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総帥 ラボ

総帥(何の総帥かは、秘密)の自己満足ブログ;宗教をベースに世界を騙ります♪

imitation

2007年02月16日 | 国際問題(主にアジア東北部)
昨日、書こうと思っていたネタの記憶が飛んでしまったんで、
昨日 半端に綴ったネタを派生させます。

昨日隣で議論(?)されてたのは電気の回路の話だったみたい。
電気は難しいですよね、イメージするのが。
私は「水の流れ」に模して考えますけど、それは人それぞれなんで、
私が水に例えて説明しても他人が容易に納得できるものでもないようで。

あぁ、ちょっとだけここで説明しますと、
水を電子、
坂(勾配)を電圧
障害を抵抗(インピーダンス)って考えると
水の流れは電流になりますよね。
坂が急だったら、水は勢いよく流れる、即ち電流が大きくなるってことです。

例え方は中学高校で教える先生によって違うかも知れません。
私は学校でどう習ったか覚えていませんが、師匠に「水」で鍛えられたから
私も「水」を使っているだけです。

# イメージしやすい、良い説明方法ないかねぇ >ケンちゃん

そんなわけで、電気とは無縁だった門外漢が3人で回路についてあれこれやっている
お隣のプロジェクトが上手くいくかどうかは甚だ疑問なわけです。
電気屋巻き込め、って言いたくなりますけどね。

だから「マネしたらえぇ」って発想が出るんかな、と思うと多少は仕方ない気がします。
期限も切られてるみたいですし。

ただ、「マネ」するにも技術が必要ですからね。
そこんとこ理解してんのかなぁ、と。

別段、R&Dの最初の段階で「とにかくマネしてやってみよう」ってのは間違いだと
思っていませんよ、私は。
研究で収まる限りは特許の問題も発生しませんし、勉強になるとかスキルが
上がるんだったらやってもいいんじゃない、って立場です。

つまり、外に出さなきゃいいんです。
# 外に出すにも許可を得て出すならいいよ。ロイヤリティ払うとかしてね。
もし、外に出すなら模倣したものを発展させたものじゃないといけません。
道徳的にも社会貢献を考えても。
(真似した部分はきちんと公表するのは前提)

ただ、大学にいるとその辺モラルハザードになりがちなんですよね。
外が見えないから。
きちっと弁えている人ももちろんいると思いますけど、ねぇ。
こういうところは、金にならんことしかやってない理学部の方がすっきりしてて良かったな。

ただ、まぁ、まぁ、大して世に影響あるものでもないから「内輪だけ」って気分で
やってりゃいいんだろな、と自分を納得させて口出ししないように努力してます。
…時々溢れますけど(^^;


この「模倣」から無理やり話を広げます(^^;

「日本文化は朝鮮文化の模倣だ」って戯言を聞くことがあります。
なんて面白い人たちなんだろう、と半分笑って済ませられますけど、
なんて無知な人たちなんだろう、と悲しくもなります。

「米作すら模倣」なんてよく言うなぁ。
米って元々南方の産物なのに。

「端午の節句」を世界遺産申請して登録されて、チャイナにキレられても
何ともないお国柄ですからね、「またか」くらいに見てた方が精神衛生上は
良いと思いますけど、剣道や柔道も「朝鮮が起源」なんて言われたら
いい加減にしろ!って言いたくなりますよ、武道やってた私にとっては。

その他にも、てか今でも日本の漫画やらアニメやらお菓子やら家電製品やらゲームを
「自分のオリジナル」として世に出しているんですよね、韓国って。
勿論、海外に出せば「盗作」ってばれるから国内に限った話ですけど。
「盗作だ!」って日本の企業が韓国で裁判起こしたら…全敗ですよね。
# 有名なのは「ガンダム」のお話なんですけど、知らない人はご自身で
#「韓国」「ガンダム」をキーワードに調べてみてください。
# 驚愕の、国を挙げての狂った体質が見えますから。

朝鮮のこの手の厚顔無恥さの原因がどこにあるかというと「コンプレックス」っての
(歴史が浅い、固有の文化が無いってこと)がよく言われますが、それはどうなんでしょうね。

古代に関する資料が残っていないから日本書紀使って朝鮮の古代史を調べるのが
朝鮮でも一般的な古代史研究の方法らしいんですが、日本書紀には朝鮮半島の
一部が日本領と明記されている箇所があります。
そこを彼らがどう解釈するかというと…


「なかったこと」にするらしいですね。
学者にも関わらず(^^;
# 何で読んだのかちょっと今見つかりませんから間違いだったら指摘してくださいね。

この体質が問題かな、と思うんですがどうでしょう?
「この体質」ってのは、まぁ要するに「愚民政策の派生」ってことです。
ほとんどの人が「知らない」のをいいことに、一部の権力や名声や学歴でもいいや、
そんなんを持っている人が大元の情報を占有して、都合の良い情報に変えて
「知らない」人たちを操る、この場合で言うと国民の意気を高揚させるとか
他人種に対して優越感を持たせるとか、そういうことを当然のようにやってしまう
ことが朝鮮(とりわけ韓国)の問題ではないんでしょうかね?

日本人は「また何か言っている」で聞き流す話でも、丁寧に一々反論して彼らの
勘違いを修正する作業しないと、このままでは彼らが痛い目に遭うんじゃないかと
心配になります。

朝鮮のことを矢鱈と叩いている、と皆さんは私のことを思われるでしょう。
確かによく話題にしますし、叩くところはしっかり叩くようにしてますけど、
それは「どうしたら仲良くなれる?」を考えているからですよ。
皆さんにも考えて欲しいからですよ。

双方の歴史の誤解に加え、彼らの勘違いを正さないと決して理解しあえませんし、
仲良くもなれませんよ。
今、仲良くなれる一番現実的な方法って、
「半島で戦争が起こって韓国が瀕死の状態になる」
くらいしかないでしょ?

