NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

続・タイムトラベラー

2016-01-09 | ドラマ

続・タイムトラベラー


新春歌会始の儀 秀歌撰 越中一国三十三観音のご詠歌

2016-01-09 | 報告

第三十二番札所  小川山千光寺

 

「たにのおがわ  たたえてあいの いろもみゆ  またそのあとは くむひとぞしる」


意味不明の故に、住職さんに詳しくお尋ねする予定でしたが、あいにく葬式、法事等により聞けませんでした。

 

改めて訪問する所存です。


ぼくの予想では、紺碧の美しい川の水を汲むようなイメージではないかと思います(全く違うやも知れませぬ)。


ご詠歌とは

宗教的なメタファーとのことですが、歌としても秀逸だと思います。


昨日

住職さんの一人に

なぜ浄土真宗に観音信仰がないのかをお尋ねしたところ、阿弥陀如来に信心が専一であるためと申されました。

 

織田信長公と衝突した一向宗は、むしろ一神教の如き先鋭さを有していたようです。

 

今回のふるさと文学探訪は

より深い宗教社会学

民俗学、文化人類学的な洞察に至る過程のように思いました。

 

高橋記(ふるさと文学発掘ボランティア)

 

 

観音堂の仁王様

 



新春歌会始の儀 秀歌撰 大伴家持公

2016-01-09 | 報告

「立山の雪し来らしも早月の河の渡り瀬鐙浸かすも」

 

意訳:立山の雪による早月川の水が多いので、甲冑が濡れて大変だ。

 

魚津総合公園

 

 

「越の海の信濃の浜を行き暮らし  長き春日も忘れて思へや」

 

意訳:魚津市か射水市の浜を行ったり来たり。国守の勤めにありながら妻を思う。

 

魚津市北鬼江

 

「片貝の川の瀬清く行く水の絶ゆることなく あり通ひ見む」

 

意訳:片貝川の水は紺碧で美しく、いつも豊かである。私も立山に行き続けよう。

 

大徳寺

 


新春歌会始の儀 秀歌撰 上杉謙信公

2016-01-09 | 報告

「もののふの鎧の袖を片しきて枕に近き初雁の声」

 

意訳:越中に入った上杉謙信公が、甲冑に包まれながら寝ていると(戦状態)、鳥の鳴き声が聞こえた(秋よのう)。


感想:有事にありながら、歌を詠む謙信公の豪胆と繊細なる芸術的なセンスが垣間見れる秀歌である。


高橋(撰者)




平成27年度 芸術文化事業 「新春歌会始の儀」 の報告。

2016-01-09 | 報告

魚津城址の上杉謙信公歌碑から始まり

小川山千光寺のご詠歌で終了しました。

 

その歩みは

あらみたま(荒魂)が

改心と聖化によって清められ

聖なるものへと変ずる

人類の道標であります。

 

参加:服部氏・高橋氏

 

取材:富山新聞社様(謝謝)

 

 

高橋記

 

 

始まりは魚津城址