いい言葉のメモから
平凡ですが、まず徳川家康の家訓。
人の一生は、重荷を負うて遠き道をゆくが如し。いそぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば、困窮したる時を思い出すべし。
堪忍(かんにん)は無事長久の基(もとい)。いかりは敵と思え。
勝つことばかりを知りて負(まく)ることを知らざれば、害その身にいたる。
おのれを責(せ)めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり。 . . . 本文を読む
お金の変な性格
経営がいいと、銀行がぜひお金を借りてくれと担当者が頭を下げる。
新しく事業をしたいと銀行にお金を貸してくださいと頭を下げても、担当者は頭を上げたままである。これは銀行が悪いのではなくて、お金の性格によるものかもしれません。
お金がなんとしても欲しい、お金がないと生きてはいけないと渇望する人には、お金はやってきません、たまにお金がやってきてもアットいう間に逃げてしまうかもしれま . . . 本文を読む
一歩前に進もう
ともかく考え過ぎないで前に進もう。その結果が良くても悪くても、考え過ぎるのを止めよう。悪ければ行動しながら修正すればいいだけのことです。
歳をとるといろいろな経験をしているので、行動の前に考えるから、考え過ぎてなにもしなくなる、したくなくなる。何かやる前に考える、そうすると問題点が出てくる、心配になる、苦労するのは目にみえてくる、そんなことならやらないほうがいいと、否定する。 . . . 本文を読む
冬虫夏草の不思議
木の枝先にハエやアブが、しがみついて死んでいる。生きていたのが、まるで突然に凍ったようにじつとしている。体内に寄生した菌が繁殖し虫が死ぬ、そのまま地面に落ちてしまうと、菌にとって繁殖の機会がなくなる。枝先だと胞子を飛ばして、他の虫にとりつく可能性が出てくる。
「冬(とう)虫(ちゅう)夏草(かそう)を探しに行こう」 盛口満著 日経サイエンス社に次のように書かれています。
「 . . . 本文を読む
思いがけないお年玉
お母さんの一言が心に刻まれて、人生の指針になることがある。
ある人が小学校六年生のとき、新聞配達をしていた思い出が書いてありました。
「正月の元旦のことだった。いつもの日の何倍も厚く重い新聞を配り続けた。するとある家の郵便受けに「新聞配達さんへ」と書かれたお年玉袋が置いてあり、中に少しのお金が入っていた。家に帰り、私はこの意外なお年玉のことを母に報告した。するとこんなふ . . . 本文を読む
「幸せ」のあり方
小鳥が一生懸命さえずっている。その声を聞くと何か「幸せ」な気持ちになる。
「幸せ」とはいったい何であるのか、どういうものなのか分かりませんが、ともかく心が和やかになって、生きているという感じがします。
幸せとは人によって違うし、その人にとってある条件が満足されればそういう感じがするのでしょうか。
この小鳥はその声を聞く人に幸せを与えたいとか、与えるためにさえずっているのでは . . . 本文を読む
新年のスタート気合を入れる
友人が庭で草取りしていると時々、雉(きじ)が「ケーン、ケーン」とけたたましく鳴く、周りは静かで雉を驚かすようなことはしていないのに、不思議であると言う。これは恐らく、神社で拍手(かしわで)をするようなものでしょう。「こんにちは」という挨拶、願いをかなえるために神を呼び出す、あるいは邪気を払うことなどでしょう。雉は自然の中にいるのでいろいろな見えない災難が降りかかって . . . 本文を読む
不思議な金の輝き
金の輝きは不思議だ。1978年12月27日、ソ連がアフガンに侵攻した。1980年の年明けから金価格が高騰した、世界的な不安によるもので税込み小売価格が1g当たり6,495円(為替は1$227円)であった。1980年の正月、好奇心にかられて田中貴金属工業本社の茅場町(当時)に行ってみると、金の売り買いのお客がお店を取り囲み長蛇の列であった。1万円を突破すると言う人がいました。
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金と白金の輝き
西アフリカの展示会があって、出かけました。色鮮やかな布を使った民族衣装。お会いしたコートジボアール共和国の女性は背が高く綺麗だ。ネックレスやイヤリングが金色に輝く。
そうか、金のきらめきは黒い肌に似合うのか、確かに輝きでセクシーさが増す。
クラクラする、ウーンまいった。
インド、アフリカの人には金の輝きが素晴らしい。だが日本人の肌色には金よりもプラチナのほうが似合うような気 . . . 本文を読む
金と銀という言葉
東京銀座というと、輝きがあり、なんだかわくわくするような感じがします。光、新しさ、豪華、恋心、ハイカラ、センスがいい、高級といったイメージ。しかし銀よりも金の価格は高い。金座というよりは銀座というほうがしっくりしっとりとするのは不思議です。
「きん」と「ぎん」の違いは、「きん」には濁点、にごりがない、「ぎん」は濁点がありしかも最初の第一音がにごっている。この点が大違いです。 . . . 本文を読む