「話せば仲良くなれる」って人や「日本が反省すればいいんだ」って思っている日本人の方、
実際どの程度お互いを理解し合えているんでしょう?
それは日本人の勘違いだとか相手の言うことにハイ、ハイって言ってるだけだろう、と
思っている私に、是非教えて欲しいもんです。

ちょっと偉そうなこと書いて歯が浮いてしまったんで(^^;
下心を言いますとですね、
「アジアの安定のためには日本と朝鮮半島は仲良くした方が得」
ってのがあります。
もしチャイナが内部崩壊したら、朝鮮半島の人と仲良くした方が良いとか思わないかもね(^^;
ニュース見る度に「やってられん!」って思うからね。




just, for us

2007年02月09日 | 国際問題(主にアジア東北部)
病院に行き損ねた!
明日行けばいいけど、時間経ってカチカチに固まった傷口開かれて抉られるのは辛い。。。
ちなみに、終わりの見えない通院にいい加減、イライラ募ってる私です。


前回、光源氏計画と書きましたが、どういうことかというとですね。
「朝鮮を育てて日本の良きパートナーにする計画」です。
「光源氏計画」ってのが誇大広告だったら指摘してくださいね。
後で謝りますわ。

何でこういうことを日本がしなきゃいけないか、のアウトラインは前回までに
ざっと説明しました。
朝鮮がしっかりしてくれなきゃ、日本の独立が危ないからですね。

「日本の侵略主義」っぽい認識されている方(私と同年代かそれより上の方に
多い気がする)は、完全に誤解です。多分、征韓論ですら誤解していますね。
できればご自身で勉強し直してください。
そういう方はこのブログ読んでも納得いかんでしょうから(^^

光源氏計画とか書いたんですけど、そんなに朝鮮が魅力的だったか、と言われると
「そんなこたぁない」。
ビショップ夫人に代表される、各国の旅行者に「汚い」「臭い」と言わしめるくらい
国内は荒んでいた、支配階級はそれに対して何の対策もとらなかったのが当時の朝鮮です。
本当に、日本の都合で朝鮮にはしっかりして欲しかっただけ。

朝鮮が、独立国家として近代化を歩み、日本と同盟してくれたらそれで良かった。
理を説いて話せば分かると思ってもいました。
しかし、それは幻想でしかありませんでした。

朝鮮と国交を結ぼうと5年も粘りましたが、朝鮮は拒否し続けました。
理由は「天皇」の“皇”や「奉勅」の“勅”って文字を日本が使うのはけしからん、
宗主国(清)様だけが使える文字だ!ってことらしいですね。
今でも、「天皇」って言葉を使わずに「日王」って言いたがりますよね、半島の人。
「偏狭だなぁ朝鮮人は…」って解釈よりも「いまだに事大主義かよ…」って解釈の
方が正しいのかな?

もう一つの理由は、既に西欧と開国している日本は「禽獣と同じ」って見做して
いたからです。
開国前の日本と似たところがありますが…

いい加減にしろ!って怒って日本は軍艦並べて朝鮮に開国を迫り、朝鮮も
しぶしぶそれに応じました。
これを江華島条約といいます。
軍事力を背景に外交するやり方に、当時国内でも批判が強くありました。
# 西郷どんとかね。

ですが、そこで締結した条約は、まず第一が
「朝鮮国は自主の邦にして日本と平等の権を保有せり」
ですから大したものです。
「朝鮮は独立国家で、日本と平等の権利を持つ」ですから。
# 軍艦で脅しといてそれかよ!?ってツッコミたくなる内容ですな。

武力を見せつけてておいてこんな条約を結ぶってことに「おや?」って
思われた方もいらっしゃるでしょう。
これはお節介というか、どうしても仲間が欲しい日本の下心というか、
日本人独特の「仲良くしましょうよ」的発想というか、まぁそんなところなんでしょうけど、
当時の情勢から考えると、不自然な感覚を受けます。
結局、これは外交下手な日本、自分たちの感覚だけで相手をも信用しようとする
日本人独特の、対外的には全くの「下策」な表現だったんです。
これを繰り返したから、お互いの勘違いが起こって朝鮮は日本の一部になりました。

「朝鮮とは仲良くしていきたい」という明治天皇の言葉があるにも関わらず、
朝鮮に総督府を立てて実質的に支配したことが、総監である伊藤博文の暗殺に
つながってしまいました。

ちょっと調べれば伊藤博文は朝鮮を支配することには大反対の立場だったこと、
日本が協力しないと朝鮮は国家として成り立たないくらいボロボロであったこと
が分かるんですけどね。
# 一方で「仲良くしましょう」と言っておいて「俺達が仕切るから」ってことを
# やってしまったばかりに、誤解を招いて暗殺って悲劇を生んだんですな。

結果的に、伊藤博文の暗殺は朝鮮から見たら大失敗もいいところで、現在も半島以外では
全く評価されていませんが、日本にも不手際があったことは認めなければいけません。

はっきり言うべきでした。
「朝鮮はこのままじゃ滅びるだけだから、国家の体を成すまで当分日本に従え」と。
日本人的にはこういう表現に眉をひそめるかも知れません。
でも、これが外交なんです。
はっきりと言わなければ誤解を招く。
誤解は双方に悲劇を生む。

ん~、長いなぁ。
だるいけど、何回かに分けますか。

では。


conquered race

2007年02月06日 | 国際問題(主にアジア東北部)
ここ数日、西日本は暖かいらしいけど、全然それを実感できない。
寒い!てか寒気が収まらない…

昨日さっさと帰って病院行ってからすぐ寝たんで大分良くなりましたけど。

途中、スーパーに寄って栄養あるもんでも食いたいな、とお惣菜コーナーに
行ったら「お、安いやん♪」って寿司買ってるんだもんなぁ。
つくづく、馬鹿だなぁと(^^;


