ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

危険予知と回避

2005-02-05 11:06:55 | Weblog
世の中は危険だと言うことを(危険になったよな)前提に行動するしかない。
最近、信号待ちでベビーカーを歩道の先端に止める母親をよく見かけるが、余りにも弱者優先を勘違いしていないだろうか。

例えば片側2車線以上の道路とする。
何かの拍子に向こう側の左側車道でバイクが転倒した(信号待ちにとっては一番遠い車線だ)。
転倒したバイクを避けようとした後続車はステアを右に切って右側車線にふくらむ。
その後続車の動きにびっくりした右側車線の車もステアを切って避けようとするが、
右折待ちしていた軽トラックに追突。弾みで軽トラックが対向車線に飛び出す。
対向車線右側車両は軽トラの動きにあわてて正面衝突を避けるため急ブレーキと左へステアを切り、左側車両に側面衝突。
左側車両も軽トラにびっくりして左へステアを切っていたので側面衝突で予想外に左(つまり歩道)へ行く。
そして横断歩道で信号待ちしていた人々に突っ込む。
偶然が重なっているが、あり得ない事故ではない。因果なんてこんなもんだ。
こんな時に信号機や電柱の陰、もしくは少し後ろで信号待ちしていれば、突っ込んできた車の直撃を避けることが出来る。

リスク回避ってこういうものだ。少し後ろにいると直撃を免れないだけじゃなく、一歩後ろに下がる時間的余裕も生まれる。
信号待ちの先頭に居るってことは後ろから突き飛ばされる可能性もあるわけで、それがチャリンコの転倒が起因かもしれない。

ホームでの電車待ちも同じ事。電車に巻き込まれる可能性は非常に小さいが、後ろから突き飛ばされる可能性はある。

歩道などで気をつけていると目の前の不用心な人がチャリンコにぶつけられたりするもんだ。
後ろから来たチャリが追い越せる空間を設けているとチャリンコにぶつけられることは減る。
後方への注意は前から来る人の視線などで確認するとよい。

いずれにしても危険があると想定することが重要だ。

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