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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

タンポポレシピとコーヒー と消しゴム

2012-10-28 13:15:16 | 植物
  タンポポ(蒲公英、鼓草)。 根を細かく切り乾燥し、フライパンで香の出るまで炒る。 コーヒーミルで粉砕し、コーヒー、紅茶のように飲む。 いたって簡単で健康によいそうです。
キク科の多年草。葉のギザギザの部分からライオンのたてがみや歯の形に似ているので、英語ではダンデ(歯)ライオンといいます。薬草というよりは、いろいろと楽しめる楽草です。

やる気が出ない時、体調のすぐれない時、花や葉をてんぷら、油いため、おひたしにします。葉っぱには苦味がありますので、ゆでて、十分水にさらしてアクを抜いて、白あえ、胡麻あえ、おひたしにします。生のまま味噌漬けにしてもよい。
花は、ゆでて三杯酢、根はコーヒーまたはキンピラにします。
成分は、花の色はカロチン系のルティン、タラキサンチン。葉には、ビタミンB1やCが多く、苦味もある。根にはイヌリン、ステリン、脂肪酸、コリン等が含まれているそうです。

タンポポからは白い汁が出て、これにはゴムが含まれている。中国天山地方原産のコクサギスタンポポ(コークサギツ:ロシアタンポポともいう)は、旧ソ連でゴムを採取するために栽培され、乾根中10~20%のゴムを含む。クリミア半島のクリムサギツというタンポポには6~8%中央アジアカラタウ山脈のタウサギツというタンポポには40%を含む。タンポポ消しゴムを作ってみては如何でしょうか。ゴムの木だけからゴムがとれるのではないし、植物の成分についての教材になるのでは。白い汁をガラスにつけて乾燥するだけといたってシンプルです。白い液のでる植物は基本的にゴム成分を含んでいます。
植物の種類によるケシゴムの違いなどというのも面白いかもしれません。
タンポポ巻き・一口おにぎり タンポポの葉を良く洗い手のひらにひろげ、その上にごはんを一口のせる。ごはんの上に胡麻味噌をのせ、葉でくるりとまいて食べる。胡麻味噌は、フライパンに油をひき、味噌、すりごま、砂糖を練り合わせ火を通す。
野菜用のタンポポの葉、レタスのような葉の幅が20cmぐらいあるのは食用にし、花はニガミを利用しワインの味を上品に引き締めるためにワインの味付けに使うそうです。

 外来の西洋タンポポと在来の日本タンポポの区別、分布など最近の研究で変わってきているそうです。純粋の西洋タンポポは、ほとんどなく西洋と日本の交配した西洋タンポポとのこと。
やる気のないとき、タンポポでやる気を出しましょう。ただ、やる気は出たけれどやる事がない場合はどうしましょう。
以上は、効果効能を保証するものではありません。


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