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我が家の建築奮闘記!

~紀州材を産地直送して念願のマイホームを建てました!

べにや無何有 2

2010-09-08 | お出かけ
前回のブログ如何でしたか。つたない画像・文章で申し訳ありませんが、
「べにや無何有」さんの良さを感じ取って頂けたら嬉しく思います。
仲良くして頂いているばとさんringo-kamakuraさんから続きの記事を期待され、
プレッシャーを感じているsobachaです・・・
詳しくお伝えしようと思ったら、ついつい画像が多くなってしまいました
ではお待たせしました!早速、館内・お料理などをご紹介したいと思います。


 シンプルでゆったりとしたライブラリー 

  画像では分かりにくいのですが、 室内に居ながらにして外の緑と一体になれるような明るい空間です。
          真中に置かれている子供用にピッタリな小さな椅子も可愛い。。。
    
            座り心地の良い素敵な籐の椅子が良く合っています。 


    奥に進むと、先ほどとは対照的で、黒を基調とした上質な大人のシックな空間が広がります。 
          ル・コルビジェのテーブルの上には素敵なガラスのチェスが置かれていました。
                      
   

       本棚には普段なかなか手にすることのないマニアックな本 がずらりと並んでいます。 
                 フロントに申し出れば、お部屋に持ち出し可能です。


 円庭 
おだやかな「円」の中に、こんこんと水の湧き出す円泉の庭。
水の力を身体いっぱいに受け止める場として作られた円庭が、こころと身体を癒してくれる場所としてつくられました。 

グラフィックデザイナー<原研哉>さんの作品。 
この<つくばい>には仕掛けがあり、落ちてくる水玉が、円錐の中を転がり、
小さな方寸の中に消えていくそうです。ただ残念なことにメンテの最中で見ることは出来ず。残念  

 スパ「円庭施術院」。 
薬草を使用し、床に並べられたマットレスの上で受ける施術は珍しく、とても評判です。
        一度体験してみたい。。。けどお高い  
                       
                  館内の至るところにセンス良く飾られている草木達。 
                    女将さんが庭から摘んで生けられるのでしょうね。

                  「無何有」さんには、色つきのお花は合いません。


                 素敵! と思わず感嘆の声を上げてしまいました。「方林」。 
            広い空間にそびえ立つ柱。背筋がピンとなるような不思議な緊張感が広がります。 
  
     大地をあらわす「方」のなかに「林」となる柱。林という字は「集まる」という状態を意味していて、 
   方林は、人が集い、新しい出来事と出会う場所。そんな意味がこの場所には込められているそうです。

          久々の登場、悟りを開いたかのような?穏やかな表情の主人(笑)
             あえて空調設備を設けず、自然のままにしているそうで、
        至るところで、パシッと木の馴染む音が響き、まるで生きているかのようでした。
             こちらでは朝なんと女将さんの手解きで、ヨガが行われます。   

                 21時には真っ暗な空間に行灯が灯されます。 
          
 ゆらゆらとゆらめくやわらかな灯火は、幻想的な空間を造り出していました。  


                  
                       センス良く飾られているオブジェの数々。  

         オーナーさんは、建築・インテリアがお好きなんだなぁ~と随所で感じられました  
                     
      なぜだか気になるこの可愛い椅子。色合いといい丸みといい、座り心地もなかなかです  


       昼間の明るさとはガラっと変わり、夜は照明が作り出す光と影の空間が広がります。 
       飾られた草木やインテリアなどに、ところどころ照明が当てられアクセントになっていました。
                とても落ち着き、自然とお休みモードに入っていきます。

           雑誌コーナー  では、「Pen」や「Casa」、「家庭画報」などが置かれています。 
                持ち出し自由なのでお部屋でゆっくり読むことができます。
           お気に入りの雑誌が多く嬉しかった。。。夫婦で何度も往復し読み耽けていました。
               反対側にはパソコンスペース がありインターネットも可能です。

      ショップでは、お部屋で使用されているほとんどの備品や器などが販売されています。  
               欲しいモノはたくさんありましたが、価格も素敵すぎて

