総本山 御寺 泉涌寺 (そうほんざん みてら せんにゅうじ) 2007-09-09 19:55:10 | ちょいぶら京都 -洛東- 東山三十六峰の一嶺、月輪山の麓に静かにたたずんでいます。 泉涌寺は皇族とのゆかりも深く『<rybu>御寺みてら』と呼ばれているそうです。 弘法大師空海が天長年間(824-34)ここに草庵を結び、法輪寺としたのが起こりだそうです。 現在の泉涌寺というのは1218年(建保6)月輪大師が造営するにあたり、 寺地の一角に清水が涌きでたことにより寺号を泉涌寺に改めたそうです。 【佛殿】寛文8年徳川家綱により再建 内部の鏡天井には狩野探幽筆の龍図が描かれ裏堂の壁には同じく探幽筆の白衣観音像が描かれています。 【舎利殿】舎利殿は、元御所にあった御殿を重層に改装したものだそうです。 【本殿 入り口】特別拝観料300円が必要となります。 【御車寄】皇族の方勅使の方の昇降口 【勅使門(四脚門)】元京都御所の門を移してこられたそうです。 【御座所 庭園】御座所は、明治天皇により御所内の御里御殿が移築されたものです。 御座所内には両陛下の行幸啓の際に休所として使用される玉座や皇族方の御遺品の屏風等 を見ることが出来ます。 元禄年間に月輪御陵の前庭と御座所の庭を兼ねて造られたと云われています。 林泉形式の庭 【雪見灯篭】左側 雪見灯籠は仙洞御所より移され光格天皇が好まれたと伝えられています。 こちらのお庭も秋に又見に来たいです 【清少納言歌碑】 『夜をこめて鳥のそら音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ』と刻まれているそうです。 【楊貴妃観音堂】境内の一角にあります。 唐の皇帝玄宗が、亡き楊貴妃の冥福を祈りその俤を残し作った等身大坐像です。 美人祈願に訪れる人が多いそうです。 観音堂前にある庭です。萩の花も咲いていましたよ それにしても今日は、とっても蒸し暑かった 滝のような汗が・・ 秋までもう少し 【泉涌寺】京都市東山区泉涌寺山内町27 拝観時間:9:00~16:30(12月1日~2月末日迄は16:00) 拝 観 料:伽藍拝観 500円,特別拝観 300円 アクセス:市バス(京都駅からは208号系統) 泉涌寺道下車 徒歩 約10分