歴史のお話、去年の続きっぽいのを書こうかと思ったけど。
ちょっと架空の条件を設定して考えながら進めてみましょうか。

設定1
お隣さんというのもおかしいくらい離れたところにお住まいの方が
もっと遠いところにお住まいのかなり恐ろしいご一家に睨まれています。
今、その一家の準構成員的人たちからずいぶん離れたお隣さんが
いじめられています。
跡継ぎ候補も次々と亡くなって、これは拙いと考えたそこの主はウチに
縁談を持ってきました。
ウチの子供らも、ずいぶんお世話になっているから協力したいんですが、
あの一家と事を構えるのはさすがに…
それに、ウチはウチでごたごた続きだし、あの恐ろしい一家はウチに危害を
及ぼす恐れは今のところほとんど無いな、と思い縁談を有耶無耶にしてたら
そのお隣さんは準構成員に乗っ取られ、やがてはあの一家の一員になっちゃいました。

設定2
すぐご近所のお隣さん、元々(てか最近まで)そのまたお隣さんの舎弟でした。
そこ(お隣さんの親分さん)は名のある旧家で、ウチにも影響力あります、今でも。
ところが最近、武力を前面に出した勢いある一家が、ちょっと(てかかなり)衰退した
親分さんのシマを荒らしていました。
親分さんそっちのけで、気弱なお隣さんをいびってお隣さんを我が物にしようと
しています。こっちも迷惑なので手を尽くして仲良くしようとしていますが、
なかなか強気で…
しかもウチは弱いって足許見られているから効果がありませんでした。
しょうがないからお隣さんを一生懸命励ましていたんですが、廃れた名家の親分さんが
「余計なことするな!」としゃしゃり出てきたりするし、正直やってらんない。
お隣さんはお隣さんで、ウチをあざ笑うかのような行動とるし。
それならそれでいいんだけど、お隣さんが乗っ取られてしまったら次はウチが
やられるのは目に見えている。
とりあえず、お隣さんにはしっかりしてもらいたい。そう思って名家の親分さんと
話合ってお隣さんが自立できるプランを作ったのに、その名家があっさり反古にした!
これじゃ全員潰れてしまうってのが分からんのか、耄碌爺め!ってんでその名家を
相手に争うことになりました。


…どうですかね。
分かる人は分かったと思います。
皆さんは、この、当事者の行動をどう評価されますか?

設定1を現実に当てはめると、ですね。

カメハメハによって統一されたハワイ王朝は、白人の入植によって存亡の危機に
陥っていました。19世紀のお話。
別に白人が原住民を殺しまくったわけではありません。
白人が持ち込んだ「病気」に対して全く免疫を持っていなかったため、ネイティブ
ハワイアンがバタバタと倒れていったそうです。

その病気とは、確実なことは分かりませんが、どうやら「麻疹(はしか)」らしいですね。
麻疹って、そんな危ない病気だったのかは知りません。
ただ、まぁ免疫云々に関しては師匠に聞いたことがありますな。
「アフリカに行くとすぐ腹こわす。あっちはひどいよ~。しゃれにならんくらい
苦しいよ。でもね、正露丸飲むと一発で治る。あっちの菌は凶悪だけど、正露丸に
対する免疫が全く無いからね(^^」と。
免疫有る無しの対象が、てか立場が違うけど、状況としては似たようなもんかな、と(^^;
# ハワイアンを馬鹿にしているわけではない。

そうやって生粋のハワイアンの数が急激に減少していくにつれ、増えていったのが
日本人をはじめとするアジア人。
さとうきびのプランテーションで労働者が必要であったのと、日本が開国した
直後だったってタイミングが合ったんですな。

カメハメハ大王の頃は友好的だった白人とハワイアンとの関係も、プランテーションの
発達から徐々に変化していきます。
白人が資産家で雇用者となり、ハワイアンや日本人アジア人は低賃金労働者として
ヒエラルキーが形成されていきます。
ハワイでも、白人中心の社会になっていったんですね。

人口が減って減ってしょうがないから仕方が無い面もありますが、何とかして
この状況を打開したいと考える王がいました。
カラカウア王です。
「世界一周をした王」や「日本に最初に来た国家元首」として有名ですが、
それは移民の問題、労働の問題などをいかに解決するかに腐心した王自身が、
交渉や勉学のために外交官として各国を巡った結果です。

さてさてこのカラカウア王、日本で明治天皇に対して奇想天外というか
実にユニークな提案をしました。
王位継承者カイウラニ王女と東伏見宮依仁親王との縁組、日本・ハワイ連邦設立等。
まだ日本が清・ロシアを破って列強の一員になる前の話です。

よほど日本人に未来を感じたのか、偶々なのか、大いに焦っていたのか…
まぁ焦っていたってのが一番の理由じゃないかと思いますが、実際に日本を見て
可能性を感じてくれたってんなら嬉しい話ですね。

でも、日本は文明開化・富国強兵の真っ只中で他所に力を貸せるほど余裕ありません。
ハワイと連邦とかやっちゃったら、バックのアメリカと事を構えることになりますしね。
結局、この縁談は消えてしまいます(カイウラニ王女も早世されました)。
カラカウア王が亡くなり、リリウオカラニ王女が王位を継承されて2年後、
白人勢力と女王を中心としたハワイアンの勢力が衝突し、白人勢力が勝って
ハワイ王国は消滅します。
# 実質、アメリカの属国でしたが一応共和制でした。
そして第二次大戦も終わり、ハワイは50番目の州として星条旗の星と共に
アメリカ合衆国の一員となったのです。

…星条旗が建国時の州の数(横シマ)と現在の州の数(星)で構成されているって
知ってますよね?これぞ侵略の象徴ですな。日の丸をどうこう言う人には先ず
アメリカに文句言うてくれ、と思いますわ。

閑話休題。

というわけで、日本は実質的に何もできませんでした。
日本は無慈悲なんでしょうか?
皆さんはどう思われますか?

