いのちの源

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主のために懸命に働くことは主を愛しているということなのでしょうか?

2019-10-07 16:20:57 | 賛美の心

  私の疑問:主のために懸命に働くことは主を愛しているということなのでしょうか?
  10月のある日、兄弟ヤンと私がヤン村に福音の伝導に出向いた時、私たちは水田を通りかかり、村民たちが炎天下で米の収穫をしているのを目にしました。私は思わず止まってこう考えました:「うちの米も収穫するべきだなあ。うちの奥さんは一人でできるかな?」 その時、兄弟ヤンは私の胸中を察したかのようにこう言いました:「兄弟ウェン、お宅の米も収穫できるころではないですか?あなたのように家族を残して何年も福音を伝導できる人を見るのは本当に稀なことです!」

  私はかすかに笑みを浮かべてこう言いました:「主なる神様に感謝です!兄弟ヤン、私はあなたとお話したいことがあります。私は最近この疑問について考えているんですよ:ここ数年、私たちは主のために懸命に働き、主のために家族を残し、仕事を諦め、あちこちで主の福音を伝導し、否定的で弱気になっている兄弟姉妹たちを支えてきましたが、私たちは本当に主を愛する者たちとみなされているのでしょうか?私たちは主が再臨なさる時に天国に連れて行っていただけるのでしょうか?

  兄弟ヤンは自信満々に確固たる口調でこう言いました:「よく聞いておくがよい。だれでもわたしのために、また福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子、もしくは畑を捨てた者は、必ずその百倍を受ける。……また、きたるべき世では永遠の生命を受ける」(マルコによる福音書 10:29-30)。 主イエス様はこのようにとてもはっきりと仰りました。全てを捨てて主のために懸命に働いて代償を払い、教会を広めるために福音を伝導し、兄弟姉妹たちを導くことができていれば、私たちは主の御旨と合致しています。主の仰る通りに行動していれば、私たちは神を愛する人であり、主が再臨なさる時、主は私たちを天国へ御連れくださります。これは間違いありません。」

  私はこう言いました:「兄弟ヤン、私もあなたと同じように考えていました。しかし、ある日、私は主イエス様がこう仰られていたのを目にしたんです:「『主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって預言したではありませんか。また、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって多くの力あるわざを行ったではありませんか』と言うであろう。そのとき、わたしは彼らにはっきり、こう言おう、『あなたがたを全く知らない。不法を働く者どもよ、行ってしまえ』。」(マタイによる福音書 7:22-23)。主の名において福音を説き、悪霊を追い払い、奇跡を起こしたこの人々は沢山苦しみ、沢山の犠牲を払っていたに違いありません。彼らが主を愛する者たちであるというのは理にかなってはいますが、ならどうして主イエス様はそれでも彼らを非難して、彼らのことを悪人と御呼びになられたのでしょうか?私はこれらの御言葉を読んだ後、私たちは主イエス様が仰ったことを誤って解釈していたのではないかと感じています。私たちは単純に自分たちが主を愛する者たちであるとは言えないような気がするのですが、どう思われますか?

  短い沈黙の後、兄弟ヤンはこう言いました:「その通りです!私は当時これには一度も注目したことがありませんでした。私もあなたが交流された後にこれは些細な問題ではないと気が付きましたよ。ちょうど同僚のジャンを訪れるところなので、彼に尋ねてみましょう。」
「そうしましょう!ジャンは別の場所で学んだことより何らかの見解を得ていると耳にしました。彼と話をすることで主は私たちを疑問の解決へと御導きくださるかもしれませんよ」、と私は応えました。