた上、日本から経済制裁喰らうってのはかなり効くんですよね。
その、パチンコの話にしても。

でも、北朝鮮の国民は助かったりして。

国民飢えさせても食料を輸出してましたね。
スーパーに北朝鮮産と書かれたエビを見る度に、
「自分達で食えばいいのに…」と思ったものです。

韓国から人道援助で貰ってた肥料をインドかタイかに輸出してましたしね。

所謂「飢餓輸出」なんですけど、日本が買わないってなったら、
ひょっとしたら自分達で食べるかもしれない。

自給自足体制になって国民が元気になったら、そりゃそれで良いことなんだけど
支配者達はそんなことやらないだろうなぁ。

くれぐれも、借金してまでパチンコ・スロットしないようにね。



北風

2006年10月12日 | 国際問題(主にアジア東北部)
今日はとある講演を聴きにいきました。
お世話になっているS先生の講演を拝聴しましたが…

その内容にちょっと愕然としつつ、苦々しい気分になりました。

とある化学反応についての研究なんですけどね、
私が数年前に取り掛かって、挫折してしまったことを今されているんです。

私が挫折した理由はと言いますと、単純明快「能力不足」。
私の周りには誰も議論できる相手がいなかったこともあり、ただ一人で
黙々とモデリングしてコンピュータ使って計算してました。

議論できないってのは辛いもので、どこに問題があるのか等なかなか
見えてこないし、客観的な分析が困難でした。

ちょっと世間様を舐めているところもあって、どうせ誰に聞いてもわからんだろう、
自分でやるしかないよなぁ…とか考えていたってのもありますけどね。

で、結局できずにお蔵入りさせてしまったんです。
途中までやったデータはありますが、良い思い出なんてなりゃしない。

それをS先生は、とある北欧の大学と提携してプロジェクト立ち上げました。
で、そこの計算物理屋さんグループがスーパーコンピュータをほぼ専有して
計算しまくってます。

こりゃ良い結果が出るんじゃないか、と期待を持たせる発表でした。

でも、私は
「オレが始めたことだったのに…」
という僻みと
「結果が出るのは良いこっちゃ」
という諦念っぽい感情があって複雑でした。

今回の発表では結果まで出ていなかったんで、
講演の後に先生のところへ行って尋ねましたよ。
「かなり力を入れて取り組まれていますが、○○の計算はうまくいきそうですか?」

先生曰く
「いや~、難しいみたいね。どうもできないみたいよ」

…あ、そうですか。
嬉しいような残念なような、複雑な気分でした。
人間腐ってますね(^^;

もう一度、自分もチャレンジしてみようかな?
とは思いましたよ(自己フォロー)


前置きが長くなりすぎました。
ですから本題はちょっとだけね。

さてさて北朝鮮のことですが、こんだけ増長したのは韓国の前・現大統領の
太陽政策が原因だ、との批判が大きいッス。
これは日本ではなくてあちらのメディアや世論の意見なんですけど。

つくづく思います、後で言うのは簡単だと。
無責任とも言えます。
これから私も、その無責任な論を張るんですけど(^^;

一応、選挙で大統領が決まる韓国は、政策に国民の意思が作用していると
言ってよいでしょう。どの程度?って疑問は置いといて。

ですから「これまでは北風さんでしたけど、太陽さんになりましょう、
そしたら北の同胞は殻を破ってくれますよ」という太陽政策は国民の意思です。

これが悪い政策だとは思いません。
仲良くする、統一する、少なくとも同じ民族(そうだっけ?)が飢えている
なんて絶えられない etc. ってのは自然な感情でしょうし。

でも悲しいかな、太陽の暖かな光は北の国民に届くことはなく、
一部の雲上の人達だけが独占したんです。
この悲劇というか今更ながら敢えて言うならば“喜劇”の原因は、
「国民の意思があちらの国民に届くと思ったこと」
でしょうね。

雲は厚く広く、しっかり太陽の光を遮断していました。

それが、「結果の平等」を謳った社会主義国家の体制維持の方法なんですよね。
一見矛盾してますが。
だから勘違いしたのかどうか、雲の上だけにひたすら光をあてましたとさ。

いくらなんでも、韓国の為政者も厚い雲は見えていたと思うんですけどねぇ。
共通のアイデンティティとして「反日」しか見つけられずに唯々諾々と
あちらの意見を受け入れている様子を見てて、ただ「アホか」としか私には
映りませんでしたが、きっと深い考えがあったんでしょう。多分、おそらく。
いや、ひょっとしたら。

