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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

苦い植物のヒキオコシ

2012-11-12 12:52:20 | 植物
約25年前、ヒキオコシの種子を庭にまいたところ、同じ場所から毎年芽が出てきます。あまり日の当らない場所に植え、草丈が伸びると刈ったりして、冷たくあしらっているのに大変じょうぶな多年草です。苦味健胃用として植えていますが、幸いなことにヒキオコシにすがったことはありません。草丈は50から150センチになり、茎は四角く、下向きの毛が密生し、葉は広卵形で先はとがり、縁に鋸(きょ)歯(し)がある。茎葉とも強い苦味と特有の臭いがある。8~9月頃、枝先の葉の間から花穂を伸ばし、淡紫色の小唇形をした花をつける。苦味成分のプレクトランチンは40万倍に薄めた水溶液にもまだ苦味が残るという。同じ健胃剤の重曹と混ぜると、苦味が消え効果がなくなってしまうそうです。

「和漢三才図会」に、昔山中で腹痛のために倒れていた病人が、弘法大師からこの草を噛むように教えられ、噛んだところ病が治り、起き上がつて旅を続けたことから、病人を「ひき起こす」という意味で名づけられました。伝説としてはできすぎていますし、何かウソっぽい気がします。

ゲンノショウコ(現証拠)も罹病にたちまち効くことから名づけられ、昔の人のネ-ミング感覚もたいしたものだというのか、現代と同じくオーバーのような気がします。別名の延命草も起死回生の妙薬から・・。
今は「生き過ぎに注意?」の時代です。短命であれば、年金、病気、仕事、介護、老後のあらゆる心配から解放されます。安楽死できる「安楽草」を見つければ、弘法大師のように名を残せるかもしれません。
夏と秋に根元から刈り取り、水洗いしてから、日干しにして乾燥する。類似のクロバナヒキオコシ(黒花引起し)も同様に用いる。花は暗紫色、葉質は薄く、葉脈は明瞭。花は9~10月頃。カメバヒキオコシ(亀葉引起し)の苦味は少なく、薬用にしない。葉の先が3裂、中央の裂片が尾状に長い形を亀の尾に見立てたものです。
以上は効果効能を保証しません。



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