神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.261 天狗平-唐松岳

2024-08-13 22:52:38 | 
(1)【2日目つづき】
 きょうは、天狗平ー唐松岳の所です。
    
 天狗平を9:15に通過し、天狗ノ頭を経ると「天狗の大下り」になります。
 地図には「ガレ縁」「登降注意」とあります。ここは山の縁が自然崩壊して岩がもろくなっています。そのため、晴れて乾燥するとガラガラと崩れ、雨が降って濡れると滑るという難所です。登りも降りも滑りやすく注意が必要です。岩場の難所ではありません。
 私は、ここを下ったところで、反対方向から来た人と情報交換しましたが、その人はここを前にも通過したことがあるそうで、「あっち〔私が行く方〕は難所といえば難所だけど、鎖にしっかりつかまっていれば大丈夫だけど、こっち〔私が来た方〕は滑るから怖い」といってました。
 降り終わると「不帰〔かえらず〕キレット〔切れ込んだ最低地点〕」です。11:00にそこを通過しました。
 そしてすぐに、北側が一気に切れ込んだ「不帰の嶮」です。
 入り口に、遭難者の慰霊のために建てた小さな地蔵尊があります。しかし、鎖がしっかりと着いていますし、道端も十分ありますから、左下は見えないくらい切れ込んでいますが、対抗者も来なくて渋滞ぜずに通過できました。最後は、大きな岩の上を思い切って立ち上がって亘ると、もう普通の稜線を思わせる「平地」でした。そして、二峰を経て唐松岳です。

(2)つぎの写真は、「天狗ノ大下り」に入る直前のところです。
 遠くに見えるのが鹿島槍ヶ岳、その手前が五竜岳、左手前にうっすらと見えるのが唐松岳のようです。全体に舞い上がったガスに隠れていますが、この間の切れ込んだところが「不帰の嶮」です。
    

(3)ところが、この間に撮った写真が1枚もありません。まあ、当然ですね。
 仕方ありませんから、ちょっと先回りして、五竜岳から撮った写真を見ることにします。
 上の地図と対比しながら見てください。
 一番手前が、地図に「22→」とある右側の「八方尾根」から来た分岐点です。
 つぎが「唐松岳」、その向こうに「不帰の嶮」と「天狗の大下り」、上がって「天狗ノ頭」いちばん高いのが「白馬岳」、その奥で右方向に連なるのが「小蓮華岳」で、そこを右方向に下ると「白馬大池」となります。こうしてみると大きいですね。
    
 
 この続きはまた明日に。

   
     ミヤマアカネ

【コレクション 56】
 きょうは、『世界の戦場から』です。
    
 
 大さはA5判横で、4㌻です。
 1㌻ 上掲
 2㌻~3㌻ 「編者のことば」と編者紹介のほか、「9.11後の激変する世界のなかで、人間の視点に立って戦争の現実と真実を伝える報道写真ドキュメンタリー」のキャッチ・コピーと、全11冊のフォト・ジャーナリストと書名・代表写真1枚ずつが配されています。
 4㌻ 特色 装丁見本 
    刊行案内 A5判 80㌻ 1700円 2003年 岩波書店 

 以上です。
 これを見ると、たとえばイスラエルはずっと今のような戦争をやってますね。世界でも多かれ少なかれ同じです。なぜでしょうか。「死の商人」がいるからですね。それも、国家丸抱えの、軍とツーカーの大軍事産業があるからですね。日本も例外ではありませんし、アメリカは、あれほど犠牲があってもまだ銃の所持さえ解決できていません。
 今、日本ではどんどん軍事強化されています。沖縄本島だけでなく、南西諸島の軍事基地化がどんどん進められ、住民との軋轢を増しています。困ったことです。
 憲法9条を維持し、国連憲章を尊重して平和外交に徹する。これがいちばんの安全策です。 
 戦後の日本政府がやってきた防衛政策は、ポツダム宣言にも、日本国憲法にも反する愚行です。無駄なことに税金を使って周辺国を刺激し、2重3重に国民を窮地に立たせるということはやめるべきです。
 言葉の力で平和を! 言葉に力あれ!
 
 きょうはここで
         
     静かな草むらです
コメント
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