設定2は、ちょっとダルイんで、また後でね。


dikephobia

2007年02月03日 | 国際問題(主にアジア東北部)
一昨日の夜中1時~1時半頃ですかね、ウチの部屋の玄関つーかドアについている
新聞受けを誰かがカチャカチャと開けてた。
「ん?」
すぐにバイク(原付か)で去っていったから「こんな時間に広告入れるのか?」と
確認しに行ったけど、何もない。
気持ち悪いなぁ、と思いつつ「今夜も来るかな?」と昨夜待ってたけど…
寝ちゃいました(^^;

空巣ですかねぇ。
だとしたら入る部屋間違ってますね。
金目のものなんてありゃしないんだからウチは(^^;

強盗とか、そんなんじゃないと思いますけど、ふと「強盗さんが来たら…」と
考えると日本のアパートやマンションのドアは無力ですな。
ピッキングしてドア少し開けてチェーン切れば防ぎようないんだもの。
何故かというと、ドアが外開きだから。
欧米では内開きですから、ドアの前に重いものを移動させて進入を防ぐ、ってのを
映画等でご覧になった人もいるでしょう。
アレは中々有効な手段ですね。

もっとも、「履物を脱ぐ」習慣のある日本人が住む場合、玄関にスペースが必要ですから
靴履いてそのまま中に入っていく文化の玄関(そういや、日本もビジネスホテル等は
内開きだったような気がしますな)のようにコンパクトにはできない事情が
ありますからね、難しいところです。


さてさて。

1月半ばにフィリピンで開催されたASEANで拉致問題に関して安部首相と韓国大統領の
やりとりが大層面白かったそうで。
韓国大統領の演説の時は北を擁護するような演説でオーストラリア首相はじめ
5,6カ国の代表が演説中に席を立ったとか。

なんでこういう面白いことをもっと報道しないのかねぇ。
分かっちゃいるけど、フィルターかけて報道するからこちらとしては自然と情報が
乏しくなって状況や情勢の判断が難しくなってしまいます。

ぶっちゃけ、それが狙いなのかもしれないけど。
多くの人にとって、然程影響ないのかもしれませんけど。
私のような人間にゃ情報の仕入れが困難なのはストレスになります。

例えば、ミャンマー。

腹立つくらい、情報が入ってきません。
皆さんも現ミャンマーに対しては
・軍事政権
・アウンサンスーチーの民主化運動と軍事政権によるスーチー女史の軟禁
くらいしか知らないのでは?
実は私がこの程度しか知らないんで(^^

そういや去年だか、ミャンマーは北朝鮮と同じくらい情報統制されている国家だと
アメリカ(だったと思う)に非難されていましたね。
# ちなみに、欧米ではミャンマーを「ビルマ」って通常呼んでるんですね。

そのミャンマー政府に対して人権侵害や弾圧をやめるように求める決議を
国連安保理で英米が提案していましたが、ロシアとチャイナが『同時に』拒否権を
発動させて取りやめになりました。2週間くらい前の話。

拒否権使ったのは「圧政も人権弾圧も国内に留まっているかぎり、安保理が
関わる問題ではない」というのが理由です。

「お前等もしっかり弾圧やってるからなぁ」と言いたくはなりますし、実際欧米の
論調はそんな感じなんですが、今回の件に関してはこれで良いのではないかと
情報少ないながらも私は思っています。

何よりも、今英米が「人権」と言って他国に干渉してもろくな結果にならん、と
いうのがイラクの件で明確になったことが大きいですね。
「democracy」というのはあくまで制度であるから正確に訳すなら「民主制度」だ、
ってのを以前読んでなるほど、と思ったもんですが、特にここ最近では
デモクラシーは制度というよりイデオロギーの一つで、やっぱり訳すなら
「民主『主義』」だなと感じることが多くなりました。
# 訳した人は偉いなぁ。

現ミャンマー政権潰して、親英米政権作ったところで民主制度なんてものは
簡単にはできないと思う。
なんだかんだで結局自国の国益のために動いているのが見え見えだし。

やがては、可能かも知れないから全て否定する気はありませんが、
スーチー女史を祭上げたところで高が知れている。悪いけど。
格差社会になって「昔が良かった」になるのがオチだと勝手に推測しております。

何度も言うけど、ごく僅かな情報で推論しますから多分に当てずっぽうですが、
ミャンマー国民の幸せを考えるなら英米の軍事力もユダヤ系資本も今のスーチー女史も不要。
不要ってか、むしろ邪魔。
# 資本は「黙って」私に預けてくれたらいいように扱うので全く不要とは言いませんが(^^

まず、何故軍事政権か考えたらよろし。
これは貧しい国家に限らず万国共通の話だが、優秀なれど貧困な家庭の子息が
しっかり学問を身につけて世に出ようと思ったら国が運営するエリート養成学校に行く。
金がかからない、出世が約束されているんだから。
それが、軍の幹部養成学校であるわけで。

そこを出た人たち(実際どういう教育を受けたかは知らん)が、今の政権を仕切って
いるのが現状だから、いわば「貧困層の代表」が国の代表なわけで、ただただ
「軍事政権ハンターイ、民主化民主化!」と家柄の良いスーチー女史が騒いだところで
どうにもならんと思うのですが、いかがでしょうかな?

ちなみに、90年の選挙では軍が負けてますけどね。
権益を手放したくないのか、民主化運動の人たちを嫌っているのか…多分両方でしょう、
ここで政権を手放さなかったから世界中から非難されることになったんです。

だけど。
民主政権ってのもある意味恐ろしいもんです。

同列で語って良いものかどうかは問題ですが、似たようなことは戦前に日本でもありました。
五一五とか二二六とか呼ばれる軍のクーデター事件。
今では「アホな軍の暴走」と、たったそれだけで投げられているような事件ですが、
同調者も多かったことを考えると一言で片付けられない背景があったと見るのが
妥当でしょう。
将来有望な、優秀な若い下級将校も叛乱軍の中にいたんですから。

当時の日本も先進国っぽいけど実際は貧しくて、特に東北地方が苦しかった。
政府も、意図して冷たかったわけではないけど結果的に東北地方にお金を使わず、
半島や満州の開発に大きな資本を投下し続けました。
東北では女の子の売買や間引きなどはよくある話だったようです。
そんな環境で育った、優秀な子供は、当然のように士官学校に行きます。
# お国のため、よりは家庭の事情、ですな。