相当、太陽政策に対するバッシングが大きいみたいなんですけど、どうするんでしょうね。
このままだったら、高度成長期に海外へ進出してカモられた日本人や日本企業みたく
散々な目に遭ってしまうのではなかろうか、と。
# もう遭ってんのか(^^;

かと言って安易に方向転換できるもんでもなさそうですし。

彼等の手腕に期待…は全くしていませんが。
とにかく生暖かく見守りましょう、ちょっとだけ。


過ぎたるは猶及ばざるが如し

2006年10月11日 | 国際問題(主にアジア東北部)
昨日は久々に小難しい数式をやって疲れました。

久々に脳を使ったって気分です(^^
普段何やってんでしょうね?


北朝鮮の地下核実験から様子を見てきましたが、
情報が錯綜していて実験が成功したのかどうかさえも判別つきません。

それが理由ではないと思いますが、北朝鮮がここまでやってしまったのは
一体誰が悪かったのか?!的なニュースをよく目にします。

それよりは、今後の対応とかもっと考えさせる報道した方がいいのでは?
と思いますけどね。
安倍総理がどうこうとか、単に情報を垂れ流すだけではなくて、
こっちが考える素材を提供して欲しいものです。

安倍ちゃんに関して言えば、制裁云々も結構ですがそれはアメリカが
言ってることを繰り返しているだけじゃないか、とも思います。

距離的に危険性は確実に日本の方が高く、迷惑を被るのもアメリカより
日本なんだからもっと別の方策を主張したら面白いんですけどね。

自衛隊よりは海上保安庁の権限を拡大させて国境警備を強化させるとか。
海上保安庁に空母と戦闘機を配備するとか。
それで海上からの弾道ミサイル発射をできないように匂わせといて。

で、民間に委託してテポドン迎撃システムを開発しています、
日本に撃ったとしても半島の上で破壊できますよ。
あと1年でできますよ。
やるならやって御覧なさい♪と吹聴するとか。

切り札が無効になったとき、あの国は内部崩壊が起こる(はず)。

何でこんなにカードが欲しいかというと、アメリカと渡り合うためってよりは
国内向けだから。
「保護なきところに忠誠を求むるいわれ無し」
とのことわざがあるように、面倒見てくれないやつが忠誠求めたり
命令するのは不可能。

北の場合、国民を飢えさせている。
守ってなんかいません。
それでもいまだに体制をかろうじて維持しているのは共産主義国家独特の
強さではあります。

けど、限界ですね。
そろそろ臨界点に達するんじゃないですかね。

多くの人民が飢えているのは諸外国が悪い!と喧伝して
国民の恨みを政府から逸らすのはいつものパターンですが、
何年も多くの国民を飢えさせていて、改善が見られない。
当然、怨嗟は外国に出ずに国内に溜まっていくんですが、
それを発散させるためにも「将軍様はじめ政府はこんなに努力してんだ!」と
パフォーマンスする必要があるんです。

これは国民だけではなく、軍部をはじめとした政府中枢の人達にも効果があります。
もちろん、諸外国にも。

だけど、もうしんどいんじゃないんですかねぇ。
富裕層は韓国のテレビドラマ見ている、即ち内と外を比較する手段を持っているって
ことですからね。今は富裕層だけかもしれませんが、徐々に広まっていくはずです。

ちなみに、韓国のドラマ見たり外国と国際電話できる人は大体、
実態を掴んでいるようです。
彼等はアメリカが攻め込んで開放してくれたらいいのに、と思っているとか。

正直、アメリカが北朝鮮に攻め込むって考え難いんですよね、
全くメリット無さそうで。

だから北朝鮮に一生懸命攻め込んで支配てか開放…てかやっぱ支配してくれるのは
兄貴分の中国様だと私は予測しているんですけど。
 日本からしたらそっちが厄介ですね。

北朝鮮の国民が不幸ではあるけれども、
残念ながら日本は開放してあげることができません。

行く末はどうなるんでしょうね?
あんまり良い未来を予測することができないのがちょっと鬱です。


しばらく「北」のお話したいと思ってます。


maneuvering?

