改正総一郎の外断熱・外張り断熱日記

断熱工事に関わって38年。
快適・健康・省エネ建築について探求し続ける日々の雑記帳。
建物の外皮性能、計画換気など。

お久しぶりです。

2015-01-08 14:49:18 | 日記

昨年の9月から更新が滞ってしまいました。

久しぶりのブログです。

 

おかげさまでスケジュールが立て込んでます。

ブログからの発信が遅れ気味で恐縮ですが、

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


ニホンノイエハサムイデスその8

2014-07-09 09:00:00 | 日記

前回の続きです。

 

 

できれば、

耐え忍ばなくても冬温かく、

夏涼しい家に住みたいものです。

 

技術的にはそんなに難しいことではありませんが、

費用がかかるので、

超高気密高断熱の家は

爆発的に普及しないようです。

 

 

高気密高断熱の家って

何をもってそういうのでしょうか?

 

 

次世代省エネルギー基準では、

Ⅳ地域でQ値(家の熱損失)2.7以下、

C値(家の気密性)5以下が

高気密高断熱住宅のボトムラインかなって感じですね。

 

 

2010年にはこのあたりの性能住宅が義務化されるので、

ようやくボトムラインの高気密高断熱住宅が

一般化するという事でしょう。

 

では、超高気密高断熱の家ってどれくらいかな。

 

 

・・・・・続きます。


ニホンノイエハサムイデスその7

2014-07-07 09:00:00 | 日記

前回の続きです。

 

 

ニホンノイエハサムイデス。

今年2月の旭化成、ネオマフォームの新聞広告です。

このコマーシャルは秀逸ですね。

http://neoma.jp/sp/

 

 

外国人から見れば

日本の冬の住宅は寒すぎる、

夏は暑すぎる。

 

 

北海道の人たちも

東京に来ると室内が寒いという人が多くいます。

 

断熱性能が低い家が多い本州以南の人たちからすれば、

なんで?

冬寒くて夏暑いのは当たり前でしょ?

って話はよく聞きます。

 

 

かく言う私の家内も同じでした。

 

 

忍耐を尊ぶ文化が残っている日本の美点でもあり、

だからこそ政府は諸外国に日本の家庭は省エネだ!と

胸を張って発信しています。

 

 

しかし本当に耐え忍んで

省エネすることが文化的でしょうか?

 

 

・・・・・続きます。


ニホンノイエハサムイデスその6

2014-07-04 09:00:00 | 日記

前回の続きです。

 

 

調査後、

1年目に最もひどい1階の1住戸を

外断熱改修と換気扇の設置をしました。

 

翌年、結果が良好とのことで

2階の1住戸を同じように行いました。

 

2年の試験使用を経て

3年目に全戸改修に入りました。

 

改修3年後に

追跡調査で入居1年目の主婦とお話しした時に、

「以前そんなことがあったと他の住人の方から

聞いてびっくりしました。今はすごく快適な住宅ですよ」と

喜んでいただいたことを思い出しました。

 

 

コンクリート部分の理屈は簡単で、

内部の温度を下げずに換気を有効にすることなんです。

 

でも理屈は簡単でも原因と方法はいろいろあって難しいなあ。

 

今年も結露カビや床下の問題が多く来ているので、

代表的な例を紹介できればと思います。

 

・・・・・続きます。