そこに経済不況と軍縮。
即ちリストラ。
若き将校たちが故郷を憂い、国というよりは政府に不信感を抱き、さらには憤りを覚えた
ってのはある意味当然ですね。
もっと言えば、そういう人たちを煽ってやれば思うように動かせるんですよね。

別に、彼らを弁護して かのクーデター事件を賞賛する気はさらさらありませんが、
何でもかんでも簡単に割り切って見てしまうと大事な部分を見過ごすことになりますよ、
ってのを言いたかった。
# ついでに「どうして半島や満州にそんなに資本を注入していたのか」を考えて。

民主国家、特に大きな国家であろうとすれば、このような軋轢というか政治の矛盾は
どうしても起こってしまう。
# 遠い昔、アテネでプラトンが指摘していたような…

当時列強の一つであった日本でさえ、こうなんです。
ましてや今のミャンマーだったらどうなるか?
資本主義・民主主義にしたところで軋轢ばっかり起こる or 外国資本に食われる
or お隣というか上のチャイナに吸収される可能性が高い。

今のミャンマー軍事政権がそこまで考えているかどうかは知りませんが、
国や故郷を想うほど、簡単に民主化には踏み切れないもんだと私ゃ想っています。
簡単に言えば、発展途上国でいきなり民主化して国民がハッピーになれた国って
あるか?ってことですね。
南米・アフリカ・東南アジアと未だに軋轢に嵌って苦しんでいる人は多いんです。

だから、各国にコネを持つスーチーさんが本当に民主化を望むなら、民主化運動やるより
各国の協力を取り付けてインフラ整備などの公共事業に走る方が現実的です。
少しでも生活にゆとりを持たせるためにも。

私が資本家だったら…最初にやるのは学校の整備ですね。
資本家じゃ無理っぽいですけど、国が支援してもいいし、こういう時に国連が動けば
いいんですけど…アレに求めるのは無茶ですかな(^^;

学校作ってほとんどタダで国民に教育を施すことができたら、あとは彼ら自身が
資本を上手く運用できるようになれば国も活気付くと思います。
教育が充実すれば、軍の幹部養成学校の重要性も相対的に下がって自ずと民主化できる
でしょう。

時間がかかるし金もかかる。
けれども、血なまぐさい騒乱やお節介な外国の介入を避けることができて、
上手くいけば子供か孫の代にはそれなりに幸せな生活が送れる可能性があるなら、
そっちを検討しても良いのではないかい?と思います。
革命って手段も否定しませんけど、現在のミャンマーのような国が革命成功しても
長いこと苦しむのが予想できるんで、オススメしません。


以上、少ない情報で思ったことを書き綴りました。
簡単に済ませようと、このテーマ選んだらえらい長くなってしまった(^^;



右往左往

2006年12月09日 | 国際問題(主にアジア東北部)
今日、家で寝てたらお昼にチャイナメガネさんから連絡があった。
昨日私たちがメンテナンスした装置の調子がおかしい、と。
何回かやりとりして、最初の一回はできたみたいだけどその後が
うまくできなかったみたいなんで「今晩か明日チェックしてみるから」と
言ったら「じゃあ今日はやめて明日します」と。
んもぅ、頭痛いのに…しゃあないなぁ、と夜になって出てきたんですが。
途中、ショートカットしようと人気の少ない狭い路地に入り込む。
ん~、暗くてよくわからんが、こんなに家あったっけ?
と思いつつ運転していると…「あ!元のとこに戻ってもうた!」


北朝鮮のスパイ組織が韓国の内政にどうこう、って記事見ました(産経)けど
何を今更…ってのが私の感想。

韓国の民主化は確か1987年で、それまでは“軍政”でした。
その、軍政の間に政治犯として囚われていた人たちは民主化により釈放されたん
ですが、その政治犯で北朝鮮と密接な関係を持つ者が今の韓国政府にたくさん
入り込んでいます。
先月か先々月かに大統領の側近たちが相次いで辞めていったのが話題になりましたが、
そんなもの関係無いくらい北朝鮮の影響は現韓国政権にどかっと
根を下ろしているのが本当のところです。

韓国大統領の支持率は非常に低いそうですが(5.5%だっけ?)、国民も何か感じる
ところがあるんでしょうね。
あの大統領の言うこと為すこと、日本人の私からみれば実に不愉快ですから
韓国人は愉快に思っているのかな、と思ったらそうでもなかったんですね。

形成手術して面の皮が厚くなったのか知りませんが、現実問題から飛躍した
言動を繰り返す韓国大統領、まもなく始まるASEANでは一体何を言い出すのやら。




無用の用

2006年12月08日 | 国際問題(主にアジア東北部)
昨日、国道通って帰ってたら、ある交差点過ぎたところで一台の車が
覆面パトカーに捕まってました。
「こんなところで捕り物とは、珍しい」と、そっちに目が行ってたら
パトカーに動揺したわけでもないだろうに、何を思ったか前の車が
突然ブレーキかけて手前の交差点を右折しようとしたから
こちとらビックリの急ブレーキ!
本当に私がびっくりしたもんだから、直前に天一で食べたラーメンが
逆流してきて危なかったっす。
こってりラーメン食べてなくて良かった…
あれ食べてたらほぼ確実に戻してただろうな、と。

汚くて、すまんm(__)m


アメリカのお話でもしようかな、と思ったんですけどね、選挙終わったし。
ブッシュさん、負けたから人事異動やっているけどネオコンは次の大統領選挙まで
潜るらしいから、しばらくアメリカはこれまでの整理整頓に追われます。

しかし…ヒラリーとネオコンがどう結びつくのか予想がつかないだけに次の大統領選挙、
早くも興味ありありですね(^^

ブッシュさん、民主主義を強く押し付けすぎるんだから。
民主主義が100%正しいってわけじゃないでしょうに。


で、南米の方に目を移すと、社会主義勢力が意外と強い。
全世界を見渡すと衰退しているにも関わらず。
エクアドルに続きベネズエラでも反アメリカの左派が大統領選挙に勝利した。

