免疫介在性溶結性貧血のゆうちゃんの今後の治療方針についてお知らせです。
まず、これまでの治療経過についてです。
9/28 嘔吐下痢が激しく病院へ、脾臓がかなり腫れており、全摘出
10/12 抜糸、病理検査の結果を見る→脾血種(出血性梗塞)
10/28 尿に血が混じり病院へ、膀胱炎と診断
10/29 朝からふらふらで歩けなくなる、病院へ→免疫介在性溶血性貧血と診断、血球容積比8%
ステロイド、免疫抑制剤を処方
10/31 輸血1回目、タックから血をもらう、このとき血球容積比9%
11/4 血球容積比28%まで上がる
11/10 血球容積比25.9%
11/16 血球容積比14.7% これまでの免疫抑制剤の量を増やす
11/17 輸血2回目、ノックから血をもらう、このころから下痢血便、食欲低下
11/21 血球容積比20% 免疫抑制剤の種類を変える、下痢止めも追加で処方
11/22 嘔吐の症状が出たので病院へ、点滴と吐き気止めの注射
11/25 別の病院へセカンドオピニオンを受ける、今後の治療方針を相談
これまで何度も病院に通い、ゆうがよくなるように治療、輸血を行ってきましたが、
元気になったのは1回目の輸血の直後だけでした。
最近は下痢止めを飲んでも下痢、血便が止まりません。
元気もあまり無いようです。
車に乗せるたびに病院に連れていかれることを分かって悲しむゆうを見るのがつらい時もありました。
25日に今後の治療方針を話し合い、輸血をするのはあと2回までにすることを決めました。
理由は、供血犬のリスクが一番大きいです。
ゆうは300mlほどタックやノックから血をもらっています。
この量は大変多い量で、供血犬にもしかすると影響が出る値です。
ゆうを何とか生き延びさせるために、今後いつ終わるかわからない輸血を、
供血犬にたくさんのリスクを負わせながらやっていくのはどうなのか...。
そしてSORAから供血できる犬は残りデールとシロクマのみです。
この2頭からの輸血が終了すれば、次はだれかに供血犬を借りることになります。
その犬に万一のことがあった際の責任は重すぎると考えました。
ゆうも病院ばっかり行くのではなくて、体力があるうちに楽しい場所にお出かけしたり、
友達のタックとデールと一緒に過ごすほうが良いのではないかと思いました。
最後に余命について先生に聞いたところ、残りあと少しではないかと言われました。
奇跡が起きることを信じて、ゆうが少しでも楽しく過ごせるように、
たくさん触れ合ってあげたいと思っています。
普通ならこの病気になって、こんなに生きていることは珍しいそうです。
ゆうちゃんの生命力、ゆうちゃんの頑張りを褒めてあげてください。