前回のつづき・・・。
6年前に我が家を省エネ改修したときに
FCVのモニター設置をENEOSがしており
応募したがすでに募集は終わっていて
悔しい思いをしたことがある。
我が家はほぼ外皮断熱(気密性)強化のみで、
改修前と改修後では
電気・LPG・灯油の総使用量が
半減している。
これはいわゆる白物家電(テレビ・冷蔵庫・ガスコンロ・灯油給湯)の
エネルギーをすべて合わせてだ。
したがって、冷暖房エネルギーに限って言えば
おそらく1/3以上の削減になってると思う。
これに燃料電池が入ったらどうなっていたのか
興味深いところだったんだが残念。
太陽光発電も10年20年後には
果たしてメーカーカタログの発電効率が落ちずにあるのか。
設置器具はメンテナンスの必要が無いのか。
心配なところもあるから購入を控えている人もいると思う。
私もその中の一人なんだが、
家の場合は外皮(屋根・窓・壁・土間)の断熱・気密性能を上げて、
アクティブなエネルギーは補助程度に使うことが理想的だと思う。
しかし、これもコストがかかるのだが…
要はライフサイクルコストをどの時点で設定するか。
ビジネスの世界では、
たとえば先日お会いしたトヨタの技術の方は
3年で投資回収しないと
消費者には受け入れられないと言われていた。
でもそうすれば、
家の場合は家電以外ほとんど製品が無いのと同じ。
家はクルマと違い寿命が長いもの。
出来れば100年くらいは維持したいもの。
次回へつづく・・・。