ちなみに今日ナベに聞いた話によると、この私がいる大学はマルキストの巣窟らしい。
今、学生集めに一生懸命な私立大学でそれはちょっと拙いんじゃないの?
と思うけどね。
講座の内容を確認して入ってくる学生なんてそんなにいないんでしょうな。

左の人間から「右翼」と呼ばれる人たちの中には、マルクス経済学を
「終わった学問」だと位置づけていることが多いんですが、
私は、マルクス経済学を研究するのは結構なことだと思います。

確かにソ連は崩壊して東西冷戦は終わりました。
この時点でマルクス経済学は負けたといっても良いでしょう。

しかしですね。
あの、ソ連をあそこまで強くしたのもマルキシズムの力があったからこそ、
だと思うんですよ。
まぁ戦後間もない日本をイメージしてもらったらいいんですが、
「何も無い状態からインフラの整備」には非常に役に立ちそうな気がするんですよね。

日本の戦後復興の旗振りをしたのは、最初はニューディーラーでした。
日本人は働くことが好きでしたから、急速に発展できた。

けど、「働く前にまず酒」のロシア人があそこまで強くなれたのは、5カ年計画に次ぐ
5カ年計画、それにスターリンの粛清でした。
粛清は、反対派の処罰が主ですが、役に立たない役人も結構処罰された。
5カ年計画は言わずもがな。

つまり、今貧困に喘いでいる国にこのマルクス主義を巧く持ち込めば、少しは
食っていけるようになる可能性があるわけで。
ある一定の成果が見られたら、自由経済に持っていけば飢餓もなくなって
統制経済もなくなって「貧困よおさらば」になるかもしれない。

どこで高級官僚が利権を手放すか、とかどこまで統制経済を行うか、などなど
解決すべき問題は多々あるけれど、それを研究するのがマルキストでしょう。

画期的だと思うんですけどね。
社会主義者・共産主義者の面目躍如だと思うんですけどね。

だから私は学者さんにはマルクス経済学でももっと積極的に研究して欲しいと思ってますよ。
大学を「イデオロギーの坩堝」にせずに、オープンな議論の場にして欲しいものです。
先ず飢えを凌げたら右でも左でも構わない、そういう状況下に置かれた人は
世界中にたくさんいるんですから。


で、南米ですが。

ベネズエラのチャベス政権、貧困層の支持がとても大きいんですが、実際彼の
経済政策は成功していませんよね。
結局、地下資源の輸出に依存してて、石油の産出量が減ったら収入も減ってますし。
まだ芽が出ていないだけなんでしょうか?
だったら良いのですが…個人的には心配ですね。
職業訓練も大事ですけど、基本的な教育をもっと重視しないといけません。
なぜなら、地下資源に頼りすぎて「金はあっても技術は全て輸入品」だと
結局貧困層の人たちは安い賃金で使われるだけですからね。

ブッシュを悪魔と呼ぶのは別に私の知ったこっちゃありませんがね。

右でも左でも悪魔でも神でもいいから、貧困・飢饉・人口増加を解決する
方法を考えて取り組んでいきましょうや。
…と私は言いたい。


bad spin

2006年12月04日 | 国際問題(主にアジア東北部)
腕時計の電池が切れた…今着けていないんですけど、違和感ありますね。

今日はメガネチャイナさんに突然手助け頼まれたのが留学生に装置の説明しろ、と。
雑談程度だったらできてもまともな会話なんてできません。
日本語混ぜて無理やり説明。

もういいだろう、と思ってそこから逃れてたらやがてメガネチャイナさんがやってきて
調子がおかしいから見てください、と。
見に行って調べてみたら、どうもある部品が壊れているみたいでこりゃどうしようも
ないな、と思ってメーカーに電話して聞いたら在庫あるから交換できる、と言われて
じゃあやってください、と頼んだら「請求書見たらびっくりしますよ」と脅されて(?)
「そしたらこっちで交換します」と言って発送してもらったけれど。

真空系なんでできるっちゃぁできるけど、とっても面倒くさい。

ある程度解っている人と作業しないと、人数だけいても仕方ないし。
なんでこういうことになるのかな。


世界情勢をざっと眺めてみると、いや~色んな事件が起こってますね。
ネパール(アジア)
イギリス(ヨーロッパ)
と見たんで、今日は中東かな。

ヨーロッパといってもスパイの毒殺だけしか触れてないけど(^^;
正直、EUは面白くないしどうせ崩壊すると思っているんで特別気になりません。
EUなんてドイツとフランスに周辺諸国が依存している状況で、ドイツは東との
融合で相当苦労した思い出があるから、今現在EUに加盟したがっているトルコが
入ったら余計に関係がギクシャクします。
ケマル・アタチュルクの頃からのトルコとドイツの関係は良好だけど、どうなることやら。

敢えて利点を言うなら中東への影響力かな。
良い仕事やっている、とも言える。

でも、崩壊すると思う。


中東では、レバノンの要人が暗殺されました。
日本ではあんまりニュースになっていませんが、ここ2年で既に5件以上の暗殺と
それ以上の爆破テロが起こっています。
暗殺は全て政府の要人であり、反シリア派の人達なんで「シリアがやった!」と
騒いでいる、と報道がされた(毎日・産経)みたいだけどオマエ等アホか、と言いたくなる。

自分たちで調べていないからしゃあない、ブッシュさんがどう言った、
誰々さんがこう言った、ってだけ。
考える・自分の意見を言うってことができないのね。

今、アメリカとシリア(イランも)はお互い利害が一致してて擦り寄っている
最中だから今回の暗殺事件は別の見方もできるだろ、と。
アメリカがシリアとイランと仲良くなってイラクから撤収したら、一番困るのは誰?
アメリカとシリア・イランが争ったら(てか一方的になるけど)喜ぶのは誰?