                      お宿の楽しみの一つと言えば、お食事。
       主婦としては上げ全据え膳でゆったりとお食事が頂けるというのは、何より嬉しいですよね  

                可愛い手書きのおしながき。女将さんの手書きです。 

 先付  白和え                      前肴 加賀橋立港より 毛蟹  

 冷し雲丹小茶碗                     向付 加賀橋立港より 平目そぎ造り  

 焼き物 富山・庄川より 若鮎の塩焼き        加賀野菜炊き合わせ  

 名物合鴨つみれ鍋。竹筒に入ったつみれを仲居さんが慣れた手付きで作ってくれます。とても美味しかったです 

 お鍋の後は雑炊です 

 お漬物。デザートの撮影を忘れてしまいまいました。  お夜食にはしそ細巻きを用意してくれます。 

お夕食は地元の吟味された素材を生かした上品なお料理で、女性には調度良い量だと思うのですが、
しっかり食べたい男性(主人も )には物足りないかもしれません。 
お料理が運ばれる度に<足りな~い>ビームがsobachaに送られてましたから。(爆)
お鍋の後に作られる雑炊を残さず平らげていました (恥ずかしい。。。

方林のテラス。
立派な赤松が目に飛び込んできました。美しい夕焼けが眺められます。

朝ごはんメニュー。挿し絵入りで可愛い  

平松牧場の朝搾りたての牛乳にフレッシュジュース

 朝ごはんはご覧の通り品数豊富!釜で炊かれたごはんがとても美味しかった  
器も朝食にピッタリな爽やかな色合いで素敵でしたよ。 
こちらは主人も大満足のようでした。 もちろん釜のごはんは残らず平らげてました

食後には希望でオリジナルコーヒー が頂けます。  

毎度のことながらチェックアウトぎりぎりまで滞在し、 
女将さんをはじめ、支配人・仲居さんに見送られながらお宿を後にしました。
お部屋の壁は珪藻土・障子は手漉き和紙・畳には小松いぐさが使われ、
地の素材をふんだんに使ったお料理には、人工調味料を一切使っていない。そして温泉・・・。
お宿全体が自然そのもの。
「べにや無何有」さんは、期待通りの居心地の良い、素敵なお宿でした。
機会があれば是非、女友達と一緒に訪れたいと思います。
その時はお部屋を変えて、洋室に泊まってみたいなぁ~。  

「う~ん、素敵なお宿」と思ったあなた。
「行ってみた~い」と思ったあなたも。
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べにや無何有 1 

2010-08-31 | お出かけ
8月は何かと忙しくバタバタしていたsobacha\(゜ロ\)(/ロ゜)/
日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝夕過ごしやすくなってきましたね。

今年は主人の夏季休暇が遅く、お出掛けには最高 と楽しみにしていましたが、
随分前から計画をしていた小旅行先は、マイカーでかなりの移動時間がかかる。。。 
相変わらず衰えることのない猛暑。。。 体力的にも自信のない夫婦。。。 
ということで、直前にキャンセルすることに 
急遽、ずっと訪れたいと思っていたお宿、加賀の山代温泉にある
べにや無何有 」さんにお邪魔することにしました。

有名な建築家「竹山聖」さんが設計を手掛けられたお宿。期待に胸が高鳴ります。
「無何有」とは、荘子が好んだ言葉で「何もないこと、無為である」という意味。
すなわち、何もない、何の役にもたたないと思われるものほど、豊かな存在なのだと。。。
はっとさせられる言葉ですよね。

トップの画像。前庭を通りながら、館内へ向かいます。センス良く植えられ手入れされた山草が素敵です 

館内に一歩足を踏み入れて、まず想像していたエントランスロビーと違い驚きました
      華美な装飾はされておらず、シンプルモダンな空間が広がります。
大きなピクチャーウインドウから飛び込んで来る緑が眩いばかりに美しい。素敵な空間です。

季節ごとに移り変わる自然の表情が何よりの演出で、訪れるお客様を楽しませることでしょう。

記帳をしながら、ウエルカム ドリンクの搾りたて「りんごジュース」」を頂きました。う~ん美味  

sobacha夫婦がお世話なった離れ<新館>に向かいます。
   客室は全部で17室。sobacha夫婦好みのお宿です
        右手には青竹が植えられ素敵です。
木々に囲まれ、かすかな木洩れ日のある薄暗い(でも心地よい)アプローチを陽の光に向かって歩くこの空間が好きです  

