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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

経験の多様性

2013-02-25 06:57:12 | エッセイ
経験の多様性 植物や動物の種類が減って生命の多様性が失われてきている。 インターネット、テレビ、新聞などの情報手段の発達につれて、人々の意識、考え方も多様性が失われて均一化の方向に進んでいる。世界で起こった事柄が、アッという間に世界中の人が知ることになり、同じ考え、同じ行動をとるようになりました。ちょっとしたことに悲観的になったり、楽観的になったり、風にそよぐ植物のアシのようです。自然状態では . . . 本文を読む

時間分析

2013-02-24 08:05:17 | エッセイ
時間分析 時間は自分のもの、どのように使おうとそれは自分の勝手。この自分の時間を自分のため、心のおもむくままに使っているであろうか。 一日二四時間の中から、睡眠、食事、買い物、料理、後片付け、風呂、トイレと生活に必要な時間を引く、仕事をしている人は仕事の時間、乗り物に乗っている時間、身の回りのこまごまとした時間を引く、そうすると残りの時間が少なくなってきます。仕事の時間も自分の時間だと言うと . . . 本文を読む

小さいこと大きいこと

2013-02-23 06:26:19 | エッセイ
小さいこと大きいこと 小さいことをしっかりときっちり出来ないと、大きいことは出来ない。なるほどそういうことですか。もっともな考えのような気がします。 でも小さいことばかりをやっていると、いざ、大きいことをやろうとしても出来るのであろうか。小さいことに慣れてしまって、大きいことをやろうという気持ちになるのであろうか。逆に、大きいことばかりをやっていると、小さいことが出来るのであろうか、また小さい . . . 本文を読む

らしく、らしからぬ演技者

2013-02-22 07:01:36 | エッセイ
らしく、らしからぬ  テレビや映画のドラマを見て感激する、笑い涙をながす。画面の人と一体となりハラハラドキドキ、英雄になったり、美人になったり、金持ちになったり、子どもになったり、珍しい場所に行ったり、古代人になったり、宇宙人になったりと忙しい。 でも待てよ、これは俳優という職業の人が演じていて、それを自分が見ているだけである。演技なんだよなぁ。でも待てよ、と再び考える。人も生まれてから人生と . . . 本文を読む

植物にあやつられる

2013-02-21 06:37:16 | 植物エッセイ
植物にあやつられる お店に行って、お米や野菜、果物を買う。食べ物、美味しいから買う。これは人間の勝手な考えで、植物にとっては人間に美味しく食べてもらうのが目的ではない。植物にとっては自分の種から子孫を維持し増えれば、それでいいこと。人間がお米や野菜、果物を植えている、それでその種は生命を維持し、種の増加となっている。つまり植物が人間を「使って、」利用しているのにすぎない。人間が栽培しているが、 . . . 本文を読む

老後とはなんだろうか

2013-02-20 06:48:23 | エッセイ
老後とはなんだろうか  近所の八十代半ばのご婦人が、「老後のために貯金をしている」と言う。いったい老後とはいつのことをいうのだろうか。たしかに「老後」という言葉は、あいまいでよくわかりません。偉大な白川静博士の「常用字解」平凡社を開いてみました。「老」は死に近いという意味を示している、「老後」は年老いたのち、と出ています。「老後」とは「死に近づくまでのこと」あるいは、「年老いたのち」、つまり . . . 本文を読む

カラスはなぜ知るの

2013-02-19 06:34:53 | エッセイ
カラスはなぜ知るの 夕方の街の広報で、明日の何時から何時までなんとかという地区でカラスの駆除を行います。ご注意くださいとの放送がある。そうすると駆除の当日には、毎日ドンチャン騒ぎでしたい放題のカラスが、なんとかという地区から姿を消してしまう。 「人の話しの内容がわかるのだろうか、まったく不思議だよね」とこういう話をたびたび耳にします。カラスは、言葉を理解していなくても、言葉ではないテレパシーの . . . 本文を読む

不要品回収のマイクの音

2013-02-18 07:32:10 | エッセイ
不要品回収のマイクの音  家庭菜園で草取り、野菜は育たなくても草は季節にかかわらず立派に成長する。家庭草園だ。 不要品回収の移動車からのマイクの音が風に乗って聞こえてくる。ご家庭でご不要になった、バイク、ノートパソコン、液晶テレビ、ビデオ回収します。処分にお困りの物はご相談にあがります。お声をおかけください。 なるほど、要らない物が家の中から無くなればスッキリするよね。処分お願いしますと言う . . . 本文を読む

意識しない意識

2013-02-17 06:31:00 | エッセイ
意識しない意識 表があるから裏がある。陽があるから陰がある。愚かがあるから賢いがある。美人も不美人があるから存在する。意識も無意識があるから意識となる。すべては同じように意味があって大切です。どれがいい、どれが悪いということはありません。価値は相対的で絶対ということがないということでしょう。 熟練した職人が見かけ上は簡単に手足を動かして見事な物を作り、まるで無意識的動作のように見えます。しか . . . 本文を読む

すべてが借り物

2013-02-16 06:57:30 | エッセイ
すべてが借り物  机に座って本を読む。読んでいる日本語はどなたか先輩たちの工夫と努力によって出来たもの。そこに書かれていることも、多くの人の考えと感性の積み重ねです。本自体、紙やインク、製本技術などもそうです。身の回りのもの全てが、そうであり自分で作った物、工夫した物など一つもありません。いえいえ、こう言う自分でさえ、両親のお陰でこの世に生まれることができましたが、元は地球上の元素の組み合わせ . . . 本文を読む