水滸伝ずっと読んだことが無いのが、心に引っかかっていたので。
北方謙三さんの水滸伝をよみ始めたのはいいが、さすがに長い。
どうにか「水滸伝１９巻」を読み切り、そこで続編があることに気づき。
昨日ついにその続編の「楊令伝１５巻」を終えた。
面白かったかどうかというより、
計３４巻（計13600文字）を思わず積重ねて長い旅路を終えたような感慨が・・・
しかし、この道はまだ続いていた！！ 「なんてこった！」
「楊令伝１３巻」あたりまで、無知な私は知らなかったのですが、
なんとこの水滸伝シリーズは３部作らしい・・・・
ということで、続々編の「岳飛伝」がすでに８巻でている。
最初に知っていれば、さすがに手を出さなかったかもしれない。
作者だって、最初はこんなに長くなるつもりは無かったのかもしれない
きっとそうだろう
よむのだって大変なのに、作者の時間とエネルギーには脱帽です！
久々に鎌倉に行ったので、外観だけですが「鎌倉近代美術館」の写真です。
言わずと知れた坂倉順三氏の代表作ですが・・・
最近は、「取り壊しの危機！」という見出しで、ニュースになったりします。
その要因は、たとえば老朽化とか、使い勝手とかいろいろありますが、
大きな要因の一つとして、敷地の権利の問題があるそうです。
なんと、あと２年で「借地契約」が切れるとのこと・・・・
鶴岡八幡宮から借りていたとは知りませんでした。
いろいろな芸術作品の中で、建築ばかりは土地なしには成り立ちません。
多くの名作建築がこのような「経済」や「権利」の中でなくなっていきます。
そんな、周囲の喧騒は、どこ吹く風か、建物は相変わらずのたたずまいです。
モダニストの老紳士が麻のスーツでも着ているみたいに、落ち着いていて軽やかな印象でした。
SOU建築設計室 http://www.sou-arc.com/
