昨年の9月から更新が滞ってしまいました。
久しぶりのブログです。
おかげさまでスケジュールが立て込んでます。
ブログからの発信が遅れ気味で恐縮ですが、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
前回の続きです。
できれば、
耐え忍ばなくても冬温かく、
夏涼しい家に住みたいものです。
技術的にはそんなに難しいことではありませんが、
費用がかかるので、
超高気密高断熱の家は
爆発的に普及しないようです。
高気密高断熱の家って
何をもってそういうのでしょうか?
次世代省エネルギー基準では、
Ⅳ地域でQ値(家の熱損失)2.7以下、
C値(家の気密性)5以下が
高気密高断熱住宅のボトムラインかなって感じですね。
2010年にはこのあたりの性能住宅が義務化されるので、
ようやくボトムラインの高気密高断熱住宅が
一般化するという事でしょう。
では、超高気密高断熱の家ってどれくらいかな。
・・・・・続きます。
前回の続きです。
ニホンノイエハサムイデス。
今年2月の旭化成、ネオマフォームの新聞広告です。
このコマーシャルは秀逸ですね。
外国人から見れば
日本の冬の住宅は寒すぎる、
夏は暑すぎる。
北海道の人たちも
東京に来ると室内が寒いという人が多くいます。
断熱性能が低い家が多い本州以南の人たちからすれば、
なんで?
冬寒くて夏暑いのは当たり前でしょ?
って話はよく聞きます。
かく言う私の家内も同じでした。
忍耐を尊ぶ文化が残っている日本の美点でもあり、
だからこそ政府は諸外国に日本の家庭は省エネだ!と
胸を張って発信しています。
しかし本当に耐え忍んで
省エネすることが文化的でしょうか?
・・・・・続きます。
前回の続きです。
調査後、
1年目に最もひどい1階の1住戸を
外断熱改修と換気扇の設置をしました。
翌年、結果が良好とのことで
2階の1住戸を同じように行いました。
2年の試験使用を経て
3年目に全戸改修に入りました。
改修3年後に
追跡調査で入居1年目の主婦とお話しした時に、
「以前そんなことがあったと他の住人の方から
聞いてびっくりしました。今はすごく快適な住宅ですよ」と
喜んでいただいたことを思い出しました。
コンクリート部分の理屈は簡単で、
内部の温度を下げずに換気を有効にすることなんです。
でも理屈は簡単でも原因と方法はいろいろあって難しいなあ。
今年も結露カビや床下の問題が多く来ているので、
代表的な例を紹介できればと思います。
・・・・・続きます。