そういう意見も載せて欲しかったなぁ。

「イスラエルは停戦したではないか」と仰る方のためにヒント:モサド。
それ以外にも、あの国は何やるかわからんって例、探せばあるでしょ。
イスラエルがEU(てかスペインやらイタリアだが)に従って停戦したからと
いって裏でも何もやらないってことには、ならないからね。

んで、アメリカが何に苦労しているかというと勿論イラク統治。
こないだの選挙で負けるは、もう散々です。
民主主義やら正義やら言うけれど、捕虜の虐待あるわ大量破壊兵器見つからんわ、で
面目丸つぶれ。

当初「日本と同じように民主化する」と言ってたらしいですね。
てか、トピックスで見ただけで内容確認してないから嘘か本当かはわかりませんが。
これ見た瞬間「アホか。日本と同じようにやったら失敗するに決まっている。
てか今回アメリカの占領政策は失敗する」と思いました。

今頃言ったところで後出しジャンケンやん、と言われたらその通りですけど、
これ読んで下さってる皆さんは私が言いたいこと、解りますよね。

アメリカは、日本の機軸を破壊できましたがイラクではできないんです。
日本では天皇陛下が人間宣言すれば良かった。
けど、イスラムではそれが不可能。
もしアッラーを呼んで、「コーランなんて嘘だからね」と言わせたら、
容易に統治できます。
なに簡単、アッラーの一言で混乱している隙にキリスト教に入信させればいいんだから。

それが無理なら、現実路線でいくしかないですね。
大量破壊兵器が出なかったんだから、フセイン許すとか。
クルド人がどうこう、ってのはあるけど、それとアメリカがやったこととで
取引してしまえば、多分そんなに問題にならない。
そのまま放っておいてアメリカが去ると内乱が激しくなるから、
妥協して期限決めて分割統治するとかね。シーア派スンニ派で。

…こういう話してくれたらこちらも考えさせられるし、勉強になると思うんですが、
遠い海の向こうの話だから気にしなくてもいい、って思っているのかな?
中国が石油を…っていう話にもリンクしてくるのに、ねぇ。
そうなると、他人事じゃなくなるのに。

しっかりしろ、マスコミ!
金取る時だけ「国営放送」で
政府から命令されたら「報道の自由」と
都合のいいことばっかり言ってる・やってる場合じゃないぞ!



global prospects

2006年11月28日 | 国際問題(主にアジア東北部)
先週、実験装置の都合で時間が空いてたサワーヨーグルトさんが暇つぶしに雑談、
いや打ち合わせに来たんで私とナオ様で色々と?話してたんですけど。
芸能以外の話題だと大体、話についていけると思っていましたけど、彼らが
車の話題で盛り上がっている時ゃ全くついていけませんでした。

車種やら何やら、皆さん詳しいのね。
ディーラーに行って試乗したりと、アクティブでもあります。
私はいいや、蚊帳の外で。

スポーツの話やらしててなんとなく思ったんですけど。

雑談ネタをここに結構載せましたが、社会情勢やら国際情勢やら、我ながら
中々良い見通ししてたな、と自画自賛したい気分です。

驚いたのは世田谷一家殺害事件の話に触れた数日後にその事件の共犯者が捕まったこと。
これは全くの偶然ですけどね、タイミングはすごかったなぁ。

予測が大きく外れたのは、ネパール。
マオイストが武力闘争をやめて、自身の軍事力を国連に委ねました。
一応、これで平和が戻りそうですな。

一介の政治団体が武器を大量に購入できたのは、強力なバックアップがあったから
だというのは明白で、それが誰かは地理的・思想的にみて“あの国”しかありません。

今回マオイストが降ったのは、バックアッパーが「梯子を下ろした」からだと思います。
あの国、ぶっちゃけ中国(中華人民共和国)が梯子を下ろしたのは、ずばり自分たちが
迷走しているからだと推測します。
現国家主席と前国家主席の勢力争いがまだ残っているんですよね、あそこは。

その中で現主席は良い所を見せ付けないといけないのに、それが上手くいかないから
余計に前主席派が勢いを持っているんでしょう。

例えば日本相手に歩み寄る姿勢。
「靖国」というカードが無効だと判ったから、もう強くは言えない。
北朝鮮のお陰もあって、日本が普通の国家になりつつあるから今まで通り
強気一辺倒でいけなくなってきている。

これはロシアにも言えることで「北方四島は日本に返したほうが良い」という
意見がロシア内にあるくらいですからね。
プーチンは強気に拿捕やってますが、彼も失脚近そうですからねぇ。

北朝鮮は、相変わらず無茶なことをやってますが、あれだけ一生懸命に核保有を
主張しながらも南以外は皆強気ですし、体制維持もままならないですね、この調子だと。
アメリカから名指しで言われていませんでしたっけ?
「日本にパチンコ業界があるから北朝鮮は生き延びる」ようなことを。
これ、日本の誰かが仕掛けたんだと思います。
外国の意見に頼るのはかっこ悪いっちゃあ格好悪いんですが、アメリカから
ここまで具体的に言われたら北朝鮮系のパチンコ業界はメス入れられるでしょう、
そのうち。と思ったら別のところにメス入ってましたね。

そういや、ここ数年、北陸でカニがよく獲れるとか。
これまで北朝鮮籍の不審船(何だそりゃ)が密漁してたけど、海上保安庁に撃たれて以来、
悪戯しに来なくなったのが理由だそうです。

未だに靖国やら騒いでいるのは韓国ですが、彼らは相変わらずですけど、
最近は日本だけじゃ飽きたようでチャイナの文化まで「自分たちが起源」だと
主張して民間レベルで険悪になってますね。
まぁこの間の首脳会談からしても、国家レベルでも微妙…なんですけど。

どれもこれも、日本が毅然とした態度をとるようになってから起こった変化だと
言えば言いすぎですが(北朝鮮とか韓国とか情緒不安定な国が不確定要素で
存在するからね)、どれも連鎖してて面白いですね。