2006年10月04日 | 国際問題(主にアジア東北部)
朝の出勤途中の道路沿いに右翼の街宣車が駐車してあります。
黒塗りのは無くなったんですが、まだグレーのとかがあります。

いつも「あ、ある」と確認してます。
そこにあると安心するんですよね。

で、今朝。
それがありませんでした。
「どっか出動した?!」
って気になってしまいますね。

全くの他人事でお節介なんですけど、どうか大人しくしてて欲しい(^^;


最近の安倍総理って前と言ってること違いませんか?
ニュース見る度に、違和感感じて仕方ないんですけど。

ちょっとばっかりお茶目で健気に無茶している国家があるから、
それを包囲しようと駆け引きしているんでしょうかね。
てか、そうとしか考えられないけど。

でもですねぇ、駆け引きの材料に歴史を使うのは個人的には全く
賛成できないんですよね、私は。
完全に譲っている気配でもないし、まだ様子見とチェックが必要なんですけど。

最恵国待遇とか、そんなんまで駆け引きの材料に使われるのが国際社会とはいえ、
己のルーツやアイデンティティでさえも俎上に上げるのは馬鹿馬鹿しくありませんかね。

秤の片方がそれだとして、釣り合うのは一体何なのか?
私にはまだ分かりません。

北朝鮮の核実験を抑えることなのか、拉致問題の解決なのか…

北朝鮮が核持った後、韓国を吸収して無茶の自乗国家作って
日本に押し寄せるとか考えてんのかな、とか色々と(そうでもないか)
シミュレートしてますが、秤を釣り合わせるほどの事が思い浮かばないんです。

情報通の方や半島ウォッチングしている好事家や全く興味ない方も
アイデアあったら教えてください。

今現在、5番目か6番目の悩みごとなんですよ(^^;


Confucian value

2006年09月28日 | 国際問題(主にアジア東北部)
昨日、とあるボクシングの試合で乱闘騒ぎがあったらしいですね。

乱闘は観客同士だったらしいんですが、野次に憤ったセコンドも
乱闘に加わろうとしてたみたいです。
まぁ止められたみたいですけど。
何でもありになってきてますな、昨今のボクシングは。

この試合、深夜に放送されたんで見ようかな、と思いました。
8回戦ですし、ちったぁまともな試合が観れるかと思ったんで。
けど、ちょうど京極堂の憑き物落としの場面読んでたんで(邪魅の雫)、
試合のことなんてすっかり忘れてしまった(^^;

あ、8回戦ってのは8ラウンド制の試合ってことです。
格みたいなものがあって、下から4回戦、6回戦8回戦とキャリア積む毎に
ラウンドが増えていきます。
日本タイトルクラスだと10回戦、世界タイトルになると12回戦ですな。
大雑把に説明すると。


さて一昨日のことです。
仕事サボって、本読んでました。
喫煙所で。
そこに韓国の留学生(名前知らん)がやってきました。
「何読んでいるんですか」と
「え?あ、論評です。てか対談集です」と言ってタイトルでも見せようかと
思ったけど、やめた(^^;
「栄光の日本文明」とかいう本だったから。

そこから、話が変な方向にずれていく…ってわけでもないけど。

彼はあんまり社会問題等に興味がないらしい。
けど、日本は色んな情報が手に入りますね、とか言ってた。
そういえば、韓国では北朝鮮のことに関する本がないらしいですね、
と振ったら「法律で厳しく規制されているんですよ」だって。

そいつぁ知らんかった。
あちらには言論の自由はないらしい。
いろいろと規制があるみたいで。一部は知ってますけど。

褒めるのも貶すのも、両方言えないと考え方偏りますよ。
中国では日本人を「鬼子」と教えて忌み嫌うように教育しているらしい
ですけど、韓国ではどうなんですかね?
と聞いたんですが。

そうですねぇ…と答えにくい様子だったんで
「日本にずっと住んでてどうです?非道い日本人っていないでしょ?
韓国でも悪く言われていると思いますけど」
と助け舟(?)を出したら
「戦争は特別ですよね。韓国だって…」
とか。
お、だいぶ分かってんじゃん。
ここまで来れたらもう少しっす。

「政治の問題ですよね」ですか。
そう言われると
「あなた達が国を変えてくださいよ」と言いたかったんですが、
やめました。

ヒュンヒュンも彼も
「今は韓国やばいから帰りたくない」
ってこと言ってますから。

冗談ともとれない言い草だったんですけど。

いざとなったら祖国を捨てるんですか、そうですか。
そちら、儒教の国じゃなかったんですか?と言いたい。

じゃあ言えよって?

面倒くさいよ(^^


sorry...

