第8発電所の何だか変?の原因がわかりました。
最初に先日ソーラーレモン自身が悪いのではないか?という事でCH2とCH3のCTを入れ替えて見ていました。
すると今日こんなグラフが
赤のグラフが落ちているという事は、やはり3番目のパワコンがおかしいという事、レモン自体は悪くありませんでした
そこで現場へ行き本格調査、モニタをもう一度じっくり調べると電圧抑制とか温度抑制以外にエラーの記録があって
そのエラー履歴がどっさりあり 全てP-11エラー
P-11エラーは何かと思いネットで調べると、どうやら入力の電圧が高すぎるような事が書いてある
そこで全てのパワコンの蓋を開けて、入力電圧のチェックをしました。
こんないい天気だったので、フル発電のはずです、
他のパワコンの端子はほぼこれくらいの値でしたが
3番パワコンの2番と3番端子はびっくりする値、
でも時々250Vくらいに下がったり安定しません。
パネルの数が間違っているのかと線をたどって調べましたが、間違いは無いようです。
とにかく週明けにはサービスに連絡しなければいけません。
310V前後=開放電圧
つまり、PCSの入切が続いていますね。
PCSの可能性もありますが、交流側の端子ゆるみ、ケーブルの損傷(絶縁抵抗だけでも)を点検してみてください。
最悪、ブレーカーの故障なんてものも存在します。(これが厄介です)
あと他もギザギザなんで、東電側の電圧変動も関係ありますが、その際一部のPCSに電圧がかかる現象はけっこうあります。
撲滅には、ケーブルの太線化、PCSの連動化などがありますが、有料なのが普通です。(電気的な規制・基準点にはクリアしているので。)
シャープの保険に入ってないもので、(中古パワコンで入れなかった)修理は全て有料になるそうで、明日見に来てくれるだけで8千円ほど必要らしいです。このブログを見れば見に来なくても症状は分かりそうなものですが、サービスの人間の携帯に電話を入れても出ません、
徹底してますね。
グラフがギザギザなのは5分ごとの計測なので他の発電所でもこんな感じです。
この故障パワコンでも9割以上発電してますので、時間ごとにグラフで出るような監視装置ではわからなかったかもしれません。
PV入力過電圧でエラーになるのは450V超過とかだったと思うので、310Vなら本来は過電圧にはならないはずです。おそらくは過電圧検出機能が誤動作してパワコンが止まるんだと思います。検知電圧を半固定ボリュームで調整できるような回路だとしたら、ボリュームの接触不良の可能性がありますね。
基板交換で直るとは思いますが、保険未加入となると修理費が心配ですね。今後の事を考えるとオークションとかで予備の中古パワコンを何台か買っておいた方がいいかもしれません。壊れたらパワコン1台丸ごと交換して対応するということで。
サービスですが、全部のパーツ持ってサービスマンが来てくれればいいですが、実際には部品が無いからと言って出直しになるケースが多いです。10年の延長保証入ってるので出張費は取られないからまだいいですけど。
シャープのパワコンですが、リモコンを見た限りでは田淵のOEMのような気がします。
それでも単相はシャープのエンブレム付けてますが、3相なんかまんま田淵のですから困ります。
ファーウェイのパワコンなんか見ているともっと小さく出来るだろうと思いますが、何だかセンス無いです。
ところで、素人でも、パワコンの電圧って簡単に測っていいものですか?電気工事士の資格っているんでしたっけ?
厳密にはどうなんでしょう???
私はその昔 工業高校電気科卒なので無理やり取らされまして一応 電気工事士ですと言ってますが、お金もらっての工事はしたことが無いのでペーパードライバーです。