佐賀ばそーつく

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従三位勲一等 原口忠次郎翁之像

2009-01-21 06:13:07 | 偉人碑
原口忠次郎
明治22(1889)~昭和51(1976)

 佐賀県小城郡芦刈町に生まれる。大正5年(1916)京都帝国大学を卒業、内務省に入省、東京土木出張所、新京国道建設所長、神戸、中国、四国などの土木出張所長を歴任。昭和20年(1945)神戸市局長、翌年復興本部長、神戸市助役を務め、昭和23年参議院議員に当選、翌年神戸市長に当選し、連続五期務める。神戸市長として神戸港などの港湾整備、六甲山ドライブウェーなど道路整備事業などに行政手腕をふるった。工学博士。(日本掃苔録より)

芦刈村道路元標探索中に発見。
旧芦刈町役場(現小城市役所芦刈庁舎)の片隅に立てられている。



旧内務省の道路畑に所属していたとなると、道路元標にも関わりを持っていたかもしれない。



台座裏の碑文は以下のとおり。

原口忠次郎翁は郷土が生んだ偉大なる政治家であり
又傑出した土木技術者である
日本の表玄関神戸の名市長として五期二十年数々の
功績は名誉市民第一号の栄誉に輝き特に港湾
架橋(夢のかけ橋)に関する識見手腕は世界の
原口博士として名高い。
又愛郷心篤く浄財の寄贈原口育英会への郷土
の子弟採用等異郷にあっても思いは常に故郷に
通っていた悠揚迫らず温容そのものの眼ざしは
果てしなく大きな夢を見つめ内に確固たる信念を
秘め強くたくましい実行力翁こそ正に進取不屈
の芦刈人の権化である
ここに胸像を刻み翁の御高徳を後世に記す
昭和五十二年三月  芦刈町長 田中博昭

【DATA】
従三位勲一等 原口忠次郎翁之像
佐賀県小城市芦刈町三王崎 小城市役所芦刈庁舎前
Mapfan


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2 コメント

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Unknown (cancan)
2009-01-21 11:03:56
道路元標探索お疲れさまです、元標はなくても何か再発見するものがありますね。
 天気が良くないので九州は諦めて茨城、福島辺りを回ってきました、もう気がつかれているかも知れませんが、国道901号の方で「神埼郡三瀬村」がUPされていましたよ(^_^;)
三瀬村 (sohtsuku)
2009-01-23 06:27:20
R901さんもすごいですよね。確か本拠地は岩手だったはず。

私は今有明海沿岸の市町村から攻めています。三瀬村は佐賀市といえども北の山間部。春になったら途中の村々の探索を含めて行こうかと思っています。

CanCanさんの18きっぷ旅行もすごいですね。
わたしも昔、急行銀河に自由席があったころですが、東京-佐賀を周遊券を使って片道24時間以上かけて移動したことがありますが、今はとても無理!

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