 和・洋室どちらにしようかちょっぴり悩みましたが、やはり和室を希望しました。
荘子の「虚室生白」という言葉。部屋はからっぽなほど光が満ちる。何もないところにこそ自由な、とらわれない心がある。
       心を空にしていると自ずと真理を悟る事ができるという喩えだそうです。

シンプルな居心地の良いお部屋。この場所から眺める緑と陽の光が何よりのご馳走で癒されます。日本人に生まれて良かった・・・
              全ての客室から自然の山庭が眺めることが出来ます。 
希望だったハンモックが使用できるお部屋だったため、月見台に早速取り付けて頂きました。
ただ・・・暑くて長時間は無理 。 季節が良ければお気に入りの一冊 を読んだり、お昼寝をしたり、もちろん月見にも最適ですね! 
       我が家にこういう場所が持てたら最高 ですが、現実は無理かな。。。  

少し狭いですがシンプルなシャワーブース。使い勝手が良くてこれで十分だと思いました。 
         露天風呂に繋がっているため圧迫感もありません。

今ではめずらしくありませんが、客室露天風呂 はこちらが発祥だそうです
       客室は全室露天風呂付き。気軽に入れるのが良いですよねぇ~。 
        山代のお湯はマイルドで、お肌がつるつるになります。 

「ひびのこづえ」さんデザインの履物       こちらも「ひびのこづえ」さんデザインのオリジナル浴衣
   日本のひのきが使用されています。           こちらのお庭をイメージしてデザインされたそうです。 
        履き心地抜群                     各2枚ずつセットされています 
私達に合わせ男性用・女性用が準備されている
        配慮も素晴らしい。。。  

蚊取り線香 も用意されています。         アメニティはオリジナル。全て揃っています。  
線香たては南部鉄瓶。蚊取り線香も立派なオブジェですね 
     備品も素敵なモノばかりでした。

長くなりましたので、館内やお食事などは次回にお届けしたいと思います。
はい、分かっています。なるべく早くですよね。

<素敵なお宿 >と思ったあなた。
<次回の更新楽しみにしているよ~(早めにね)>と思ったあなたも。
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丸山千枚田オーナー

2010-05-14 | お出かけ
先日熊野を訪れて下さったアシェットさんご夫妻
熊野をとても気に入っていただいたようで嬉しい。。。
電話でメールで盛り上がりました。

アシェットさんから一緒に「丸山千枚田」の
オーナーにならないかとお誘いを受けました。
丸山千枚田は、高低差100mの斜面一面に、
大小1340枚の稲田が並ぶ棚田
その美しさを画像から感じ取っていただけるかと思います

残念なことに時代とともに荒廃田が増え
その素晴らしい景観の棚田を守ろうと
地域による取り組みがスタート
オーナー制度を取り入れて、
その活動に賛同してくれる人を募っています

オーナーになると100㎡の棚田を与えられ、
田植えや稲狩り時  に地域の方達と一緒に作業に参加
(それ以外の作業にも参加出来、昔ながらの農作業の体験ができます)
日常の草取りや水の管理は、ふるさと公社が担当してくれます。
正しく、美味しいとこ取りですね(笑)


オーナーになるのかって?
もちろん、即OK!
もちろん、主人も参加!!(笑)
アシェットさんご夫妻と一緒に、熊野に足を運ぶ機会が増えそうです
                 
4人でやれば、慣れない作業も楽しくて、きっとさっさと終わるはず 
体力のないsobachaだって、きっときっと大丈夫さぁ~

いつもsobachaに元気と新しい風 を吹き込んでくれる彼女に
いっぱ~い感謝をしています   


<丸山千枚田、美しい~>と思ったあなた。
<私もオーナーになりたいなぁ~ >と思ったあなたも。
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藪内佐斗司作品展  かね吉画廊

2010-05-08 | お出かけ
「遷都1300年祭 マスコットキャラクター せんとくん」の作者として有名な薮内佐斗司先生。
東京藝術大学大学院文化財保存学教授をされています。
主人が随分前から大ファンで、sobachaも初めて作品を拝見してからあまりの可愛さ
すっかり虜 に(笑)なってしまいました。
作品は日本国内の各地 に設置されているので、
皆さんもどこかでご覧になっているかも知れません
中部地区では、高山市内・新岐阜駅前・三重県の牛銀番茶亭などで見られます


