神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.289 国家総動員法

2024-09-11 00:18:35 | 文書・文献
(1)日陰はだいぶ涼しくなってきましたが、日向は相変わらずですね。
 イモムシの「あんちゃん」は、今日も上の方で元気でしたが、葉がなくなった芯を日除けに使ってしがみついていました。もうちょっとで蛹になるのかもしれません。
 それから、すぐ左に丸まった葉っぱ見えます。ここに別のインベーダー〔居候〕がいます。これでは自前のキンカンの収穫は無理ですね。
 いま、キンカンはワンパックいくらでしたか・・・。ウ~ム!
    

(2)あと1ヶ月もすればすーっと秋風が冷たくなってきます。過ごしやすくなってくるとはいえ、夏が好きな私としては、「夏の名残をいかにとやせん」といった寂しい季節になります。
 ところで、それまでの間ですむと思いますが、来週の16日(月)から1ヶ月ほど、目の治療をお願いすることになりました。
 静かに治療すればじきに済むことで、とくに心配なことはありませんが、このブログをNo.291で中断することとしました。ご覧になってくださっている皆さんには申し訳ありませんが、ご承知おきくださいますようにお願いいたします。
    
     にらの花が咲きました

【コレクション 83】
 きょうは「国家総動員法」です。


 パンフの大きさは、B5判、8㌻です。B5判4枚分の横長の用紙を、左右から4分の1を折り込み、さらにそれを二つ折りするとできます。
 全体は、
 1㌻ 上掲
 広げると 左が7㌻、右が2㌻で、4氏の推薦文があります。
 ここは読むに堪えますから、下に載せて説明を略します。ゆっくりお読みください。
       2㌻


       3㌻()


 3㌻ 組見本
 4~6㌻ 国家総動員法及関係法規類集目次
 8㌻ 刊行案内 A5判 3066㌻ 定価5万4千円 日本図書センター 1989年 
    国家総動員法史と時期区分の主要史実
 以上です。

 日中戦争が始まって、戦況がだんだん行き詰ってくると、国内のありとあらゆるものをつぎつぎに駆り立てないと間に合わなくなりました。ですから、国家総動員法は「国家死に物狂い法」とでもいうべきです。
 いまのロシアももうそうだろうと思いますけど、先の見通せない消耗戦とか、負け戦になってくると、国家〔とその指導者}は延命のために見境なく国民を駆り立て、国民から取り立てるようになります。悲惨です。
「欲しがりません、勝つまでは」なんていうスローガンがありましたが、あれはいかにも国民が自発的に唱えたように見えますが、じつはやらせ。さもしいかぎりです。 
 そうならないためには、軍事をやらないと宣言し、国連憲章に則って言葉の力で解決すると呼びかけること、これです。
 きょうはここで。

          
    甲斐駒ヶ岳(山梨大学キャンパスより)
     いい山でした。いずれ。
コメント
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