改正総一郎の外断熱・外張り断熱日記

断熱工事に関わって38年。
快適・健康・省エネ建築について探求し続ける日々の雑記帳。
建物の外皮性能、計画換気など。

TV東京系「7スタLIVE」にて横浜パッシブハウスが紹介されました

2013-06-28 10:00:00 | 横浜パッシブハウス

先日、2013年6月20日(木)に

TV東京系の朝の番組「7スタLIVE」にて、

横浜パッシブハウスが紹介されました。

 

当社が日本総代理店をしておりますドイツ・インヴェンター社の製品(換気システム)も

ご紹介いただいております。

 

TV映像を見逃したかたはエディフィス省エネテック株式会社のサイトにて


硬質ポリウレタンフォーム吹きつけ断熱業界の・・・その10-2

2013-06-24 10:00:00 | 硬質ポリウレタンフォーム

前回の話のつづき・・・

 

数年前に米国省エネルギー省が運営する

チャールストン暴露試験場を

NPO法人外断熱推進会議で視察したことがあります。

 


この施設は

実物大の高気密高断熱の試験施設をつくり、

さまざまな断熱材を使用し

省エネルギー性や劣化などの経時変化を観測するもの。

 


室内側にベーパーバリアー(防湿層)を設置した

繊維系断熱材の3年経過後の状態を見せてもらいました。

 


高気密高断熱住宅の場合、

ベーパーバリアーに隙間があれば

そこに空気の移動が集中してしまい、

透湿抵抗が少ない繊維系断熱材は

カビのために隙間周辺が真っ黒になっていました。

 


これは国内の住宅改修でもよく見かける光景です。

 

 

・・・つづく


硬質ポリウレタンフォーム吹きつけ断熱業界の・・・その10-1

2013-06-17 10:00:00 | 硬質ポリウレタンフォーム

前回(第9回)の話のつづき。

 



コンクリートに比べて木造は、構造的に透湿抵抗が少ないので

高発泡ウレタンを使っても問題は無い。

とよく聞きます。

 


事実、結露計算をしても

条件がきつい定常計算をしても

ウレタン表面のスキン層の透湿抵抗を考慮すれば

関東以西ではほとんど結露域は出にくい。

 


しかし、結露は相対湿度が100%で生じるもの。

 


前述のように、問題は

相対湿度70%から増え始めるカビが

大きな問題ではないでしょうか。

 


カビはアレルゲンで人体に影響します。

アトピーや気管支喘息などの要因となるハウスダストの一因でもあります。


プラスワン・システムに登録されました

2013-06-12 11:42:49 | プラスワン・システム
エディフィス省エネテック株式会社で、
ドイツの第1種ダクトレス熱交換換気システム「ヴェントサン」(inVENTer社製)
を輸入しています。
 
この「ヴェントサン」が
経済産業省の補助申請受付を環境共創イニシアチブ(SII)が行っている
25年度ネット・ゼロ・エネルギーエネルギーハウス支援事業の
プラスワン・システムの条件を満たしていると、
今朝SIIから連絡がありました。
 


近々SIIのホームページにプラスワン・システムとして登録されると思います。
補助限度額350万円、
対象補助率1/2 以下でネット・ゼロ・エネルギーエネルギーハウス支援を
受けるには以下のURLから申請ください。
 
 
ゼロ・エネルギー化推進室
平成25年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」
 

少なくとも1種類のプラスワン・システムを使用しないと補助が受けられません。
しかも、締め切りが間近です。
 
 
今回の申請に間に合わない方は
今年は秋と冬に追加募集があるようなので、
今から準備しておくのも一つです。