2006年08月22日 | 国際問題(主にアジア東北部)
ちょっと最近サボりがちですみません。

この前のネタ、実は「とっておき」だったのでもうちょっと温めてから
丁寧に書けば良かったなぁ、と思うとやる気が…出ない。

新聞って最早歴史的に取り扱うべき対象である、とも思いますし。

宅配の広告チラシや通勤の時間潰しのために皆さん買うわけで、
ニュースを得るのはテレビとネット、雑誌で間に合いますからね。

以前、コメントで御指摘下さったように「見出しの大きさ」で
ニュースの重要度を測るとか、研究室の気持ち悪い奴等がやってるように
「朝日はネタ提供してくれて面白い」ってのもありますから全くもって
存在価値がない、とまでは言いませんけど。

でも、立ち位置がフワフワしているんですよね、新聞って。

読売は一番しっかりしていると思ったけど、どうやらブラックホールに
飲み込まれていってますね。

朝日は、反日な人達や国家の衛星。

毎日も一緒。でも朝日の陰に隠れて、の印象が強い。

日経も同じ穴の狢だけど、数字を使うだけに鬱陶しい存在。
一つのデータ、と割り切って読めばまだ使える。

産経は、朝日のアンチテーゼ以上のものではない。
朝日と対にならないと生きていけない。


単純に数年来のデータからGDPの予測を立てて(てかその予測も貰いもん)
「2020年には中国に抜かれる」→「だから中国を無視できない」
なんてアホか、と。

これ、アメリカの誰かが言ったことなんでそのまま信じたんでしょうけど。
完全に思考停止しているとしか思えません。
多分、そのアメリカの誰かさんは条件付で言ったのではないかと思います。
「仮にこのまま推移すれば」とか「オリンピックまではこのままいけるでしょうが」とか。

そんなに先のことを予測すること自体、アホくさいんですが
敢えて言いますと、あの国はここまでですよ。
頭打ちです。
新聞以外のとこから情報仕入れる人は同じことを考えていると思いますけど。

そのうち、二進も三進もいかなくなって馬脚を現しますから、見ててください。

中国中国言うなら、インドも言わないといけません。
あそこも発展著しく、今の中国と同等もしくはそれ以上に発展します。
何より、農業がしっかり確立されているのが強みです。
ただし、イスラム教徒を人口の1割ほど抱えていますから、
それがどう影響するか気になるところですが。

インドも日本にとっては無視できない国なのに、ニュース少ないですよね。
インドに興味持たれちゃまずいんですかね。

中国大好きな報道は構いませんが、それだったら中国とインドの関係も
もっと報道しても良いでしょうに。
そうしたら、みんなネパールについてもっと興味持つようになると思うのですが。

他人事として言い切ってしまえば、国家転覆の典型的なサンプルです。
今のネパールは。

ネパールの共産主義勢力であるマオイスト(毛沢東派)が今暴れていますが、
国家権力をもってしても抑えきれない程、強力な武力を持った背景は?
1.金持ちのパトロン(ビン=ラディンのような)
2.他所の勢力(国・民族・宗教)

1ではありませんね。ネパールは貧乏国家ですし、共産主義勢力が、
もっと言えば毛沢東主義だったら農業主体の共産主義勢力が金持ちを
認めるはずがありません。

だから2なんですが、民族や宗教ってのは有り得ないってことは
ちょっと調べればわかります。
結局、ネパールの国家が転覆して喜ぶ国しかないんです。
ずばり、中華人民共和国。

「偉大な指導者毛沢東の名を騙るとは、許せん!」ようなことを中国当局は
言ってましたが、それをそのまま流して終わるのがマスコミのクオリティ。

朝日日経毎日は仕方ないとしても、産経はこの辺ツッコミ入れないといけないのに。

人手が不足して忙しいのかも知れませんが、この調子だと読者に見捨てられます。

朝日日経毎日も、中国礼賛なんてね。
知れば知るほど危なっかしい国なのにね。

今は「約束を守っている」から資本が入っているわけで、
本性は「約束を破る」国なんだから
何故、今は約束を守っているのか?などを検証する記事が必要だと思うのですが。

新聞社に入る人って高学歴の人が多いんじゃないですかね?

