つなぐ草ツナギにちなむ植物
草原の間をサラサラと透き通る水が音楽を奏でていた頃には、子供たちはドジョウやフナが友だちでした。さて、ようやく捕まえたものの、魚籠の用意をしていないし、今のようなポリ袋はない。ふと見ると、稲のように茎が長い草が生えている。根元から折り取って、魚をその茎に刺してつないで見ると具合よく持って帰ることが出来る。
そういうことから名前が付いた植物さん、ドジョウツナギ、ヒロハノドジョウツナギ、ミヤマドジョウツナギ(イネ科)である。イチゴをつなぐことから、イチゴツナギ、ミゾイチゴツナギ、オオイチゴツナギ(イネ科)がある。チダケサシ(ユキノシタ科)はチチタケというキノコを刺したと言われている。
一見、弱々しく細い茎だが、馬をつなぐことさえ出来るほど丈夫であることから名前がついたコマツナギ(マメ科)がある。病気の馬がコマツナギを見つけると、根が苦く胃の薬ということをちゃんと知っていて、根を掘って食べるとか。オニシバリ(ジンチョウゲ科)の樹皮は製紙原料。
草原の間をサラサラと透き通る水が音楽を奏でていた頃には、子供たちはドジョウやフナが友だちでした。さて、ようやく捕まえたものの、魚籠の用意をしていないし、今のようなポリ袋はない。ふと見ると、稲のように茎が長い草が生えている。根元から折り取って、魚をその茎に刺してつないで見ると具合よく持って帰ることが出来る。
そういうことから名前が付いた植物さん、ドジョウツナギ、ヒロハノドジョウツナギ、ミヤマドジョウツナギ(イネ科)である。イチゴをつなぐことから、イチゴツナギ、ミゾイチゴツナギ、オオイチゴツナギ(イネ科)がある。チダケサシ(ユキノシタ科)はチチタケというキノコを刺したと言われている。
一見、弱々しく細い茎だが、馬をつなぐことさえ出来るほど丈夫であることから名前がついたコマツナギ(マメ科)がある。病気の馬がコマツナギを見つけると、根が苦く胃の薬ということをちゃんと知っていて、根を掘って食べるとか。オニシバリ(ジンチョウゲ科)の樹皮は製紙原料。