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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

 原日本人と植物との関係と歴史を空想する

2012-11-22 17:13:10 | 植物エッセイ
「赤毛のアン」のように空想するのが好き。原日本人、縄文人、弥生人が次つぎと日本列島にやって来た。先輩たちは、何を携えて来たのでしょうか。犬は猟犬、番犬として早くから連れてきたことでしょう。猫は稲をネズミに食べられないよう、ネズミ捕りとして弥生時代ごろにはやってきたことでしょう。また遣隋使、遣唐使のころ仏教の経典や書籍を船で運ぶ時、ネズミに齧(かじ)られないよう船に乗せたことでしょう。 「稲とヒガ . . . 本文を読む

植物のへそ発見、落花生、蚕豆、ネーブル・オレンジ、ウリ

2012-11-22 17:11:11 | 植物エッセイ
 夏、電車に乗っていたおじいさんの目の前に、へそ出しルックのお嬢さんが立ち、思わず「色即是空(しきそくぜくう)」と、経を唱えたそうだ。 ニュースでゴルフの女子プロがスウィングする時、チラッと見えるおへそは可愛く、ゴルフ番組をつい見てしまいます。  落花生の掘りたてを、洗った殻ごと枝豆のように茹でて食べるのが好きです。ある時、その殻をむいていると、種子と殻とが絹糸のような細い糸で繋がっていること . . . 本文を読む

植物に何も感じない「植物不感症」

2012-11-20 17:13:00 | 植物エッセイ
作家の幸田 文さんは「都会の子はれんげの情趣に飢えつつ、飢えているとも気付かず育って行き、植物不感症の成人になる。」とお書きになっており、植物不感症なる言葉を知りました。 幼い時から植物さんと親しみ、老年を迎えた僕にとって、植物に関心がないとはどういうことなのか考えたことがありませんでした。物心ついた時から成人し、社会人になるまで、緑の植物と離れ、植物に全く関心を持たない生活を送るとはどういうこと . . . 本文を読む

植物同士の会話、植物コミュニケーション

2012-11-20 17:11:38 | 植物エッセイ
小さな家庭菜園をやっていると、野菜を狙って空から地からあらゆるものが襲ってくる。鳥、昆虫、昆虫の幼虫、ナメクジ、カタツムリ、ダンゴムシ、目に見えないウイルス、細菌など。 人にとって美味しいように改良されているので、他の生物にとってもよだれが出るほど魅力的なのでしょう。 繊維が少ない、甘い、味が良い、タンニン・サポニン・強い香り成分などが少ない。過保護でひ弱なので、種・土を消毒、肥料・農薬をたっぷ . . . 本文を読む

身体に残る先祖の記憶

2012-11-20 17:09:56 | 植物エッセイ
 遺産と言えば土地、家屋、株,債券、預貯金、金などこの世で「大切なもの」と思われている物でしょう。こういった物は生きていればの価値に過ぎないし、時の変化で価値が変わり、無くなってしまう「幻の物」です。幻を求めても幻のようになってしまいますが、これからもずっと無くならないものは何でしょうか。 ・ 人の祖先がアフリカを出て世界に広がる長い旅を始めた時、その場所その場所で携えてきた種を播きそして更に種 . . . 本文を読む

否定的な言葉を避けることを植物のシキミから学ぶ

2012-11-17 06:58:31 | 植物エッセイ
否定的な言葉を避けることを植物のシキミから学ぶ シキミ(樒)はモクレン科の常緑小喬木で、墓前や仏前にそなえるサカキの一種です。 果実が有毒なので、悪(あ)しき実(み)というので、「あ」を取ってシキミと言うそうです? これは駄目だ、うまくいくはずがない、どうせ見込みがない、あいつは気に食わない・・・・ などの否定的、悲観的、相手をみくびり、やる気をなくす言葉は、「悪しき言葉」なので、略してシキバ . . . 本文を読む

身土不二と植物そして環境と生物との一体関係

2012-11-17 06:54:51 | 植物エッセイ
身土不二と植物そして環境と生物との一体関係 古代の東洋医学は、「身土(しんど)不二(ふじ)」の原則を教えています。身体と環境とは、一体であるということです。生物は、環境の子ということです。 花の色が、赤紫の関西のゲンノショウコを関東に持ってきて植えていると、白に変わってくるそうです。 優秀な毛の柔らかいアラビア馬を輸入し、飼っていると毛のコワイ馬になってしまう。小さな家庭菜園を耕していますが、地 . . . 本文を読む

植物の徳と賢人の植物への想い

2012-11-17 06:50:13 | 植物エッセイ
植物の徳と賢人の植物への想い 世の中の事を見ていると、人はその人の好きな物、欲する物で滅びることが多いと思います。権力の好きな人はその権力で、お金を欲する人はそのお金で、お酒の好きな人は、お酒で…。その人は何が好きなのかを知ることが、その人の弱点を知ることになることでしょう。三国志でも、攻め難く、一番強いのは無欲の人なのだと書いてあったように思います。賢人達の植物への想いを紹介したい。 岡倉天 . . . 本文を読む

慈悲の心で動物と植物に接したい

2012-11-17 06:40:26 | 植物エッセイ
慈悲の心で動物と植物に接したい 南方の国では、肉は腐りやすいので動物を生きたまま檻(おり)に入れたり、足を括(くく)られて無造作に炎天下、ぶら下げられている。人がそばを通るたびにビクビクし、指をさすと自分の番だとキーキーと悲鳴を上げる。  日本でもグルメと言っては、生きた魚・海老・貝などを火に当てて焼いたり、お湯で茹でたり、生身を切断し、苦しみにもがきのたうつのを人は口に入れて舌鼓を打つ。売ら . . . 本文を読む

雨の木と水の木と旅人の木

2012-11-16 08:47:25 | 植物エッセイ
雨の木と水の木と旅人の木 クスノキ科の「雨の木」について、「植物のふしぎな生き方」スミルノフ著・阿部光伸訳・文一総合出版に「オレオダフナは雨の木として大昔から知られていて、この木についてはすでに大プリニウスも記述している。 原産地のカナリア諸島では海へ落ち込む断崖の岸辺に生えている。海から谷に沿って這いのぼった霧が葉の上で水滴となり、それが小雨のように地面に落ちる。カナリア諸島最西端のイエロ島に . . . 本文を読む