吾が見る先に(agamirusakini)

自分が見る先には何があるのだろうと思う事が多くなってきた。振り返りながら、自分の道を探しながら歩いていきたいと思う。

我が家にあった小冊子

2014年01月31日 | Weblog

去年郷里の蔵に入って父の蔵書の残りを調べているとき

見つけた《青年中洲》という小冊子がありました。

ちょうど郷里の同級生が《風樹文庫》というところに勤めていて、

風樹文庫60周年にあたり成り立ちを調べている中で

父の名前が出ていたこともあり、時代がドンズバだったので

彼に渡したものが今回信濃毎日新聞で記事になりました。

残念なことに、冊子の出所は書かれていませんでした。

《寄稿者の遺族が見つけた会誌》という表現で終わっていました。

名前を出してほしかったのだが、書くのは記者の方ですから仕方ないですね。

父も生きていれば今年92歳で平林さんと同じ歳、

生きてこうしてこの本を持って、当時の事を話しながら新聞に載ってほしかったです。

この会誌は、父が中洲の青年会の発足当時文化部長などをしていた関係で

手元にあったのだと思います。

大変貴重なものでしょうが、よく朽ちずに残っていてくれたものです。

僕はすでに故郷を離れてしまっているのですが、

どこかで郷里のためになればと考えて足を運んでいます。

すこしでも役に立てればと思いながら、自分の昔も振り返っているこのごろです。