うちの猫にかぎって
猫との交流が台所内でおこなわれるとき、猫はいつもとは違ったかわいさを発揮する。つまり、猫特有の”アンタはアンタ、ワタシはワタシ”主義など、まるで辞書にないような顔をして、ベタベタの甘えん坊に変身する。ふだん、外であって”よぉ!”と声をかけても、”こんなブス、知り合いじゃない”みたいな顔をされ、いたく傷つく身としては、あのがむしゃらな愛情表現は、もう、たまらないくらいにかわいいのだ。
足にまとわりついていつまでも離れないから、ちょっと移動しようとすると、必ずといっていいほど猫の足かシッポを踏む。と”ウギャア”と怒る。たまに両手に何かを持ったまま、大きく一歩踏み出したときに踏んだりすると、なかなか足をあげられず、”ゴメン、ゴメン”と言いながらも、しばし踏んだままになってしまう。もちろん、”ウギャアアアアー”と、こちらが足を上げるまで抗議する。誰のせいでそうなるのかを全く考えていない、その自分勝手さも、そこはかとなくかわいい。
さて、エサをもらう段になると、、、、
こんな出だしで、ニンマリしながら読み始めました。
猫との交流が台所内でおこなわれるとき、猫はいつもとは違ったかわいさを発揮する。つまり、猫特有の”アンタはアンタ、ワタシはワタシ”主義など、まるで辞書にないような顔をして、ベタベタの甘えん坊に変身する。ふだん、外であって”よぉ!”と声をかけても、”こんなブス、知り合いじゃない”みたいな顔をされ、いたく傷つく身としては、あのがむしゃらな愛情表現は、もう、たまらないくらいにかわいいのだ。
足にまとわりついていつまでも離れないから、ちょっと移動しようとすると、必ずといっていいほど猫の足かシッポを踏む。と”ウギャア”と怒る。たまに両手に何かを持ったまま、大きく一歩踏み出したときに踏んだりすると、なかなか足をあげられず、”ゴメン、ゴメン”と言いながらも、しばし踏んだままになってしまう。もちろん、”ウギャアアアアー”と、こちらが足を上げるまで抗議する。誰のせいでそうなるのかを全く考えていない、その自分勝手さも、そこはかとなくかわいい。
さて、エサをもらう段になると、、、、
こんな出だしで、ニンマリしながら読み始めました。