ツルや茎、葉をちぎると切り口から白い乳状の液が出てくる植物さんがあります。そういうのを乳草といっていました。数十種類がありますが、キク科、トウダイグサ科、クワ科、ヒルガオ科が身近なものです。
ゴム質を含んでいて、傷口を閉じ細菌やカビの侵入を防ぎ、苦味や有毒成分で動物に食べられないようにするためでしょうか。
クワ科は、観葉植物のインドゴムの木(ゴムを採集するのはトウダイグサ科のパラゴムの木)、イチヂクの葉や果実(花(か)のうという)を切ると乳液がしたたるように出てくる。パイナップルと同じようにタンパク質分解酵素パパインを含んでいるので口の周りや皮膚につくと痒くなり荒れます。肉料理の後に食べると消化にいいでしょう。
海岸に多いイヌビワは、イチヂクと同じような形のミニ花のうをつけ暗紫色に熟すと食べられます。古名をチチノキで果実をチチノミと言った。ツル植物のイタビカズラもクワ科。
キク科は、野菜のレタス、サニーレタスやタンポポ、ノゲシ、オニノゲシ、ニガナ、ヤブタビラコ、グアユール(米国)など。
トウダイグサ科やガガイモ科は、乳液が皮膚につくとかぶれ、有毒なものが多いので気をつけましょう。トウダイグサ科では、まずクリスマスの飾り花ポインセチア。ポインセチアは、1825年にアメリカの外交官でメキシコに赴任していたポインセットがアメリカに紹介したことにちなむ。トウダイグサ、ナツトウダイ、タカトウダイ、ノウルシ、ニシキソウ、コニシキソウ、シラキ、セアラゴム(米国)など。
ガガイモ科は、ガガイモ、イケマ、デザート・ミルクウィード(米国)など。サツマイモ(ヒルガオ科)の芋を傷つけると白い汁が出ます。キキョウ科のツルニンジン。キョウチクトウ科のテイカカズラなど。
イチョウの雄の古木には、枝の付け根に、乳房状のものが出てくる。でん粉質が蓄えられている。乳(ちち)銀杏(いちょう)、乳の木、乳樹などと言います。そうそう、今思い出しました。南アフリカにも「牛の木」というのがあって、牛乳とほとんど変わらない味、栄養、外観だということがファーブルの植物記・平凡社に出ていました。でも植物の白い汁はほとんど有毒なのでお気をつけください。この乳の木とパンの木があれば、働かないで毎日、踊り、歌い、恋をできます。僕は、働くのが好きでないのですぐこういうことを夢みます。
ゴム質を含んでいて、傷口を閉じ細菌やカビの侵入を防ぎ、苦味や有毒成分で動物に食べられないようにするためでしょうか。
クワ科は、観葉植物のインドゴムの木(ゴムを採集するのはトウダイグサ科のパラゴムの木)、イチヂクの葉や果実(花(か)のうという)を切ると乳液がしたたるように出てくる。パイナップルと同じようにタンパク質分解酵素パパインを含んでいるので口の周りや皮膚につくと痒くなり荒れます。肉料理の後に食べると消化にいいでしょう。
海岸に多いイヌビワは、イチヂクと同じような形のミニ花のうをつけ暗紫色に熟すと食べられます。古名をチチノキで果実をチチノミと言った。ツル植物のイタビカズラもクワ科。
キク科は、野菜のレタス、サニーレタスやタンポポ、ノゲシ、オニノゲシ、ニガナ、ヤブタビラコ、グアユール(米国)など。
トウダイグサ科やガガイモ科は、乳液が皮膚につくとかぶれ、有毒なものが多いので気をつけましょう。トウダイグサ科では、まずクリスマスの飾り花ポインセチア。ポインセチアは、1825年にアメリカの外交官でメキシコに赴任していたポインセットがアメリカに紹介したことにちなむ。トウダイグサ、ナツトウダイ、タカトウダイ、ノウルシ、ニシキソウ、コニシキソウ、シラキ、セアラゴム(米国)など。
ガガイモ科は、ガガイモ、イケマ、デザート・ミルクウィード(米国)など。サツマイモ(ヒルガオ科)の芋を傷つけると白い汁が出ます。キキョウ科のツルニンジン。キョウチクトウ科のテイカカズラなど。
イチョウの雄の古木には、枝の付け根に、乳房状のものが出てくる。でん粉質が蓄えられている。乳(ちち)銀杏(いちょう)、乳の木、乳樹などと言います。そうそう、今思い出しました。南アフリカにも「牛の木」というのがあって、牛乳とほとんど変わらない味、栄養、外観だということがファーブルの植物記・平凡社に出ていました。でも植物の白い汁はほとんど有毒なのでお気をつけください。この乳の木とパンの木があれば、働かないで毎日、踊り、歌い、恋をできます。僕は、働くのが好きでないのですぐこういうことを夢みます。