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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

植物同士の好き嫌いコンパニオンプランツ

2012-11-15 06:50:57 | 植物
植物同士の好き嫌いも、人と何ら変わりません。しかし、人のようにわずかなことで感情が動き、感情という自分ではコントロールできない怪物を飼っているのではなく、植物自身が出す化学物質を空気・水・土を介して作用します。

 農家の人に何と何を植えたら仲がよく、また仲が悪いのは何でしょうかとお聞きする。散歩しては、「君達は元気よく生い茂っているけれど何故なのかい、君は元気がないけれどどうしたのかい」と聞くようにしている。

麦、サツマイモ、ジャガイモを収穫した後のナンキンマメ(落花生)は育つ、トウモロコシの後のダイコンも育つ。しかし、ウリ、カボチャ、ナスの後には何を植えても育ちが良くないとのことです。

 セイタカアワダチソウ、ヒメジョオン、ヨモギはススキが発芽しない物質を根から出し、自分の群落を作る。しかし、セイタカアワダチソウはあまりに繁茂すると、自家中毒により自らの発芽にも害が及ぶ。

 サルビアの葉は、キュウリの発芽を抑える揮発物質を出す。
 ナナカマドの果実や種子から雨に溶ける物質が流れ出し、他の植物の発芽を抑える。
 クルミの葉、果実から溶け出す物質は、他の広葉草本やツツジ科の低木を枯らす。
 ライラックの花は、そばにスズランがあると早く枯れてしまう。
 スズランとスイセン、ケシとランも仲が悪く早く枯れる。
 キャベツとシクラメンのある品種とはいつも憎み合っているので、一緒に植えると枯れしまう。

 スミレとライ麦を一緒に植えると、スミレは全部発芽し、スミレと小麦ではスミレは発芽しない。チューリップをコノテガシワと一緒にすると二倍新鮮に保つ。仲がいいのを共栄作物・コンパニオンプランツという。マリーゴールドとダイコン、ユウガオとネギなど。じっと観察して、自然の先生から教わろう。授業料も試験もありません。








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