少し前になりますが、名古屋市内にある かね吉画廊 さんで作品展があり主人と出掛けました。


お店の前には大きな「上向き童子」が飾ってあります。 
時にはゴミを持たされていたり 、帽子をかぶらされていたり と<いたずら>もされるそうですが
社長さんは「そうやって皆さんに愛されて頂けたらいいんですよ 」と笑っていました。<寛大だ~
社長さんは長年、薮内先生と交流があり、色んなお話を聞かせてくれました。
想像通りの素敵な先生です いつかお会いしたいなぁ~。


1999年にパリで開催された「籔内佐斗司の世界・色心不二」展の最初の部屋を飾った「 一粒万倍童子」
社長さんもパリにご一緒されたそうです。
 

薮内先生の数多くの作品の中でsobacha夫婦は愛らしい「童子」が大好きです。
             「朝露童子」 

            「かぶあげ童子」

社長さんから加賀市内にある「うるし蔵美術館」を紹介して頂きました
何でも薮内作品の展示数は国内最大で、初期から現在までの名作が展示されているそうです。
う~ん想像するだけでワクワクします。是非近いうちにお邪魔したい。。。
その時はブログでもご報告をしますね(^_-)-☆


<作品見たことあるよ>と思ったあなた。
<童子好きかも。。。>と思ったあなたも。
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「御宿 The Earth」

2010-04-10 | お出かけ
皆さんお久しぶりです!お元気ですか  
「御宿 The Earth」のレポートもそのままで・・・
言い訳になりますがパソコン がダウンしてしまい、
途中のお料理などの画像がすべてダメになってしまいました
大切な旅行の想い出も一緒に・・・
バックアップを取っていなかったので悲しかった

でもSobachaがお宿をご紹介するまでもなく、
素敵なお宿をメディアが放っておく訳がありません
「STORY」をはじめ「家庭画報」など数多くの雑誌 で取り上げられ、
とても有名なお宿 になりました。
※sobachaもあちこちでオススメをしました   
               
  
  
  ウエルカムシャンパン!   お部屋にはフルーツなど。

  sobachaがお世話になった「フォレストスイート」 
    ゆったりとしたセンスの良いお部屋です 

            和室もあります 

         アメニティグッズも充実!  
     1枚2,500円もする パックもあって嬉しい~  

 内風呂・露天風呂 が完備されています 
 
スタッフの方々の初々しく温かい心のこもったおもてなし、行き届いたサービス、
高級感あふれる施設、心地よくのんびりと過ごすことができます 。

お食事の内容も食べることが大好きな私達夫婦にとって大満足でした。
Sobacha がお世話になった時は、偶然お客様が少なくて(滅多にないそうです)
夕食後、副女将と料理長を交えて遅くまで話に花が咲きました
大阪出身の料理長は、繊細なお料理からは想像も付かないほど(失礼)
気さくで豪快な方でして 、副女将もとても素敵な女性です
※料理長からお部屋に「ももいちご」の差し入れまでいただいて

「普段忙しくされている方」、「都会の慌ただしい生活を離れてのんびりしたい方」に
是非おすすめしたいお宿。
ゆっくり と時間が過ぎ、心身共にリフレッシュできます。
リピーターや連泊されるお客様が多いも頷けます  

帰りは料理長自ら申し出てお見送りまでしてもらって (笑)
今年も機会があれば是非お邪魔したいと思っています
sobacha夫婦の超お気に入りのお宿となりました

翌日は別の人気のお宿にお世話になりましたが、
食事の内容などはとても良かったのですが・・・
「御宿 The Earth」に連泊でお世話になれば良かったと後悔しました
こちらのお宿のレポートは、画像もないので、なしということで・・・

<う~ん、行ってみたい~!>と思ったあなた。
<お料理の画像見たかった・・・>と思ったあなたも。ポッチよろしくお願いします。
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           【館内の画像の一部をご紹介!!】

 どんなお宿だろうと想像力をかきたてられる素敵なエントランス
         ライトアップされるととても素敵です

                  展望台  

                 ラウンジ 


                 ライブラリー 


                 大浴場 

     湯上り処?マッサージチェアーも設置されています 


        木がふんだんに使用されていましたが・・・ 
     何処に行っても我が家の木と比較してしまう夫婦  
     娘の私が言うのも何ですが和田木材商会の木は綺麗
       質の良い材木だと思います。我が家は幸せです              

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