石鹸のように泡が出るムクロジ、サイカチ、エゴノキなどの「あわ植物」、サンショウ、ヤナギタデのような「からい植物」、柿の渋のような「しぶい植物」が魚毒となり魚を取るのに使われました。
サンショウ(ミカン科)の木の皮を剥いで、大釜に入れ石灰と一緒に煮る。それを潰し団子にして小川や溝のウナギが居そうな所に入れる。しばらくすると土手にウナギが飛び上がった。それ程その団子の汁は辛く、しかも毒ではないので、そのウナギはすぐ食べることが出来た。ウナギをサンショウで捉まえるとは、ウナギとサンショウはナイスカップルです。
魚取り植物は、どのような作用を与えるのでしょうか。魚が死んでしまう植物と気絶して戻る植物がある。毒として使用される植物の化学物質のタイプによる生物活性について「民族植物学」 訳者 木俣美樹男、石井裕子 八坂書房に詳しいです。
ネムノキ(マメ科)の葉・水に浸け石で潰して、手で揉むと白い泡が出る、ムクロジの果皮、サイカチの葉や豆の莢、オニグルミ(クルミ科)の根、ヤナギタデ(タデ科)の葉、ムラサキシキブ(クマツヅラ科)の枝葉。
泡を作るサポニンを成分として持っている植物は多く、「あわ植物」はいずれも魚毒となる。例えば、サボンソウ(ナデシコ科)、アキノキリンソウ(キク科)、ボタンズル(キンポウゲ科)、ツバキ(ツバキ科)・ヘチマ(ウリ科)の種子、ミフクラギ(キョウチクトウ科)、ニシキウツギ、フジウツギ(フジウツギ科)の果実など。
海外ではムクロジ科、キョウチクトウ科、トウダイグサ科、サガリバナ科、キク科、フジウツギ科の種子や果皮、樹皮が魚毒となる。
魚毒で魚を取るのは昔の話で、今はやってはいけません。電気ショック、爆弾、化学薬品など荒っぽい違法なことも、もちろん論外です。
以上は、効果効能を保証しません。
サンショウ(ミカン科)の木の皮を剥いで、大釜に入れ石灰と一緒に煮る。それを潰し団子にして小川や溝のウナギが居そうな所に入れる。しばらくすると土手にウナギが飛び上がった。それ程その団子の汁は辛く、しかも毒ではないので、そのウナギはすぐ食べることが出来た。ウナギをサンショウで捉まえるとは、ウナギとサンショウはナイスカップルです。
魚取り植物は、どのような作用を与えるのでしょうか。魚が死んでしまう植物と気絶して戻る植物がある。毒として使用される植物の化学物質のタイプによる生物活性について「民族植物学」 訳者 木俣美樹男、石井裕子 八坂書房に詳しいです。
ネムノキ(マメ科)の葉・水に浸け石で潰して、手で揉むと白い泡が出る、ムクロジの果皮、サイカチの葉や豆の莢、オニグルミ(クルミ科)の根、ヤナギタデ(タデ科)の葉、ムラサキシキブ(クマツヅラ科)の枝葉。
泡を作るサポニンを成分として持っている植物は多く、「あわ植物」はいずれも魚毒となる。例えば、サボンソウ(ナデシコ科)、アキノキリンソウ(キク科)、ボタンズル(キンポウゲ科)、ツバキ(ツバキ科)・ヘチマ(ウリ科)の種子、ミフクラギ(キョウチクトウ科)、ニシキウツギ、フジウツギ(フジウツギ科)の果実など。
海外ではムクロジ科、キョウチクトウ科、トウダイグサ科、サガリバナ科、キク科、フジウツギ科の種子や果皮、樹皮が魚毒となる。
魚毒で魚を取るのは昔の話で、今はやってはいけません。電気ショック、爆弾、化学薬品など荒っぽい違法なことも、もちろん論外です。
以上は、効果効能を保証しません。