アメリカで「レイプ オブ 南京」が映画化されるとか。
チャイナも必死ですな。
「日本が戦時中こんだけひどいことしました」というのを示す写真集が
この本なんですが、日本では発売されませんでした。
なぜかというとですね、「レイプ オブ 南京 の真実」という本を先行して
誰かが出したんですが、それが一々オリジナル本の写真を検証してて
「日本軍がやった、という写真は一枚もない」という結果を出してましたからね。
私は立ち読みしたんですが、笑っちゃいましたよ。
著者のアイリス・チャンは相当怒ったらしいですが、怒っただけでしたね。
日本人はもっとこの本の嘘を世界に宣伝しないといけないんだけど、奥ゆかしいのか
黙っているから映画化されちゃうんですよ。

こういう情報戦略を持っている国がある、っていうのはもっときちんと認識しないと。
で、きちんと対策をとる。
意外とこういうのって強いんですから。
てか、日支事変の時からやられているんだから、誰かが言っているように
もっと歴史を認識して反省しないとね(^^

…長くなってしまった。では強引に結論。

ネパールは良い方に変化が起こりました。
他の国、とりわけ日本とアメリカがもっとしっかりすれば“あの国”の迷走は
続きますから、あの国を脅威に感じている周辺諸国は安泰となります。
ひょっとしたら、虐殺されまくっている自治区の悲願である独立が達成される
かもしれません。

世界の平和を謳うなら。
もっと強気にいきましょう。


justice

2006年11月06日 | 国際問題(主にアジア東北部)
今朝、銀行に行ったらATMコーナーでは長蛇の列、というのは大げさだとしても
順番待ちの人が多かった。

朝だからかな、年配の方が多くて、それぞれがボタン押すのもお金出すのも入れるのも
スローモーション。

お昼や昼前に行くと主婦の方…かどうかわからないんだけど、やたらと入金・出金を
繰り返してカードや通帳の出し入れが激しい人がいる。
後ろから近づいて首絞めたろうかな、と思うこともあるけど、それに比べたら
お年寄りが時間かけながらもATMを苦労して使われているのは腹が立たない。

だけど。

今のATMは大分親切になっているとしても、「無駄な苦労をさせてんなぁ」と
思ってしまった。
銀行員は大変かもしれないけどさ、お年寄り相手だったら窓口で扱ってやっても
いいだろうに。

私が言われたことある「それでしたらそちらのATMで」をマニュアル通りか知らんけど
同じようにお年寄りにも言ってんのかな。
だとしたら何とも世知辛い世の中になったもんだ。

子供とお年よりは国の宝なんだからもうちょっと丁寧に扱いなさいよ、と
待ち時間にくたびれた(←本音)私は思うのであった。


イラクのフセイン前大統領の裁判で判決が出ましたな。
予想通り死刑。
穿った見方をする人だったらアメリカ中間選挙前って時期からこの判決は予測できたはず。

日本の一部マスコミではこの裁判には公平性が欠けていると指摘しているところがあった。
その通りだと私も思う。
だけど、「お前が言うな」とも思った。

この手の裁判って強者の弱者に対するリンチにしかならないってのは過去の
例が証明している。

大体、「人道に対する罪」なんて一番やってんのは強大国だっつーの。
# 特殊なのは北朝鮮・韓国の半島s。
# まぁこれは近所だから余計に目に付くってやつで。

この「人道に対する罪」ってのは時効がないらしいね。
本来だったらいつ捕まるかと怯えないといけない人がのうのうと暮らしている時点で
「人道に…」は存在自体が無意味。

国家間の問題だったらハーグ協定、ジュネーブ条約で間に合う。
民族間紛争や宗教紛争になると、ジェノサイド条約。

だから、どうしても「人道に…」を適用しなければならないのは
「国内問題」と称して今尚殺戮やってる中国くらいか。

まぁそれはさておき。

公正さが保たれないってのは同意だけど、だったらお前(マスコミ)らは
過去の例についても同じように解釈して報道しなさいよ、と。
フィルターかけて歴史見てんじゃないよ、と。

北朝鮮のミサイル実験がアメリカの祝日だとはみんな気づいているけど
東京裁判も起訴が4月29日、刑執行が12月23日と明らかに日本を馬鹿にした
ことをやっている。
あれも私刑、すなわちリンチなのだ。

マスコミは公平性にケチつけるけど、人道云々に関しては何も言わない。
立派なヒューマニストだこと。

彼らからしたら“屑な”私は、人道なんていくらでも後付けできると思っている。

今回の裁判も、フセインは確かにとんでもない酷いことやったとしても、
私には自分の都合で「人道」を振り回す人たちの方が非道に見える。


そろそろ、知ったかぶりな総帥が旅から帰ってきますんで
そのうちくどくて難儀なお話が始まりますよ(^^

pride?

2006年10月27日 | 国際問題(主にアジア東北部)
昨日だったかな、学会でチャイナに行ってた韓国人の留学生が
「久しぶりですね」と挨拶した後、「もう中国に行きたくないです~」
って言ってた。
「え?何かあったんですか?」との問いに対して
「ん~、中国人はプライドが高いっていうんでしょうかねぇ」
と上手く表現できない様子だったけど、なんとなく解った。

一言で言えば“差別”でしょうな。
肌の色、ではなくて歴史が関わっているわけで。

基本的に中華思想が拠り所の人たちは周辺諸国に優越感持てっるから、
韓国人だけが悲観的になる必要はないんだけど、最後まで宗主国と
崇めていた半島人、しかも北はちょっと前までチャイナの忠実な子分だった
わけで、ひょっとしたら露骨に態度に出されたのかもしれない。

私の推測が勘違いであるとしたら、それはそれで嬉しいことだけど、
多分当たってる。

日本人に対しては、幼少期から反日教育されているからどっちかというと、
嫌われている。
だけど、彼らから見たら圧倒的な力でチャイナの領土を蹂躙していった
日本に対して潜在的な恐れを抱いている。

試しに、その辺にちょっと生意気なことを言う中国人がいたら
これまで以上に強く出てください。きつく叱ってください。
きっとおとなしくなります。
#侮辱する表現とか使っちゃダメだよ。

意外と、昔のことで日本人は得してます。

今後については、まったく未知数ですが…