改正総一郎の外断熱・外張り断熱日記

断熱工事に関わって38年。
快適・健康・省エネ建築について探求し続ける日々の雑記帳。
建物の外皮性能、計画換気など。

補助申請二次公募のエントリー開始について

2013-07-26 11:00:00 | 公募

平成25年度 住宅・建築物省エネ改修推進事業の補助申請の、

二次公募のエントリーが2013年7月29日より開始されます。

 

詳細はエディフィス省エネテック株式会社のホームページへ


充填断熱材の投稿に先立って、最近感じたこと。その5

2013-07-26 10:00:00 | 日記

前回のつづき・・・。

 

6年前に我が家を省エネ改修したときに

FCVのモニター設置をENEOSがしており

応募したがすでに募集は終わっていて

悔しい思いをしたことがある。

 

我が家はほぼ外皮断熱(気密性)強化のみで、

改修前と改修後では

電気・LPG・灯油の総使用量が

半減している。

 

これはいわゆる白物家電(テレビ・冷蔵庫・ガスコンロ・灯油給湯)の

エネルギーをすべて合わせてだ。

 

したがって、冷暖房エネルギーに限って言えば

おそらく1/3以上の削減になってると思う。

 

これに燃料電池が入ったらどうなっていたのか

興味深いところだったんだが残念。

 

太陽光発電も10年20年後には

果たしてメーカーカタログの発電効率が落ちずにあるのか。

設置器具はメンテナンスの必要が無いのか。

心配なところもあるから購入を控えている人もいると思う。

 

私もその中の一人なんだが、

家の場合は外皮(屋根・窓・壁・土間)の断熱・気密性能を上げて、

アクティブなエネルギーは補助程度に使うことが理想的だと思う。

 

しかし、これもコストがかかるのだが…

 

要はライフサイクルコストをどの時点で設定するか。

 

ビジネスの世界では、

たとえば先日お会いしたトヨタの技術の方は

3年で投資回収しないと

消費者には受け入れられないと言われていた。

 

でもそうすれば、

家の場合は家電以外ほとんど製品が無いのと同じ。

 

家はクルマと違い寿命が長いもの。

出来れば100年くらいは維持したいもの。

 

次回へつづく・・・。