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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

ナス科の仲間は多彩

2012-11-06 19:08:34 | 植物
 ナスのご一族は、圧倒的に毒で盛り上がっています。毒のお好きな方々。私の書棚にも、毒の話・山崎幹夫・中公新書、危ない薬・青山正明・データハウス、身近にある毒草100種の見分け方・中井将善・全国社、有毒植物・矢萩信夫・ニュー・サイエンス社などにたっぷり記述されています。
 瞳パッチリの美女、発狂して走り回る方、殺虫、防カビ、鎮静、催眠、鎮咳、麻酔、強壮など多士済々。手に負えません。食用のジャガイモ君でも,芽にステロイド系の有毒アルカロイドのソラニンを含んでいます。お名前の一部をご紹介します。

観賞用の花・ペチュニア、ホオズキ、クコ、トマト、ピーマン、トウガラシぐらいがまともで多くは癖だらけです。まずタバコ、コロンブスのアメリカ大陸発見からスタート、原住民がパイプで吸っていてそれを原住民がタバコと言った説、ニコチンはフランス駐在ポルトガル大使ジャン・ニコから。ニコチンは有毒で子供が2本の誤飲で死亡する殺虫剤。

チョウセンアサガオ、これはダツラ、マンダラケ、キチガイナスビとか言われ要注意。アメリカチョウセンアサガオ、ヨウシュチョウセンアサガア、シロバナヨウシュチョウセンアサガオ、コダチチョウセンアサガオなど、盛夏花がトランペツト状で目立ち、黄色、白、クリーム色など美しいがご注意。特に目立つお綺麗なお方には丁重に、ウツカリしていたら敵に早変わり。葉、花、果実ちょっとでも手に触れたらすぐ手をお洗いください、洗わないでウツカリ目を触ったら大変です、お子さんにも注意してあげてください。
ベラドンナ、ハシリドロコロ、ワルナスビ、ゴウシュウナス、ヒヨドリジョウゴ、イヌホウズキ、ヒヨス、キンギンナス、ハダカホウズキ、ヤマホロシ、マルバノホロシ、メジロホオズキ、リュウキュウヤナギ、タマサンゴ、ヤマホウズキ、イガホオズキ、センナリホオズキ、オオセンナリなどなど、秋ヒヨドリジョウゴの赤い実、いかにも美味しそうでヒヨドリが食べる、鳥が食べから安心などとんでもありません、人には有毒です。科は違いますが、いかにもうまそうで猛毒なのは、ドクウツギのつややかな赤い果実、鳥は大丈夫ですが、子供は悲惨な生涯を終えます、植物さんに詳しい人に、実際に聞いてから触ってください。結構、自然は怖いことをします。





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