改正総一郎の外断熱・外張り断熱日記

断熱工事に関わって38年。
快適・健康・省エネ建築について探求し続ける日々の雑記帳。
建物の外皮性能、計画換気など。

充填断熱材の投稿に先立って、最近感じたこと。その2

2013-07-20 10:00:00 | 日記

前回のつづき・・・。

 

自動車と家は面白いほど似通っている部分がある。

 

今回の世界的な提携はエコ技術によるもので、

次世代のエコ技術と言われるFCV(燃料電池)らしい。

 

日本では白物家電化したクルマが多くなって

クルマの本来の良さ…楽しさ…が忘れられているとは

だいぶ前からカージャーナリストが

散々言っていたこと。

 

家も同じで、継続するワクワク感が無ければ

何時か飽きて白物家電化してしまう。

 

最近は白物家電でさえ

ワクワクする楽しさを求める製品が出てきた。

 

掃除機や扇風機、湿気を外気から取り入れるエアコンなどは

冬季の高気密高断熱住宅にはぴったりで、「ついにでたかー」って感じ。

 

クルマや家を楽しむためには

燃費は避けて通れない。

 

燃費が悪ければ世間に悪いようで

ワクワクしない。

 

しかし燃費が良くても白物家電のような家やクルマでは

なおさらワクワクしない。

 

・・・つづきます。


充填断熱材の投稿に先立って、最近感じたこと。その1

2013-07-18 10:00:00 | 日記

充填断熱材の投稿に先立って、

最近感じたことを記載します。

 

最近のニュースで

ホンダが米国のGM(ゼネラルモータース)が

提携を結んだ。

 

ああ…ついにホンダもか。

と思ったクルマファンも多いはず。

 

昨年BMWがトヨタと提携したので、

ついに先進国の自動車メーカーで

孤高を守っていたメーカーは

なくなったことになる。

 

特にBMWとホンダは

民族系のメーカーとして独自開発にこだわっていたが

環境対策の分野はコストがかかるので

自社だけで開発することに限界を感じたのだとか。

 


熱中症にはお気をつけて

2013-07-16 10:00:00 | エディフィス省エネテック

皆様、蒸し暑い日が続きますが、

いかがお過ごしでしょうか?

 

熱中症のニュースが連日、

テレビやラジオなどでも流れていますね。

 

節電を意識してか、エアコンを控えているかたも多そうですね。

節電も大事ですが、熱中症になっては命にかかわります。

熱中症予防のために、エアコンとも上手につきあいつつ、水分補給を。

 

そういえば、水分補給は経口補水液やスポーツドリンクがおススメと

テレビで言っていました。(番組名失念・・・)

ついつい、塩分が気になって、

お茶やミネラルウォーターに走りがちですけどね。

身体には適度なナトリウム摂取が必要なんだそうです。

 

 

とにかく、まだまだ夏はこれからです。

くれぐれもご自愛ください。

 

 

エディフィス省エネテック株式会社の

夏期休業のお知らせを掲載しました。

エディフィス省エネテック株式会社 2013年夏期休業のお知らせ


硬質ポリウレタンフォーム吹きつけ断熱業界の・・・その10-5

2013-07-15 10:00:00 | 硬質ポリウレタンフォーム

前回の話のつづき・・・

 

もう一つ

たとえば70倍発泡ウレタンを70㎜吹こうとすれば

下地に必要なウレタン樹脂の量は1㎜ですむことになります。

 


現実には下地に着く樹脂量とスキン層の樹脂量で

単純にはそうとはいえませんが、

理論的にはそうなります。

 


職人さんがちょっと気を抜くと

すぐに厚みが倍増してしまいます・・・あああ・・・まあ削ればいいか。

 


30倍発泡で

同じ断熱効果を持たせようとすると約1.5㎜。

 


どちらも繊細な技術が要求され、

職人さんの技術が出来上がりに大きな違いを生みます。

 



現場発泡ウレタンフォーム吹き付け工事には

厚生労働省認定の技能士試験があります。

 


できれば1級技能士の資格を持った

職人さんに施工してもらいたいものです。

 



次回からは充填断熱の繊維系断熱材について


硬質ポリウレタンフォーム吹きつけ断熱業界の・・・その10-4

2013-07-08 10:00:00 | 硬質ポリウレタンフォーム

前回の話のつづき・・・

 

関東以西の平野部で

防湿層を用いずに高発泡ウレタンを使うのであれば

透湿抵抗を下地のボードや外部の防水層より

高くするくらいの厚みが必要です。

 


透湿抵抗は

材料単体の厚みが増えれば大きくなるので、

高発泡ウレタンの厚みは厚くする必要があります。

 

 

厚くなっても表面のスキン層は削らずに置くことが理想です。

でないと条件が悪ければ

数年後に壁体内がカビの温床になっていると言うことになります。

 



その点、30倍発泡のウレタンは断熱性が高く、

高発泡ウレタンより薄く仕上げることが出来るし、

スキン層も厚いので、削ることも少なくなるので安心です。

 

 


反面、

コストが高くつくので一般的に普及しにくい面があります。

 

 

なにしろ高発泡ウレタンの

半分以下にしか発泡しないのですから

材料費は倍以上かかることになるのですから。

 

 

・・・つづく