福島被災動物レスキュー(NPO法人SORAアニマルシェルター)

東日本大震災等で行き場を失ってしまった動物達の保護活動をしています。
「世界一楽しいシェルターにしよう」を合言葉に…。

チャッピー今までありがとう

2023年06月07日 | 活動報告

6月4日、チャッピーは虹の橋を渡りました。

そして6日にシェルターにて火葬を行いました。

当日集まっていただいた皆さん、チャッピーを応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

たくさんのお花と、大好きなおやつに囲まれて、チャッピーは幸せだと思います。

 

 

チャッピーは猫舎のなかでも一番人懐こくて、特別な子でした。

猫舎に行くと、後ろから人の足をひっかいて「抱っこして~」と甘えてくる姿が印象的でした。

スタッフやボランティアさんがチャッピーの近くに座ると、必ず膝に乗ってきて、満足そうにゴロゴロ言っていました。

おやつとご飯も大好きで、よくほかの子の分まで狙っていました。

 

チャッピーは震災当時に保護された子でした。

保護した当時は子猫ではなかったので、チャッピーは15歳ぐらいだったのかもしれません。

 

 

声帯の扁平上皮癌になり、呼吸が苦しい時間を過ごさせてしまいました。

手術で少し楽になることはできましたが、その後退院して、シェルターで過ごせた時間はわずかでした。

退院したその日、スタッフの自宅に連れて帰り、いつものようにチャッピーの近くに座ると、膝の上に乗ってきてくれました。

最後に甘えてくれたことがすごく嬉しかったです。

シェルターに戻って、お友達の猫たちの顔を見て、安心して力が抜けてしまったのかもしれません。

さっきまで普通だったチャッピーが、目を離した一瞬で倒れてしまいました。

最後は苦しまずに虹の橋を渡ったのだと思います。

手術に耐えて、頑張ったチャッピー。

ずっと大好きだよ。

天国でもたくさん食べて、楽しく過ごしてね。

チャッピー、今までありがとう。

 

 

 

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