郊外を歩くと水田の稲が吹く風にさざ波のようになびき、太陽にキラキラと反射して輝いています。
稲は人にとって大切な食べ物である米となる。見方を変え稲の立場からすると、人を利用しながらその種族の保存、拡大をはかっているとも言えよう。カトレアの花を見ると「まぁ綺麗 !」と感嘆の声を出す。カトレアは美しさで存在価値を出している。野菜、穀物、園芸植物など人にとって「役に立つ」から栽培しているに過ぎないが . . . 本文を読む
現代人は忙しくて空をゆっくりと見上げることが少なくなりました。
凧(たこ)揚(あ)げをして空を見るのは、頭の健康に良いと聞いたことがあります。生まれた年月での星座占いはするけれど、実際に星を見て占ってはいません。
古代中国の「北斗七星」は死を司り、「南斗六星」は生を司るということにより死ぬと北に頭を向ける北枕の習慣があります。食べるとすぐ死んで北枕に寝かされるフグにキタマクラというのがあります。 . . . 本文を読む
忘れ草はカンゾウ(ユリ科)、タバコ(ナス科)、シノブ(ウラボシ科)のことを言います。
忘れな草または忘るな草は、ワスレナグサ(ムラサキ科)のことです。
カンゾウ(ユリ科)は忘れ草として万葉集に四首でています。若い芽を食べれば憂いを忘れる「忘憂(ぼうゆう)草(そう)」として中国で言われていた。日本ではカンゾウの花や茎を身に付ける、あるいは植えることにより憂い、苦しみを忘れさせてくれるというまじない . . . 本文を読む
ソフトタッチ
ねえ あなた
やさしくしてね
宝物のように
わたしの花びら
そっと触れてね
せつなく熱く甘い蜜を
あなたにあげるわ
わたしの花びら
そっと触れてね
柔らかくかぐわしい幸せを
あなたにあげるわ
わたしの花びら
そっと触れてね
うごめく愛のミステリーを
あなたにあげるわ
朝の目覚めに
あなたに染まる
女神にしてね
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そして 友
僕には星に誓い
四十年連れ添った妻がいる
ひたすら純な清らかな心で
僕を支えてくれる
子供や孫に囲まれ
植物たちまで僕に話しかけてくれる
でも 僕は
思いっきり話をし
思いっきり心を拡げ
思いっきり心を通わせ
思いっきり信じることのできる
友が欲しい
これって 贅沢ですか
これって 夢ですか
でも 僕にお与えください
心の友を
心のときめきを
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シャイニングガール
神様
感謝の祈りを奉げます
かくも可愛く かくも気高い 娘を
僕に お与えくださったことを
この娘は
僕の彩り
僕の誇り
僕の希望
この娘は
僕の天使
僕の宝石
僕の命
僕はひざまずきます
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雨の中、傘をさして散歩する。木の下に入ると傘に当たる雨の音が変わる。連続音から不連続音となり、音も大きい。空から直接傘にあたるよりも、木の葉に伝わって落ちてくる音は、なごやかです。
針のような細い葉、広い巾の葉、木の種類によって音も違ってくる。
夏、散歩中の突然の雨。木陰の雨宿りには椎の木が頼りになります。
木の下まではなかなか濡れない、木陰の外はだんだんと、やがてすっかり濡れついには地 . . . 本文を読む
4月は進学、就職など新しい出発がある、めでたい月です。 めでたいと思えばきっと、めでたくなります。
松・竹・梅は、寒さに耐えながらもいつも新鮮であることから、中国では歳寒の三友というそうだ。
松は、百木の長として尊ばれているばかりでなく、常緑で生成発展の象徴として、めでたいとされる。色は変わらずに、霜や雪を「待つ」。 久しく歳を待つことから、公(おおやけ )の木:松と書き、文字を分解して十八公 . . . 本文を読む
風の日の植物観察も面白い。防塵メガネをかけ、冬にはマスクをつけて出かけます。葉っぱが風に裏返って、シロダモ(クスノキ科)、ホオノキ(モクレン科)がヒラヒラと白く綺麗です。
葉同士が触れ合う音も聞く事が出来る。クスノキ(クスノキ科)の葉は触れ合って他の音を消すので病院や学校の側に適しているかも。葉、枝、全体の揺れ方も観察できます。
サルスベリ(ミソハギ科)の花、ポプラ(ヤナギ科)の葉、ガマ(ガ . . . 本文を読む