「高学歴」だったら「賢い」ってのは真ならずですが、
「高学歴」だったら「アホ」ってなかなか当て嵌まるような気がします。



宋襄の仁

2006年08月17日 | 国際問題(主にアジア東北部)
ここ数日で色々ありましたね。

昨日はネットの速報でサッカーの 日本×イエメン に注目してたんですけど。
展開は、日本の一方的な攻撃に終始。

ただ、速報に載るのは「○○、クロス」ばっかり。
これって、「考えろ」といつも言っているオシム監督は相当怒ってるんじゃ
ないの?と思って、監督談話がアップされるのを待ってたけど、
結局昨日は出ませんでした。

今日見たら、やっぱり怒ってましたね。
それにしても、この人の話って面白いですね。
小気味良いというかなんというか。
インタビューに苦労している記者達は大変そうですけどね。


靖国参拝を巡っては、韓国の大統領官邸の談話として
A級戦犯の合祀如何に関わらず認めないという意向を示しました。
靖国神社自体が侵略戦争を正当化する施設だって。
特に靖国神社にある博物館「遊就館」が軍国主義を美化する施設だと
いうことみたいなんですが。

やっちゃいましたね、韓国。
日本では「死体に鞭打つ」ことは禁忌(タブー)なのに。
辛うじて、A級戦犯は極悪人と認識されているから、
まだこの批判は許容されていただけなのに。

国のために命を落とした人達を祀る施設自体を批判することは
越えてはならない一線を越えたってこと。
日本人にとって。

侵略戦争云々言うけど、お前等も当時は「日本人」だったんだって。
朝鮮が征服されたのを恨むなら明治の元勲を恨んで「彼等の墓を暴け!」だったら
まだ解らんでもないけど(墓を暴くような文化は日本に無いけど)。
靖国は全く関係ないでしょ。
厚かましく論点をすり替えて尚かつ平然としていられる彼等はさっぱり分からんですな。

ま、これでちょっと認識甘かった日本人もちょっとは変わるでしょうね。
# 宗主国様はきっと怒り心頭じゃないかな、「考えろ!」って。
# 韓国政府がこの問題でややトーンダウンしたら、中国様にお叱り受けたと
# 見做して良いかと思います。

北方では、かに漁やってた船がロシアに拿捕されました。
残念なことに、ロシアの威嚇射撃で乗員一名が無くなったそうです。

合掌。

これが日本の巡視船だったら決して人に当たらなかったのに。
波の高さ・揺れを解析して人に当たらないように自動照準の射撃が可能な
日本の技術ってすごい。

感心している場合じゃない。

まだ日本とロシアの意見が食い違っているので迂闊なことは言えませんが、
事件が起こったのは日本とロシアがお互い領土を主張している海域で、
実効支配はロシア。

どんだけ日本が喚いてもロシアは決して頭を下げることはないでしょうね。
プーチンだったら特に。

力がものを言う。
これが世界の秩序ですね。
残念ながら今の日本ではどうすることもできません。

近隣諸国は野蛮な国ばっかり。

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した。」

とか、

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」

とか、のんきに謳っている場合じゃないって(日本国憲法前文)。

もうちょっと考えなさいよ。


そういえば、日本×イエメン の前日記者会見で面白いやりとりがありました。

記者:今日は数的優位を作る練習を多くやっていたが、日本の選手が
   数的優位を作る瞬間の判断力というものは低いと思うか?

監督:質問の翻訳が正しくないようだ。問題は、日本人が早く判断する能力を
   持っているかどうかではなくて、早く自分で考えることが一般社会で
   許されているのかどうか、だ。そういう習慣があるのだろうか。
   どうなのだろう、逆に聞いてみたいのだが?

記者:一般的には教えられて育つことが多いので、自分で判断して行動を
   起こすことに慣れていないと思う

監督:残念ながらサッカーとはそういうものではない。(中略)サッカーは
   自分でプレーするスポーツである。(中略)だからサッカーは自分で
   判断しなければならない。(中略)サッカーは非常にクリエーティブな
   スポーツである。だから、アイデアのない選手は、サッカーには向いて
   いないのだと申し上げておきたい。


社会の縮図みたいで面白いですね。

お人よしは国内だけで。

的確な判断が必要ってのは頭じゃ分かっていても、難しいものです。
特に、日本じゃ(他よりマシかな)的確な状況把握も難しいですからね。


明日は100回目!です。
ここまで続くとは、我ながら意外(^^;

あっちの紛争

2006年07月27日 | 国際問題(主にアジア東北部)
最近、こっちでは北朝鮮が紙面を賑わせてくれましたが、
あっちの方でも紛争があって、国連はそっちで忙しそうです。

イスラエルとヒズボラ。

ヒズボラって何?
多分、政治結社。
正確に何といったらよいのか…宗教結社の方が良い表現かな?

