16日お天気に誘われてでかけた先は迦葉山 「かしょうざん」と読みます。
沼田市の北 武尊山の谷あいに位置するお寺
迦葉山へのお参りにはならわしがあって、最初の年にはこの中峰堂から天狗面を借りて帰ります。
次回のお参りには借りた面を持ってきて、さらに門前の店で新しい面を購入、お寺に納めます。そして、また別の面を借りてくるというものです。
この写真の右側が借りる天狗面、左側が返した天狗のお面
棚には初めは小さいものから借りていきましょうと書いてありました。
家に持ち帰ったら 神棚に・・・とも書いてもありましたが、
家に神棚がないので、借りて帰ることはあきらめました。
「借りる」と言う表現 なかなか趣のある言いまわしだと思いませんか?
さて、上の写真にもあるように、中峰堂の中には大きな天狗面が2つ納められていました。
こちらは、昭和14年に勝運と武運を願い、五万人の祈願札を貼り作られた日本一の大天狗面
(顔の丈:6.5m、 鼻の高さ:2.8m)
こちらは昭和46年に交通安全を祈願して作られた「交通安全身代わり大天狗」
(顔の丈:5.5m、鼻の高さ:2.7m)
開運守護の天狗さまの大きさはお参りした人を驚かせるものだと思います。
この大きなお面とは別のものですが、沼田祭りでは大きな天狗面が御神輿になって担がれますね。
今頃になって、
やっぱり 天狗のお面借りてくればよかった・・・と、振り返って、思っています。
毎年拝んでもらってくるのですが
お面はまだ借りた事はありません
子供の頃から行ってますが
「お借り面」はいつから始まったのかなぁ
ある年にきゅうに始まったシステム?です
来年は借りてみようかな
そうなんですか?
初めていった者としてはちょっと不思議な気持ち
借りて御利益に授かりたいものですね・・・
菅沼 山小屋お土産店に伺えなくてすみませんでした!