宗教結社対国家というところが私には難解なんですが、
ヒズボラがあるレバノンは直截的に関与していないみたいですね。
だから、ヒズボラにもイスラエルにも「呼びかけ」ているだけ。

国際空港とかイスラエル軍に空爆されているから宣戦布告するのかな、と
思っていたけど、今はまだ抑えている模様です。
私も、今は我慢だと思います。
国連はレバノンに同情的ですしね。
アメリカは相変わらずですけど。

事の発端は…と言い出すとニワトリか卵か、になって面倒くさいので
別方向に話をもっていくと。。。

客観的に、てか無神論的観点から言うと、
宗教、とりわけ「神」ってのは人智を超えたものに対する畏敬の念によって
形作られた存在に思えます。
アニミズムですね。
自然であったり死であったり疫病であったり。

日本は、自然が豊かで山にも川にも海にも神がいた。
ヨーロッパも森の神とかいろいろいた。
アメリカも、そう。

では、中東は?
「自分達の運命を司るもの」
に対してではないのでしょうか。

砂漠の民、畏敬の対象であるのが「自然」というよりは
「運命」といった方がしっくりします。
だから、神との論争が生まれ、契約が生まれ、それを守れば救われる
守らなければ救われない、というロジックが生まれた、と私は思っています。

そうすると、契約を守っていたらOKっていうのであれば、日本や
他の地域にあった自然との結びつきが強い原始宗教と違って土地に
縛られないわけで。
これが世界進出の原動力なのかな、と。

ユダヤ教は「約束の地」があるからまだしも、キリスト教は普遍的なだけに
どこへでも行く。イスラム教も、そう。
イスラム教はルールが厳密に決められているから、融通利きにくい部分もあるけど
キリスト教はまだその点柔軟ですよね。
自然宗教までも取り込めたんだし(復活祭ね)。

そういう視点から物申せば、ユダヤ教国家であるイスラエルは、
まだ対処の仕方があるのではないか、と。
ただキリスト教国家やイスラム教国家が仲介に入っても難しいかな、とは思いますが。

ここで日本の出番でしょう。
こういうところで世界平和に貢献できるのは日本だと思いますよ。

なのに小泉首相、折角訪問したのにすぐ帰って…おい!

自分達の強み、他の国家との特異性をもうちょっと知っておいて、
それを活かしてもいいんでない?
と思うのですが、皆さん如何でしょうか?


 リクエストがあったんで、ちょっとだけ中東情勢からめて話しました。
 不十分で御不満かもしれませんが、許したもれ > ブラックメガネ君。


金玉均

2006年07月13日 | 国際問題(主にアジア東北部)
天候悪いし湿度高いし冷房効きすぎやし…
体が持ちませんわ(TT)

最近の極東情勢見てて、福沢諭吉の脱亜論を思い出しました。
変わらんなこいつ等は…と暗澹たる気持ちになります。

福沢は、シナ・朝鮮と共に手を組んで欧州列強と対峙し、
アジアを守ろうという考えでした。
# 当時の政府もそうでした。
しかし、福沢は彼等の中華思想と狭量さに愛想尽きて「日本だけで」に転換したんですよね。

朝鮮にもこのままではまずい、と思う人はいました。
その代表が金玉均でしょう。
彼は朝鮮の中華思想というか事大主義からの脱却、そして近代化を目的に、
いち早く近代化に取り組んだ日本に留学して福沢に師事しました。

そして、仲間とクーデター(甲申政変)を起こしましたが、
あの袁世凱率いる清軍に蹂躙され、日本に亡命しました。

その後上海に渡りますが、そこで暗殺されます。
朝鮮に送られた死体は切り刻まれ、朝鮮各地で晒されました。

安重根と違い、彼等は本国では評価されていないようです。
手段は「日本と手を組んで」「日本を利用して」ではあっても、
冷静に自国を評価して、独立国家の建国を同国の誰よりも早く夢見、
そしてそれを実行した人達です。
彼等の目的は朝鮮の独立と近代化だったんです。
もっと評価されても良いと思いますが…

当時このような人材が朝鮮にもいた、ということは情報収集し易い現在ならば
もっと居ると思います。
ですから、まだちょっとだけ、韓国に期待したいなぁという願望があるんですよ。
楽観視してはいませんけど。

パンドラの箱の最後に残ったものは、希望。
脱亜論を実践するのも一興ですが、別な方法も探ってみるのも価値有りです。

以上、独り言。